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蓮の悲しい過去  作者: くまʕ•ᴥ•ʔ
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第一話

蓮には、幼馴染のゆながいた。ゆなとは、幼稚園から中学校まで同じだった。

いつの間にか、蓮はゆなに恋心を抱いていた。


中学二年生の夏のある日、蓮はゆなの家に呼び出された。あの日はとても暑く、セミがミーンミーンと

たくさん鳴いていた。学校が終わり、すぐにゆなの家に向かった。最近休みがちで、その日も休んでいたため自然に歩くスピードが速くなった。

家に着き、ピンポン押すとジャージ姿のゆながでてきた。体調でも悪いのかと蓮は思った。

「いらっしゃい...」いつもは元気でニコニコしているゆながなぜかその時はテンションが低かった。「急に呼び出してどうしたんだ?」ゆなの部屋がある二階に行くために階段をのぼりながら蓮が言った。

「すこし、相談に乗ってほしくて...」「相談?なんでも乗るよ!」蓮はゆなが相談したいっていうのは珍しいと思った。少し心配だった。部屋に着くと、ゆなはゆっくりと話し始めた。

「実はね...誰にも相談できてないんだけどさ、私いじめられてて...」そういう噂を聞いたことがなかったため、蓮はびっくりした。「え?誰に?」ゆなは、言いにくそうにしていた。「誰にも言わないって約束する」そう言うとゆっくりゆなは教えてくれた。

「同じクラスの陽葵ちゃんと3組のあかりちゃんからされてるの...」蓮は名前を聞いて思い出した。過去にも陽葵とあかりはいじめで校長室で怒られたことがあるという噂を聞いたことがあったからだ。「その2人にどんなことされてるの?」「私のノートに落書きされたり、トイレで上から水をかけられたり、変な噂を流されたりした...」それを聞いた蓮は怒りがわいた。それと同時にゆなのために今自分ができることはないかと考えた。考えるために無言になったため、二人だけの部屋は静かで、冷房の風の音だけが鮮明に聞こえていた。数分後にゆなから「どうしたらいいかな...?」と言われた。正直、蓮は困っていた。今まで自分や自分の周りの人がいじめにあい、相談されるということがなく初めての経験だったからだ。「やっぱり、大人にそうだんするのがいいんじゃないかな?俺だけだとできないこともあると思うしさ」「そうだね。明日学校で担任の先生の山田先生に相談してみる」山田先生は優しくて生徒思いの先生のため、どうにかしてくれると蓮は思い安心した。「じゃーそろそろ帰るね。またなんかあったらいつでも呼んで。相談乗るから」「学校で疲れてるのに呼び出しちゃってごめんね...」

「バイバイ」と言ってゆなの家を後にした。

帰り道で蓮は本当にそれでよかったのかと悩んでいた。


続く

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