第八章 『新しい、新しい顔たち!』
白い光が空で強さを増していく。ジャングルの闇が次第に引いていく。
モルテムの槍はすでに半分が燃え尽き、もはや炎は消えていた。
数時間の歩行は彼の体を疲弊させ、足は微かに震え、踵は引き裂かれていた。
プリム・クィスは膝まで脚が伸び、二本目の腕もほぼ完全に再生していた。
二匹の大きなスライムが、依然として二人を追い続けていた。
(眠りたい……。怪物ども、頼むから眠らせてくれ……。ここにはまともな太陽すらない。明るくはなるが、夜明けは来ない。太陽は地平線から昇るわけでもなく、ただ明るくなったり暗くなったりするだけだ。しかも、いつも頭の真上に……ふむ……)
モルテムはプリム・クィスを抱えたまま、スライムたちのほうを振り返った。それらはもう、最初の出会いのときほど明るくはなかった。炎が中にあるとしてもごくわずかで、全体の色彩はオレンジ色から灰色に近づいていた。
「こんなに低く落ちたくはなかったが、疲れた…」モルテムは肺いっぱいに空気を吸い込んだ。「助けてくれ! 助けが必要だ! 助けてくれ! 早く!」生存者はプリム・クィスを木のそばに横たえると、スライムたちのほうへと向き直った。
(原則として、俺の懇願は誰にも聞こえなかったかもしれない。もし俺が間違っていれば、長く待つことはないだろう。俺たちは助けられるか、あるいは食われるかだ。また。)
怪物はすでにモルテムから数歩のところまで迫っていた。彼は残された半分の槍を両手でしっかりと握りしめていた。
怪物が手の届く距離にまで迫ると、戦士は鋭い動きで武器を振り回し始めた。今回、刃は貫通するだけでなく、生き物の体の一部を切り取った。
「そうか、お前たちは突き刺すのではなく、切り刻むべきなんだな! 最初からそう言ってくれればよかったのに!」飛び散ったスライムの欠片を、他の同胞たちが拾い集め始めたが、それを見たモルテムは彼らをも追い払い始めた。「俺はなんて馬鹿なんだ!」
寝不足で赤くなった戦士の目は見開かれ、視線はどこにも長く留まることなく彷徨い、顔は絶え間ない感情豊かな表情によってそれ自体の人生を生きていた。微笑みは固定されておらず、まるで人間が笑いをこらえようとしながらも毎秒その戦いに敗れているかのように、広くなったり狭くなったりしていた。モルテムがマニアックにスライムたちを追い回し始めたとき、数歩先にある大きな葉の陰には、二つの謎めいたシルエットが隠れていた。
「どうやら……あいつは狂ってしまったようだ。木のそばに横たわっている者を静かに連れ去るか?」
「狂暴な獣から獲物を奪うというのか? 嫌だ、嫌だ、嫌だ。槍を投げる準備をしろ」
「しかし、彼は助けを求めて叫んでいた。ならば、彼と話ができるかもしれない」人間はすでに隠れ家から立ち上がろうとしたが、相棒が彼を止めた。
「スライムどものことで助けを求めて叫ぶなんて、あいつは頭がイカれている。狂人がもっと大きな何かを引き寄せるために叫んでいるんだ。そうだ……それに加えて……」モルテムをより注意深く観察し始めた。
「ハ・ハ・ハ・ハ! いつになったらまともに休めるんだ!? お前たちから! お前ら全員から! すべてのものから!」生存者は、もう最後の力を振り絞ってスライムたちを追い回しながら、今にも躓きそうになりながら叫んでいた。
「それに、なぜ彼があの意識のない人間を必要とするんだ、手足がまた生えてくるのを待って、それから切り落として食う以外に。しかも自分で持ち歩いている。ヤバいな」——その男は立ち上がり始め、槍を振りかぶる準備を始めたが、地面に叩きつけられる音がした。
モルテムは地面に倒れた。
「あいつ……死んだのか?」横たわる生存者のほうに自分たちの槍を向けながら、二人の人間はゆっくりと彼に近づいていった。
「あいつは……休んでいるんだ。基本的にはここでの違いはあまりない。足のない男を連れて行くぞ」
「じゃあ、あいつに槍を投げつけるのはどうするんだ? なんでそんな慈悲をかけるんだ?」
「俺は彼が邪魔にならないように槍を投げたかったんだ。たとえ彼が人食いでも、後で彼のところに戻るさ、もし獣どもに食われていなければな」——すでに二人でプリム・クィスを抱え上げ、モルテムから遠ざけていく。
「もっと食料だ、俺たちにとって余計にはならない…」
「じゃあ、彼と話して、彼を助けるのはどうするんだ? なぜそんな血に飢えてるんだ?」
「ああ。わかった。黙れ。」
