20話 王様との会合&色々な人の正体
俺は目の前にある王城を見て唖然としていた。
5メートル程の高さの壁に覆われ、パッと見ただけでも相当の広さの庭がある。流石王城。
そんな感想を抱いているとトリオンさんが王城の門をくぐっていった。
あれ?このままついて行っていいのだろうか。そう考えているとトリオンさんからついてきて下さいと、言われ慌ててついて行く。30メートル程歩くととても大きな王城の門についた。そしてトリオンさんが何かを言うとその大きな門が開かれた。
「皆様、私はここで失礼いたします。王城の中に入ると王様の執事がいらっしゃるのでその方について行ってください」
「分かりました、ここまでの案内ありがとうございました」
と、お礼をしておく。するとトリオンさんは一礼して去って行った。
そして俺達はトリオンさんの言う通りに城に入っていった。
城に入ると執事が居ると言っていたけどどこにいるんだ?
と、キョロキョロしていると静かだったブルックさんが話し始めた。
「シュント様、ここまでご苦労さまでした。私が執事のブルックです」
「え?ブルックさんはギルド職員じゃ…」
「いえ、私は王様に仕える執事だったのです」
その言葉に俺はとても混乱していた。王様に仕える人に砕けた口調で喋ってたぞ?え、もしかして処刑とか…
「シュント様、そこら辺の話も後でしますので今は落ち着いてください」
落ち着けと言われて落ち着けるほど肝が据わってないのだが。
「それではついてきて下さい」
とりあえず現状を把握しブルックさんについていく。
いかにも来客用な部屋に連れてこられると少し待っていてください、と言われた。
メイドさんが持ってきた紅茶を啜り、ミーナと喋っていると不意にドアが開かれた中に入ってきたのは3人の男性とブルックさん。
特に真ん中の人はとても豪華な服を着ている。
そう思っていると真ん中の人が対面に座り口を開いた。
「遠い所からご苦労であった、冒険者シュントよ。私はこの国の王、エオアレリ・ファースト・アトラスだ。」
はい、王様でした。日本にいた時に沢山敬語を使えばこういう時にもスラスラ返答できたんだろうな。
そう考えながら俺はしどろもどろになりながら自己紹介をする。
「えっと、冒険者のシュントです。隣にいるのがミーナです」
「シュント様の奴隷のミーナです。奴隷という卑しい身分ですがどうぞ宜しくお願いします」
まじか、ミーナ。凄い立派な自己紹介だ。見習わないとな。
「お互いの自己紹介も終わったところで其方らも挨拶をしなさい」
王様がそう言うと王様の後ろに立っていた2人が口を開いた。
「王都軍騎士団長のリオネラだ。よろしく、シュント君」
「王都直属魔法師筆頭のミーカスだ。よろしく頼む」
と、2人の自己紹介も終わった。ちなみに騎士団長の方は茶髪のチャラ男って感じだ。そして魔法師の人は言っちゃ悪いがゴリラみたいな、でかくて逞しい人だった。
普通なら役職が逆な気がするがそこは置いておこう。
そしてブルックさんも短いながらも自己紹介をした。
「よし、全員の自己紹介が終わったな。正式な場所ではない部屋での会合で申し訳ない。今謁見の間は勇者様が来た時の準備をしていて使えないのでな。よし、話を進めよう。シュントよ、何故自分が呼ばれたか理解はしているな」
「はい、大規模召喚魔法の手助けですよね」
「まあ他にもあるのだが概ね間違っていない」
ん?他にもある?まてまて、ギルドマスターちゃんと全部教えてくださいよ。
「その大規模召喚魔法だが明日執り行う。問題はないか?」
「はい、大丈夫です。問題はありません」
「よし、今日はこの城に泊まっていってくれ。部屋は用意したのでな」
「ありがとうございます。お言葉に甘えます」
と、色々と会話を続け細かい時間の指定の話も終わった。
「これで最後だな。シュントよ、最後に質問などはあるか?」
「はい、2つ質問があります」
あれ?これって質問していい時間だよね。王様から聞いてきたし。2つとか図々しすぎたかな。
「一つ目なんですけどトゥーマの街のギルドマスターと近しい関係の様に思ったのですがどうなのでしょうか?」
「そうだな、ドゥルガーは余の弟だ」
は?ギルドマスターが王様の弟?てことはギルドマスターは王族?あんな野性的なのに?
「混乱するのも無理はないな。あいつは自分からギルドマスターになると言ったのだからな」
「それは、どういうことですか?」
「何、簡単なことだ。ドゥルガーは頭を使うのが下手くそだ。俗に言う脳筋という奴だな。それに比べ余は戦闘こそできないが、頭は上手く使うことができる。それに余は長男なのでな」
なるほど、だからあんなにギルドマスターは王様に馴れ馴れしい感じだったのか。
てことは、もしかして名前の中にあったファーストって産まれた順番を表してるのかな。
「じゃあ2つ目の質問です。何故ブルックさんはギルド職員と嘘ついてまで私の御者をしたのですか?」
「それは、余の命令だ。シュントがどのような人物か見定める為に送り込んだのだ」
「送り込んだって、ここまで来るのに2週間ですよ?それをどうやって…」
「それは王族しか持っていない魔法『転移魔法』を使ったのだ」
「王様、そこまで言っていいのですか?」
王様がそう言うとリオネラさんが心配そうな顔で言っていた。王様は大丈夫だと言っていたが。
転移するというのは秘匿なのだろうか。
「まあ、そうだな余り言いふらさないでもらえると助かるな」
「分かりました、お答えして頂きありがとうございます」
「よし、それでは今日はこれで終わりにしよう。ブルック、シュントを部屋まで案内しろ。シュントよ明日は頼んだぞ。この世界の命運がかかっているからな」
「はいっ….」
世界の命運という言葉で少し動揺してしまった。
先に王様と騎士団長、魔法師筆頭が部屋を出ていきその後に俺らも部屋を出た。
ブルックさんについて行きついた部屋はとても広く、使うのが持ったないないくらいの部屋だった。
「シュント様、お食事はお部屋にお持ちしますのでお待ちください。その他分からないことがあったらそこの黒い石に魔力を流してください。私が駆けつけますので」
「分かりました、ありがとうございます」
「それでは失礼します」
そうしてその後超豪華な夜ご飯を食べ風呂に入り、通常の3倍程のベッドでミーナと一緒に睡眠をとるのであった。
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キリシマ シュント
LV84 ¥664437000 Aランク
HP 285624/285624
MP 419828/419828
STR 254000(508)
DEF 508000(508)
SPD 254088(508)
INT 508000(508)
LUK 1000
・スキル・
剣術lv99
二刀流lv99
槍術lv99
棍術lv99
短剣術lv99
斧術lv99
大斧術lv65
投擲lv99
盾術lv99
火魔法lv99
水魔法lv99
風魔法lv99
土魔法lv99
闇魔法lv99
光魔法lv99
詠唱省略lv99
契約魔法lv56
召喚魔法lv68
HP自動回復lv99
MP自動回復lv99
武器作成lv99
防具作成lv99
料理lv99
潜水lv99
狂化lv99
*取得経験値増加(超絶大)
*創造魔術
*絶・鑑定
*アイテムボックス
*スキル強奪EX
・創造魔術・
超音波探知・検索
エンチャント
威圧
結界魔法
・加護・
マレスの加護
レベルアップ時にステータス上昇量が2倍になる。さらに魔術を使用するときのMP消費を1/100にする
・称号・
虫殺しインセクトキラー
一騎当千
破壊神
最強の奴隷の主
盗賊の天敵
ミーナやメアが最近喋ってないな…
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