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10話 ミーナとお買い物&意外な再会

「え、……え?」


「お早うございます。ご主人様」


「そうか、遂にやってしまったんだな」


そう、俺は遂に大人になった!なんだろう、異世界転移した時より嬉しいかも。

まあとりあえず起きるか。

ベッドを出た俺は汚れているシーツを水魔法で洗い、火魔法と風魔法の合成魔法『温風(ホットウィンド)』で乾かした。

よし、綺麗になったなと考えていると隣に居たミーナが凄く驚いた顔をしていた。


「ご、ご主人様は三つの属性を扱うことができるのですか?」


「何かおかしかったか?」


「はい、普通属性というのは一人につき原則一個です。ごく稀に二つ属性を持って生まれる人もいるらしいのですが三つの属性を使えるというのは聞いたことがありません」


なるほどね、三つ使えるのはおかしいと。俺が全属性使えることを知ったらどうなるんだろうな。すっごい気になる。


「そうなのか、じゃああまり人前では使わないほうがいいな」


「はい、もし見られたら王国などに連絡がいき大変な事になります」


面倒くさいから使うのは止めよう。

魔法のあれこれを聞いたあと今日の予定を話した。


「とりあえず今日はミーナをギルドに登録して生活用品でも買うか」


「わかりました」


俺が奴隷差別をしないと知っているミーナは生活用品を買うと言ってもちゃんと聞き入れた。

朝ご飯を食べた俺たちはまずギルドに向かった。


「お早うございます、シュントさん。あれ?そちらの方は?」


「あー実は俺、昨日奴隷を買ったんです。

ほらミーナ、挨拶して」


「えっとご主人様の奴隷のミーナです。よろしくお願いします」


ぺこっとお辞儀をするミーナ。しかし何故かエレーナさんは悲しそうな顔をしていた。


「このギルドの受付のエレーナです。にしてもシュントさん、奴隷を買ったんですね」


「あ、はい。一人でいるのが寂しくなっちゃって。それとミーナをギルドに登録してもらえますか?」


「わかりました、シュントさんの紹介なので紹介状は必要ありません。それではこの水晶に手をかざしてください」


ミーナが手をかざすと俺が登録した時と同じ様に文字が浮かび上がっていた。


「はい、これで登録は終わりです。カードは絶対になくさないでくださいね」


登録が終わったみたいなのでミーナに声をかけた。


「冒険者登録おめでとう。それじゃあ次は服とか買いに行こうか」


服とかを買いに俺たちはガドラスさんのの店に向かった。聞いた話によるとこのトゥーマの街で一番の商会なんだそうだ。

服はもちろん、ポーションや薬草、質はあまり良くないらしいが武器も売っているらしい。万能すぎる店だ。



「っと、ここがガドラスさんの店か」


まず感想はでかい。三階建てで土地も広い、いやーすごいな。とりあえず店に入ると店内は沢山の商品で埋め尽くされていたがちゃんと整頓されている為汚くは見えない。本当に凄いな。

ふと隣を見るとミーナが店内をみて固まっていた。


「ここが噂に聞く『ガドラス商店』流石の品揃え…」


「ミーナも知ってるの?」


「はい、まず一代でこの店を築いたガドラス・トゥーバン。さらに薬草やポーションはどれもが最高ランク。非の打ち所がない店ですよ」


話では凄いと聞いていたけどそこまでとは……にしても良くミーナは知ってるな。


「まてよ、ガドラス・トゥーバン?てことはガドラスさんは貴族なのか?」


「いえ、この商会を築いてから王様に家名を頂いたらしいですよ」


王様も認める程の商会なのか。と、ミーナに色々教えてもらっていると見知った顔が二階から降りてきた


「あれ?シュント君じゃないか!」


そう、まさかの本人登場である。


「こんにちは、ガドラスさん。色々欲しいものがあるので来てみました」


「そうか、シュント君がお客さんなら俺も一緒に選ぼうか」


「え、いいんですか?仕事忙しいんじゃ…」


「いやいや、シュント君が来たんなら仕事は後回しだよ。で、何を買うんだい?」


「生活用品が欲しいんですよね。ミーナの分も。あっ、こいつがミーナです」


「ご主人様の奴隷のミーナです。よろしくお願いします」


「そうかシュント君も奴隷を買ったのか。じゃあミーナちゃんの生活用品はうちの女性店員に任せるか」


「それでいいか?ミーナ?」


「はい、でも服を選ぶときはご主人様も一緒がいいなって」


「分かった、その時になったら呼んでくれ」


「わかりました」


「じゃあシュント君行こうか」


ガドラスさんに色々説明を聞きながら商品を見ていった。時々鑑定をすると希少級(レア)の物もあって質の高さに驚く。

あらかた買い終わったところでガドラスさんがこんな事を言ってきた。


「シュント君、三階(・・)に行かないか?」


ガドラスさんがそう言うと周りがざわついた。


「三階?」


「ああ、一階と二階は一般客用なんだけど三階は俺が認めた奴しか入れない特別なフロアだ」


それはレアな物がある予感。


「お願いします、ミーナも呼んできていいですか?」


「いいよ、呼んで」


ミーナを呼びに行くと買い物はだいたい終わってるみたいだ。


「ミーナ、ガドラスさんが三階に行こうって言ってるんだけど来るか?」


「三階ってあの選ばれた人しか行けない三階ですか!?」


「多分そうだけど…」


「何でご主人様が三階に呼ばれるんですか?」


「分かんないけど呼ばれた。まあ行こう」


ガドラスが待っているところまで戻った。


「ガドラスさん、ミーナを呼んできました」


「よし、じゃあ行こうか」


ガドラスさんに連れられて行った三階は一、二階とは比べものにらない豪華さだった。

よく分からないが強そうなモンスターの剥製。さらには鑑定しなくても分かる効果の強そうなポーション。確かにこれは『選ばれし者』しか来れないな。


「えっとガドラス様、なぜご主人様を三階に?」


「それは前に俺が盗賊に殺されそうになったところをシュント君に助けられてね、鑑定でも悪い奴ではない事が分かったから三階に招待したんだよ」


「そうなんですか、ガドラス様を助けるなんてご主人様も凄いですね」


「いやいや、偶然だよ……ん?これは?」


俺が止まったのは武器・防具コーナーだ。防具を鑑定しているととんでもない防具があった。


♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

未完成のロングコート 秘宝級(アーティファクト)