二人の男がプリム・クィスをジャングルの奥深くへと運び去る一方、モルテムはうつ伏せのまま微動だにせず横たわっていた。その肩はかすかな呼吸に合わせてわずかに上下している。両腕は力なく投げ出され、その姿勢は、ただその場に崩れ落ちて即座に眠りに落ちたかのように、不自然なほど重々しかった。まぶたが閉じられると、現実が視界から消え去り、深い眠りへと取って代わられた。だが残念ながら、現実との違いはほんのわずかしかなかった。
夜、モルテムは焚き火の向かいにあたる木の下に、プリム・クィスのそばに位置を取った。二人ともぐっすりと眠っていた。周囲の唯一の光源であるその炎に、数体の灰色のスライムが近づき、火を飲み込んでいった。数秒後、火床の中で彼らは一つの存在となり、オレンジ色の色合いを帯びた。二人の座っている人間を超えるほどの大きさに成長し、彼らに向かって進んでいた。音もなく地面を這うと、眠っているモルテムの体へと這い上がり始めた。首筋まで滑り込むとそこに集まって収縮し、次の瞬間、突如として広がって頭部全体をすっぽりと包み込んだ。
モルテムは即座に目を覚まし、顔に何かが張り付いていることに気づいたが、時すでに遅かった。叫び声は誰にも届かない。彼が口を開けると、スライムは内部へと滑り込み、喉を満たして助けを求める最後の可能性さえ奪い去った。手で化け物を引き剥がそうと必死にもがいたが、そのせいでモンスターは一層明るく輝きを増し、指や頭部の皮膚を文字通り焼き焦がした。モルテムはパニックの中で左右にふらつき、ついに地面に倒れると、痛みでもがき始めた。ドロりとしたオレンジ色の液体が目から滲み出し、眼球を完全に焼き潰していく。苦悶は頭蓋骨が部分的に露出した途端に終わり、怪物は完全に体内へと侵入し、内臓を貪り食った。
昼、モルテムはスライムたちを追い払いながら顔面から地面に倒れたまさにその場所で、恐怖の表情を浮かべて目を覚ました。絶対的な静寂があった。戦士はパニックになりながら自分の体の完全性を確認し、足から頭まで全てを両手で触って確かめた。彼は辺りを見回し、呼吸は少しずつ正常に戻っていった。
「プリム=クイス? どこにいる……?」
モルテムは疑問に苛まれながら、ジャングルの奥深くへとさらに歩み進めていった。木々は樹冠を空へと伸ばし、まさに足元には巨大な葉が勢いよく生い茂っていた。それらは地表を這い、端を絡み合わせ、重く艶のある平らな面で地面にほとんど触れていた。これらの一つの巨大な葉のそばで、彼は突然、突き出ている両足を目にした。彼はゆっくりと近づき、道を塞いでいる緑をかき分けようとしたが、間に合わなかった。誰かの手が激しく彼のの手首を掴んだ。
灰色のスライムが人間の頭を包み込んでおり、濃い液体を通してよく見ると、それはプリム・クィスだった。
「嫌だ! 止めてくれ! やめろ!」
頭の上のモンスターに操られたプリム・クィスは、モルテムを地面に押し倒し、彼の首を絞め始めた。
「お前を信じたのに! 俺は身を犠牲にしたんだ! なのに、お前は何をした!? 一体何をしていたんだ!?」
モルテムは手で払いのけようとしたが、粘液には関係なかった。それは徐々に光り始め、発火し、プリム・クィスの顔と目を焼き尽くしていった。まるで頭蓋骨が炎に包まれているかのようだった。
「お前は俺に何をした!? なぜ俺はお前を信じたんだ!? なぜだ!? なぜ俺はお前のせいで苦しむんだ!?」——プリム・クィスは目の前に横たわる獲物に向かって叫び始めた。
モルテムが最後に考えたこと:
(俺は…わからない。わからない…何もわからない…)
目を閉じ、絶対的な闇へと沈み、静寂が訪れた。どこか遠くから聞き取れない物音が聞こえ始めるまで、一つの音もなかった。そして数秒後、足音、話し声、叫び声がはっきりと聞こえた。
「おい! 異邦人、起きろ! 起・き・ろ!」——モルテムは怠そうに目を開け、目の前のぼやけたシルエットが見えた。それが軽く彼の頬を叩いていた。
モルテムの両手は背中に回され、柱に、正確には地面に突き刺された大きな木の枝に縛られていた。
「村長を呼べ! あいつが目を覚ますぞ!」
モルテムのそばを数人の野次馬が、彼にまったく注意を払うことなく通り過ぎていった。周囲にはいくつかの小さな家があり、それらの隠れ家にはせいぜい二人、しかも横になってしか隠れることができなかったが、一つだけ、普通の大きさのより大きな家があった。人々は植物の繊維や、何らかの生物の皮を着ていた。ある者は槍や蔦で作られた網を持って歩いており、またある者はいくつかの手足を失っていた。数分後、モルテムのもとに、浅黒い肌で白髪混じりの、背が高く筋肉質な男が近づいてきた。彼は向かい側に座り、足を組んだ。
