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魔法で式神召喚したら魔法少女がやってきた    作者: ソルト
第二章 異世界 流浪編
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24話 神界への門(ゲート)

2章も そろそろ終わりが見えてきました。



 その後、魔獣を掃討したあたごたちを回収して獣王都に転移した俺たちは、

テレーゼと合流して、今ここに居るというわけだ。


話を聞いた後、みんなの反応はさまざまだった、

獣王たちは俺がしたことに対しては好意的だった、彼らはさっぱりとした性格なので、

敵だったとはいえ反省したものに対しては寛容なのかもしれない。

ルアン王国側は複雑そうな顔をしていた、やはり敵には疑いを持つのだろうな。

冶金族の国である鉄鋼王国は融合などの技術に興味があるみたいだ。

ある意味割り切りすぎている気がする。


後は、仲間たちの反応だが、ほとんどのみんなは理解してくれたようだ、

はつゆきたちは全面的に支持してくれているようだ。

ヨウコは・・・ジト目でにらんでいる。

何か言いたいことがあるようだ、大体想像は付くが。


俺は彼女の今後についてみんなに話す、


「彼女が魔族として多くの人の命を奪い傷つけたことは事実だ、

だから、俺は彼女に罰の代わりにつぎの事を命じたい。

これからは、ノースウルペース族の娘、リアンナ・マリス・ノースウルペースとして生きること、

そして皆の分まで生き抜き、人生をまっとうすることだ。」


この発言に乗ってきたのは獣王だった。


「面白い、そなたの言や良し!確かに復讐のため命をうばったとしても、

失われたものは帰っては来ない、だが生きていれば、

子を産み育てることで新たな命が生まれてくる、

それにグリーゼは余の後継者、次期国王の言は重い、余は支持するぞ。」



獣王が支持してくれたおかげで他国の首脳も納得したようだ。

ずいぶんと嵌めてくれてるんだからそのくらいはしてもらわなくてはな、

あれ?でも余計に嵌ってるような気もするが、誤差の内だと納得しよう。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ギリルとガイザムが別れをかわしている、今生の別れになるかもしれないからな、


「兄さん・・・」


「ギリル、姿形は変わっても、お前は俺の妹だ、この世界で生きていけ、

俺はお前を見守っているぞ。」


「ありがとう、私はここで生きていく、兄さんのことは忘れない。」


ガイザムとメイスフィードは俺に礼を言った。


正人グリーゼ殿、この礼は言い尽くせない、妹のことよろしく頼む。」


「貴方のような方に出会えて私たちは幸運でした、悔いはありません。」


後は神界へのゲートを構築して二人を送るだけだ、

ヨウコが自分の師匠に連絡を取る、


『久しぶりじゃな、今回はご苦労じゃったな』


見てたのか・・・


『そちらの希望どうり彼らは神の審判にかけることにする、

ダーク・コロッセウムの情報は上級神も欲していてね、

彼らには司法取引的な慈悲が与えられる可能性は高い。』


『ただちに、ゲートを開こう。』


目の前に白く輝く転移魔法陣が現れた、二人はそれに乗り、

魔法陣が輝きを増した。


「さようなら・・・」


「さようならギリル・・・」


そして転送が終った。

ギリル(リアンナ)は涙を湛えた目をしていたが堪えていた。

俺は彼女の頭をなでてやる、


突然抱きついてきて、声を殺して泣き出した、泣きたい時は泣けばいいのだ。


『無事に二人を受領した、後は任すが良い、何かあればまた知らせるように。』


そういって神からの通信は切れた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  ヨウコに陣地のはずれに呼び出された、

一人で来るように言われていたがあえてはつゆきを連れて行った。

話とは無関係ではないからだ。


二人でいくと、ジト目でにらんでなにかいいたそうだったが、

何も言わず魔法を発動させた。


周囲の風景がぐにゃりとゆがみ、一変する。

何もない真っ白な部屋に俺たちは立っていた。

広さも高さも判らない白い部屋、空間魔法で作った部屋だな。


「話ってなんだ?」


一応質問してみる。


「わざわざ質問するとはな・・・判っているくせに、

お前の異常な戦闘力とありえない魔法の行使についてだ、

あれをいつの間に身に着けていたんだ?

人の身であのような無茶をして・・・

死ぬかもしれんのだぞ、それとも・・・」


質問の内容はもっともだ、こちらの世界に来る前に神の世界で修行したとき

あのような魔法も戦闘法も見せていなかった、

訓練の時必ずヨウコは俺に付き添っていたと思ってるからだ。

では言わねばならない。


「{奥の院}だ。」


「なに?」


「あの空間はおヨウコの知らない機能がある。」


「そんなバカな!私が修行したときにあの部屋のことは学んだぞ!」


「だが、自分で同じものは作り出せないだろう、つまりはあの部屋のすべてを知らないということさ。」


「!」


ヨウコは驚きで声も出ないようだ、事実を言い当てられたわけだから。


「それを知ってるということは・・・お前は!」


そう、そのとおり。


「俺とはつゆきは{奥の院}でみんなとは別の修行をしている、

使った時間も、その内容の深さもな。」


ステータスが見れない仕様だからみんな知らなかっただけなんだが。


「まさか、{創神の修行}なのか?」


ヨウコの声は何もない空間に意外なほどに響いた。



誤字・脱字などありましたらお知らせください。


次回更新ですが、1章の閑話をはさみますので

本編は間が空きます

閑話は6月21日 時間未定

本編は6月22日 18時予定です

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