残りの2つのスイッチ
『よし、まずはこっちのスイッチだ!』
ぽちっ
シュルシュルシュル
ぼんっ!
よしおはスーツ姿になった。
『り、リクルートスーツ…!?』
【よしお、再就職頑張ってね(笑)】
いやいやいやいや、
笑い事じゃないよ、妖精さん!
スーツで一体どうしろと??
あ、
勇者やめたから他の職を探せと??
いやだいやだいやだ!
もう45です!
再就職が難しい年ですよ?
『や、やっぱりオレまた勇者やーろお!』
【…】《…》
《…そろそろ真面目に戦わない?ケタケタ》
『……』
よし、
もう1個のスイッチだ!
ぽちっ
シュルシュルシュル
ぼん!
『こ、これは……!?』
【袴…だね…】
2回目の成人式をしろと?
《…そろそろ殺す(笑)ケタケタ》
ドカンッ!
ドカンッ!
《ぐはぁ…!!な、なんなんだ!?》
『ジュンヤ君!!』
「急にいなくなって悪かったな!オレの武器を取りに行ってたんだ!」
【ジュンヤ君の武器は…魔法銃…!?】
「いや、ただのマグナム、だが弾は無限に、尽きることなく装填される!威力は普通のマグナムの数十倍だ!」
『みのるさんの発明か!?』
「いや、オレが改造した!オレも実のとこ、発明や改造が好きでな!…変なとこオヤジに似ちまったらしい…。あ、オッサン、そのパンツはオレが若い頃に履いてたやつだから、まともに戦闘で使えるスイッチはねーぞ!笑」
『あ、なるほどね、』
《く…お前ら…オレを無視してんじゃねー!》
ボォ!ボォ!ボォ!
【連発で来たわよ…!よしお!逃げて!】
ドカァァァァン!!!
【…よしお!?】「…オッサン!?」
『…あれ?オレ、生きてる??』
「待たせたなオッサン」
『マキト!!!』
「誰だあのガキは???」
【マキト君!そうか、マキト君の盾は魔法に強いんだもんね!だからガーゴイルの火を弾き返した…!】
「オッサン、オレは盾しか持ってねー!奴の近くまで連れてくからオッサンが奴に止めを刺すんだ!」
『え?あ、うん、分かった!』
「イカツい兄ちゃん!!ガーゴイルの羽根を撃ち落としてくれ!!」
「お、おう!」
バンッバンッバンッバンッ
《ぐおぉぉぉ!?》
ドシャアアアッ!
【ガーゴイルが羽根を撃ち抜かれ、飛力を失い、地面に落ちた…!?】
「今だ!行くぞ!オッサン!」
『あいあいさ!』
《ぐっ…こんなトコでやられてたまるか…!》
《そうだよ!君はまだまだ使えるもん!》
「………道化師と…ピエロ!?」
【………!?】
『な、なんなんだよコイツら!?』
「次から次へとオレのアジトに…(怒)」
《ひとまず僕たちは帰るよ!ガーゴイルの君の羽根を直してあげないとだからね!》
「ふざけんな!!オレのアジト…オレの仲間たちを返せや!!(怒)」
バンッバンッバンッバンッ
パクっ パクっ パクっ パクっ!
「…な…なに…!?」
《んー、、あんまり美味しくないなぁ…次会うときまでに美味しくしといてね♪》
「逃がすか!!!」
バンッバンッバンッバンッ
《じゃあ、まったね~♪》