「お前も耳にしたかもしれないが、俺が村長だ。そして俺は、お前がなぜ足のない人間を自分の近くで連れ回していたのかを知る必要がある。な・ぜ・だ?」
モルテムが何かを答えることができるまでに、徐々に目を覚ましながら数秒が経過した。
「なぜ俺がお前たちにそもそも何かを話さなければならないんだ、あいつはどこだ? 足のない男はどこだ?」
「あいつは安全な場所にいる。そして、もしお前があいつをなぜ必要としていたのかを俺に話さないなら……まさにこの柱の上で、お前を生きたまま焼き殺してやる」背の高い見知らぬ男は、抑揚を変えることなく続けた。「お前はあいつの手足を切り落とし、それからそれを食っていた、そうだろ?」
「そして、誰がそうしないんだ?俺はすでに焼かれて食われた。野蛮人たちに食われた。「お前たちだって、食事の前に、自分の獲物と愛想を振りまくだろう?」足のない男はどこだ!?」
村長は考え込み、右手の指の背の上に自分の頭を重そうに落とし、顎と唇を支えた。
(柱に縛り付けられ、野蛮人たちに囲まれているのに、食料についてそのように心配するとは妙だ)
「もしお前が、なぜあの人間を守っていたのかを話すなら、お前を容赦してやろう、約束する」村長は、自分の視線で圧力をかけるかのように、モルテムの目をじっと見つめた。
(なぜ……? おそらく、プリム・クィスは、彼と一緒にいれば俺の苦しみがより少なくなっていくような人間に見えたからだ。結局のところ、食料は本当に多く手に入ったしな)
「あいつは、俺が生きたまま食われること以外に何も知らなかったときに、俺を助けてくれた。あいつは、俺に助けの手を差し伸べてくれた唯一の人間だ。俺はそんな人間を失わないことに決めたんだ。なぜなら、この無常の地の上に、他に誰かがいるのかどうか分からないからだ。どうやら……俺は大いに間違っていたようだ」
「そのためには本当に、一晩中スライムから逃げ回る必要があったのか?俺は、お前が棒で追い払っていた、あの『生きた水』のことを言っているんだ」
「俺はあいつらの名前を知らなかったし、何ができるのかも知らなかった。足のない男は俺にそれらについて話す時間がなかった。あいつの体の半分は巨大な魚に食いちぎられた、話の続きどころではなかった」
「ところで、その『足のない男』とお前の名前は何というんだ?」
(俺はお前にいかなる名前も言わない。俺の、あるいはプリム・クィスの名前を、もしあいつが生きていれば、お前が俺たちの信頼に付け入るために使うだろうからな)
「簡単には話さないぞ」——顔色一つ変えず、完全な自信を持ってモルテムは答えた。
「ふむ…彼はお前に自分の名前を言ったのか?」
「ああ、言った」
「よし。足のない奴が今どこでどうしているか教えてやろう、お前が彼の名前を言えば。たとえ彼が死んでいても、話すのに問題はないだろう?」
「彼が生きていたら問題だ。俺はもう十分にお前の質問に答えた。話す気がないなら、俺を解放するか、立ち去れ」
「約束通り、お前は容赦に値する。だが、解放するつもりはない。思い直したら、ただあいつの名前を叫べ」スタロスタは静かに地面から立ち上がり、足をはたき、モルテムから離れて最も高い家のほうへと去っていった。
(まあ、基本的にそこまで悪くはないか。プリム・クィスが死んでいれば、次は俺の番だったはずだ。つまり、あいつは生きている。たとえスタロスタが奴から俺の名前を聞いていたとしても、なぜ使わなかった?知らないなら、今頃調べに行っているはずだ。だが、もし知られたら……プリム・クィスは俺を売るだろう……くそっ)
そんな考えにふけりながら、モルテムはただ重くため息をついた。
その頃、村長は周辺で最も大きな小屋へと入っていったが、そこですら身を屈めなければ入れなかった。中はほとんど光がなく、葉と木の枝でできた屋根の隙間からわずかな光線が漏れているだけだった。中にはすでに二人の人物が座っていた。
一人は、蔓で作った額当てで長い黒髪を束ねた、豊かな黒髪の若者だった。片腕には木の樹皮で作られた小さな盾のようなものが縛り付けられており、もう一方の手には槍、腰には短剣を帯びている。
男の向かい側には、大きな葉や獣の皮で全身すっぽりと包み込んだ謎の異邦人が座っていた。目すら見えず、両手も衣服の中に隠されていた。
