結成された部隊
うちは今日から新しい部隊に行くことになるようだ。ようだ、と言う曖昧な表現なのは実際うちにもよく分かって無いからだ。 何せうちの部屋の机に置いてあった紙にたった一言
『ブラッディ・ブレイド中尉を第一殲滅部隊に配属する』
としか書いて無かったからだ。
久々の休日でCDを買いにいったあと帰ってくるなりこれだ。まぁしょうがない。
残りの時間で荷物を詰めたらさっさと出て行こう。
みんなは壊滅部隊とか聞いたらびっくりするだろうがもう関係無いな。
荷物を詰めながら前の隊のみんなを仲間から他人に変化させた。
殲滅部隊の人はどんな人だろうか、
「楽しみだなぁ」
前の隊、暗殺隊はあんまり好きじゃなかったんだよね。
カラカラと旅行バック片手に隊がある場所に行く。
しかし随分他の隊より離れてるな、そっちのほうが嬉しいが。
何てことをしているとドアの前で誰かがいるのを見つけた。この隊のひとかな?
白衣着てるけど…
「こんにちは〜 すいません今日ここに配属の物なんですけどここって第一殲滅部隊ですか〜?」
「こんにちは。うーん、多分そうだと思うよ。私はここに定期的な検査に来ただけだから良く分からないけど。」
やっぱり救護班の人か。それにしてもどっかで見たことあるような人だな?
なんかほんわかしてる可愛い感じ、女子力高そう。 あ、何か悲しくなってきた
「うちは今日から第一殲滅部隊のブラッディ・ブレイドです。よろしくお願いします。」
「あぁ、あの凄腕スナイパーの…。私は第一救護班のビースト・アニータだよ。よろしくね。」
マジですか、見たことあるとかじゃなくて普通に有名人だった。
「あの天才軍医の⁈本物始めて見た!噂ばっかりだったから。」
「うん、そう言われてるかな。でも実際はそんなことも無いんだけどね。まぁ立ち話もなんだし中に入ろうか。」
「勝手に入って大丈夫ですか?」
「大丈夫、中には誰も居ないみたいだしここに来るのは初めてだけどここの隊長と友達だから。」
そんなことを言いながらうちらは入った。隊長と知り合いとか、天才は違うなぁ…
「隊長って怖いですか?」
「うん、凄い怖い!「え、」…なーんてね。怒ると怖いけど普段は優しいよ。まぁ、口が悪いかな?」
「そーなんですか。」
良かった。怒らせないようにしよ。
そんなやりとりをしてソファーに座ろうとしたら、誰かが寝ていた。
「あれ?誰か寝てるね。だからノックしてても気づかなかったんだ。」
「みたいですね。」
「でも、知らない人だな。珍しい新入りの子かな? あの子は新入りあんまり入れたがらないから。」
「そうなんですか?」 「バンッ‼︎」
ドアが開いた。と言うか蹴り開けられた?うしろからアニータ准将から「あーあ。」と言う声が聞こえた。
あ、目があった。
「誰だよお前。」
うーん。こっちが聞きたいです。
「新しい子だってさ。てか何でドア蹴り開けてんの。」
「両手塞がってたから、しょーがなく。で、お前名前は?」
「うちは第一暗殺部隊から来ました。ブラッディ・ブレイドです。よろしくお願いします」
「俺はここで部隊長してるファントム・ロスト・クラスターだ。好きに呼んでくれ。」
「はい分かりました、隊長!」
あ、何か顔しかめてんだけど嫌だったのかな。でも否定しないな。呼んで見たかったんだよね、前の隊長には初対面で嫌われたからね。何故だ
「お前、変なやつだな。」
そう言って机の方に行ってしまった
「大丈夫だよ。少し照れてるだけだから。」
そっか、良かった。
「そういえば、この子は誰?」
「あ?知らねー。 誰だこれ。」
「ぐっすりですね。」
「起こすか、めんどくせぇ」
「お手柔らかにね。」
あ、クッション落とした。両足掴んで…「ゴンッ‼︎」引きづり落とした、痛そうだなぁ。
「〜〜〜っ‼︎」
「おい、お前。人の隊でなにしてんだ。」
「え、何?痛いんだけど…。あ!もしかして殲滅部隊の人ですか?」
そんな事を言うとその場に立って
「諜報部隊から来ました!サイバー・ヴァースト・セイバーです!サイって呼んで下さいね!」
え、また有名人かいな




