15話 訓練場にて
プラチナがかわいくなってきた今日この頃
(ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!)
一定のリズムで放たれるのは一つ一つが対象物を貫く砲弾だ、
虚空に姿を見せている丸いドーム状の砲塔はまっすぐに的に向かっている。
的までの距離は5kくらいはあるがまったく問題はない、
もともとのスペックはその3倍くらいまで届くし、魔法で再現されているそれは軽くそれを凌駕する性能を出している。
すでに並べられた的の大半は原型をとどめぬほどに破壊されている。
62口径76ミリ速射砲 と呼ばれるそれは、軍の護衛艦に採用されている傑作砲だ。
いまそれを発射しているのははつゆきである、
彼女の固有魔法「兵装」を使い「本体」の上部兵装を自分の目の前に出現させて操作しているのだ、
地面の上に浮くように艦の上部構造物がある不思議な光景を見せてくれている。
隣ではしらゆきが同じようにして攻撃を披露している、
こちらはミサイルランチャーから空?に向けてミサイルを撃っている、
ミサイルは空を飛ぶ飛竜形の的をつぎつぎに破壊した。
そして止めはハープーンだ、2人が放ったそれは壁ぎりぎりの的を消滅させた。
「お疲れ。」
俺は2人のもとに歩いていく、「兵装」を解除した彼女たちはこちらに駆け寄ってくる。
「正人、ん!」
はつゆきが顔をつき出してくる、魔力を消費したのでキス(魔力補充)をねだってきている。
しらゆきも顔を赤らめながらも「わ、私も」なんていっている、かわいいが人目がある。
ためらっていると、「カメラには写らないようにしてるよ」だと?
カメラの映像回線に割りこみかけたらしい。
本来のスペック以上な行動にすこしあきれつつも、
望みをかなえてやることにする。
魔力補充も兼ねているが明らかにいちゃいちゃしたいんだろう。
「んっ、うぅん。」
ねっとりと舌を絡ませてくる、そこまでしなくても補充はできるんだけど。
望み通りしらゆきにもしてやる、事がすんだ後しらゆきは恍惚とした表情をしていた。
「キスでこれならあんなことやこんなことなんかしたら。」
ぶつぶつ独り言を言っている、いやそこまではしないつもりだけど。
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待機所に引き上げてくると、亜由美が駆け寄ってきた、なんか凄いオーラ出てないですか?
「最後にナニやってたんですか?」
「ナニって?ナニ?」
(2人にキスしてたでしょ!)
なにーぃ!なぜ知ってるんだ!
(監視カメラにハッキングかけたの副会長が気づいてサブに切り替えたのよぉ)
月影さんうれしそうに言わないで!
いや眼福なんてどういう罰ゲームですか!
亜由美に待機所の隣にある更衣室に引っ張り込まれた。
「アレは魔力補充なんだよ。」
「2人だけにずるいです、私にもしてください!」
というとグイッと引き寄せられて吸われてしまった。
あらかじめ身体強化かけてたらしく抵抗できない。
「うっううん、」
めちゃくちゃ吸われてます、舌まで強化されてるのかなすがままでです。
どれほどの時間が経ったか、
離れたときには真っ赤かな顔の亜由美がまず見えた。
「こ、今度は、私が正人を気持ちよくさせてあげるから!」
と、宣言すると、先に出て行ってしまった。
あんなに肉食系だったのか、こんなの想像もしてなかった。
すこし放心状態だったようだ。
「がたッ!」
物の落ちる音に振り向くと白金美奈が呆然と立っていた、足元にはポーチが落ちている、
「はぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅぅぅぅぅぅ、うぅぅぅぅぅぅぅぅ。」
言葉が出ないくらい混乱してるようだ、気持ちはわかる・・・ような気がする。
やっぱり謝っておくべきだろう。
「びっくりさせてごめんなさい。」
「いぇ・・・大丈夫です、ただ、ぅらゃましいなあと」
少し聞こえにくかったが、うらやましいとは?
「ゎたしもして欲しいなあと」
それはいくらなんでもまずいでしょ!
俺は「ごめん!」と一声叫ぶと更衣室を飛び出すのであった。
主人公・・・次々に撃沈して行ってます、こっちの方では無双してますね。
畜生! いつか爆ぜさせてやる。
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次回は5月16日 18時予定です。