「未開人は白状しなかったのか?」
「いや、それに白状するつもりもないだろう。少なくとも、今日はな」——スタロスタは二人の向かいに座りながら答えた。
「餓死させてはどうだ?」——槍を持った戦士が会話を続けた。
「できるが、必要か? 彼はプリム・クィスが死んだと思い始めるだろう、そして俺たちがサディストだとも。殺す前に、自分の獲物を飢えで苦しめるとな。
「もしかしたら彼がプリム・クィスを苦しめているのかもしれない? 彼は食料には興味がなく、拷問だけだったのかもしれない。狂人はいくらでもいる、ましてや…目撃者たちは、彼がスライムを狂ったように追いかけ回していたと話している…スライムを!? それに、彼が眠っている間も、叫び、発作で暴れていた」——戦士は戸惑いながら反論した。
「お前は、初めてスライムを見た時の自分の反応を覚えていないのか? たとえお前が怖くなかったとしても、彼が怯える権利はある、たとえ彼でも。彼と話していると、狂ったサディストには見えない」
「彼はすべてについて嘘をつき、馬鹿のふりをすることができるし、彼がそうするのを妨げるものは何もない。そうだ、俺たちの誰についてだってそう言うことはできるが、俺たち全員の第一印象は間違いなくもっと良かった。村の安全、プリム・クィスの安全、そして……の安全を危険にさらすことは、」言葉を遮り、物言わぬ見知らぬ男と視線を交わしながら続け、「あんたたちの安全を、危険にさらすわけにはいかない。そもそも、なぜあんたは彼を必要としているんだ?」
村長には、一人の人間か村全体かの運命について、答えを考える時間が必要だった。モルテムの言葉を思い出しながら、彼は、一人の人間が半分になったプリム・クィスという重い荷物を持って一晩中走ることがいかに可能かを想像した。同じように、ジャングルで生き残る能力もある。
もしあいつがプリム・クィスのことをただの獲物か拷問のための肉としか見ていなかったなら、彼を置き去りにするほうが簡単だったはずだ。さもなければ、スライムによってさえ死ぬ危険があっただろう。眠ることも休むこともなく、一晩中守ることができるあいつの足と手は、俺たちに必要なんだ。そしてまさにお前こそが、誰よりも早く彼からの利益を目にすることになる。
「美しい響きだが、個人的には俺はここに座っている。彼を俺たちのもとに受け入れたいなら、受け入れればいい、だが外ではお前たち自身で彼と対処することになるぞ。」
「それに…彼には死んだプリム・クィスは必要ない。もし彼が自分の罪や犠牲者への拷問を隠したいのなら、逃げる前にそれを止めを刺すか、捕食者に残しただろう。彼はそれをしなかった。自分の愚かさと狂気のせいか、あるいは英雄主義か、一人でいることへの恐怖のせいだ。」
「俺たちの村については、あいつがプリム・クィスから聞き出したのかもしれない。しかし、自分の犠牲者が目を覚ますよりも早く村に受け入れられると期待していたなんて、あいつは完全なイディオットだ。あいつはプリム・クィスを殺していないことさえ知らないのかもしれないし、俺たちに死体を持ってきて救出について嘘をつき、俺たちの信頼を得るつもりだったのだろう。今すぐプリム・クィスから聞き出すほうが、はるかに簡単だったはずだ」
「あいつは必ず戻ってくる。肉体の後、自分の魂を回復させる時間が彼には必要なんだ。あいつがいない間、今度はお前が彼の救出者を監視し、訓練し、教えるんだ。基本的には、以前の他の者たちと同じようにな」
「俺はあんたたちと論争したくはない、本当にな」戦士はスタロスタの選択に少し驚いた。「俺がここにいない間に何かが起きるとしても、あんたも異議を唱えないことを願うよ」
「異議はない」スタロスタは戦士に重い視線を向けながら、確信を持って言った。
「もしあいつの中に脅威を見るなら、俺はあいつをすぐに殺す」
「いいだろう。俺はあいつの命をお前に委ねる」落ち着いて、まるで無関心であるかのように、スタロスタは答えた。
戦士は少し苛立ったようにため息をつき、眉は引き上げられ、唇の両端は固く結ばれていた。去り際に、彼はスタロスタに疑念に満ちた、そして見知らぬ男にとって不安な視線を送った。
「ただ、早急な結論は出すな……デファモール」村長は自分の戦士が小屋を出るときにそう言い送った。
しかし、デファモールは光の中に出ていくと、ただこう言った。
「プリム・クィス、一体全体お前はどこへ行ってしまったんだ!どこへ消えたんだ!?」