使用者のMPを吸収して完成する。MP量が多いいほど強くなる。


♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢


「ガドラスさん、このロングコートは?」


「ああ、これは王国に居る防具作り専門の友達が作ったんだよ。MPを吸収して完成するらしいんだけどね。中々MP量が多いい人に会わないんだ」


「それならこのロングコート俺が買ってもいいですか?」


「別にいいけど、MP量が2000以上ないとキツイよ?」


「大丈夫です、2000ありますから。ちなみにステータスの平均ってどの位なんですか?」


「んー個人差があるから分からないけどSランクの人は

HP 15000

MP 5000

STR 700

DEF 600

SPD 700

INT 500

LUK 200

くらいらしい。んー強いよね」


な!?そこまで強くないだろ。確かに防御力と賢さは負けてるけど何とかなるレベルだぞ。これはSランクなれるな。


「そうなんですか、とりあえずそのロングコートください」


「分かった、ついでに全部の商品の合計を出すか………ロングコートが金貨20枚、その他が金貨2枚で合計金貨22枚だよ」


「分かりました、はい22枚です」


「確かに、このロングコートもう着ていく?」


「いえ、このまま持って帰ります」


「そっか、分かった。それではまたのお越しをお待ちしています」


ガドラスさんからの言葉を聞いて宿に戻った。まだ夕方だが宿に戻っても問題無いだろう。


「ああー、疲れた」


「お疲れ様でした、ご主人様」


「そのさ、ご主人様じゃなくて名前で呼んでくれない?」


「そっ、そんな!ご主人様を名前で呼ぶなど…」


「いいから、シュントって呼んでみ」


「シュント様…」


ミーナがそう言うと恥ずかしそうに下を向いてしまった。

言った本人の俺まで恥ずかしい。


「お、おう。じゃあ今度からそう呼べよ」


「はい、シュント様!」


ガドラスさんのところで買った物をどんどん開けていく。俺の物はアイテムボックスに入れていった。


「ご主人様、まさかそれはアイテムボックスですか?」


「ん?そうだけどどうかした?」


「アイテムボックスを持ってる人を見たことなくて。流石、ごしゅ…シュント様です」


「うん、まーな」


と、聞きつつ俺は全ての物をしまった。ちなみにミーナの服やらは部屋にあるクローゼットに入れた。


「よし、大本命のロングコートだ。魔力を吸収って…どうやって吸収させるんだ?」


「魔力を体に纏わせる感じでやればいいんじゃないですか?」


ミーナがそう言うのでやってみると吸収されている感じがした。

10分くらい吸われたがMP自動回復があるから全然減らない。

と、思っていたらロングコートが光った。光が収まったので鑑定するととんでもないロングコートになっていた。


神の絶対防御(テオス・アイギス) 伝説級(レジェンダリィ)


装着者のDEFとINTを1000倍。

魔力を込めると魔力障壁を展開。さらに景色に同化できる。


やべえ。最強装備が揃った。そんな事を考えているとメアが喋りだした。


『シュント、もしかしてそれは【テオス・アイギス】か?』


「そうだけど、知ってるのか?」


『知ってるも何もない。そいつとは何百年か前に一緒に戦っていたぞ?』


な!?すんごい偶然だな。このテオス・アイギスを生み出したのは偶然とはいえ凄いな。いや、LUKのお陰か?


「じゃあもう一回俺のためにテオス・アイギスと一緒に戦ってくれ」


『わかった、シュントよ』


奇跡の再会(?)だな。と、思っていると隣でミーナが史上最高に驚いた顔をしていた。


「ミ、ミーナ?どうしたんだ?」


「剣が喋った…」


そう呟いて気絶してしまった。

そりゃあ急に剣が喋ったら驚くわな。

明日しっかり説明してやろう。


「メア、明日はミーナにお前の紹介な」


『分かった、シュントよ』


ミーナが気絶してしまったのでミーナをベッドに運んで俺も眠りについた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キリシマ シュント


LV57 ¥437000 Fランク


HP 234682/234682

MP 368450/234682

STR 200000(400)

DEF 400000(400)

SPD 200000(400)

INT 400000(400)

LUK 1000

・スキル・

剣術lv81

槍術lv62

棍術lv99

投擲lv42

盾術lv48

火魔法lv89

水魔法lv89

風魔法lv91

土魔法lv95

光魔法lv49

詠唱省略lv99

HP自動回復lv99

MP自動回復lv99

潜水lv62

狂化lv53

*取得経験値増加(超絶大)

*創造魔術

*絶・鑑定

*アイテムボックス

*スキル強奪

・加護・

マレスの加護

レベルアップ時にステータス上昇量が2倍になる。さらに魔術を使用するときのMP消費を1/100にする


ステータスの横に等倍のステータスを加えました!頑張って前話にも付け加えます。


誤字脱字は感想にお願いします



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