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百合っ子のお話『練習用』

百合っ子ってこんな感じなのかな?

頭も良くて運動もできるスーパー女の子、家庭的でオーラも含めて全体的に柔らかそうな女の子、物静かで読書が好きな文学少女。やっぱり女の子は良いね、温かくて柔らかくて。それに何より癒される。


「一番は見てて癒されるわぁ」

「真帆、目がイってるよ」


冷静に教えてくれたのは友人の栞。ただいま私は授業と授業の合間の休み時間にクラスの女子たちを人間観察して癒され中。


「私、女子校、選んで良かったと思うよ。それに窓側で一番後ろの席って言うことにも感謝してる」


親指を立てて左隣の席に座っている栞に言うと、ため息をつかれた。


「ほら、あそこに座ってる神崎さん!二つ結びで眼鏡っ娘。ザ・文学少女って感じで攻略したいなぁ〜。押したいしたいなぁ。それで、逆に押し返されて…」

「はいはい」

「色々とねぇ」

「あー、うんうん」


栞は携帯をいじってばかりで生返事しかしない。私、泣くよ。大泣きするよって脅してもどうぞご勝手にって言われた。栞のここ最近の対応が冷たくて私、悲しいよう。


「でも、そんな栞も好きだよ」

「高校1年からの付き合いだけど私、よく1年間、耐えれたな」


ぼそって言ってるけど聞こえたからね!


「女って怖いんだよ。わかってる?」

「知ってるよ。でも、そこを含めて私は女の子が好きなんだ」

「まったく、真帆の百合好きには困ったわ」


中学の時、お姉ちゃんから百合の道に引きずり込まれて以来、その魅力に取り憑かれ目覚めちゃってね。


「あっ、教科担任きた」


今来た教科担任は男。これが、男装女子だったら良かったのにと私は毎回、思っている。

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