表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/221

閑話3 あるオフィスにて

今回も主人公視点ではありません。

「プラチナちゃんはどうなの?」


「白金さんは退院して自宅待機してます。」


「いわゆる謹慎ってやつね、まあしょうがないね、やりすぎたんだから。」


「まあまだ死人が出てないのが不思議なくらいで・・・

今回も少女にわいせつな行為をしようとしたやつは、

やけどに骨折で入院してますよ、今は警察病院ですけど。」


「彼女は潔癖だからねートラウマもあるんだろうし・・・」


「しかし、返り討ちにしたやつはいったい何者なんでしょうか?」


「まあね、そんなこと出来るなんて相当な術者だね。」


カチャリ、ソーサーにカップがあたって小さな音がした、それすら聞こえるほどここは静かなのだ。


「身元は判ったの?」


「それが・・・見たのはプラチナ一人だけで対象は若い男と女のいわゆるカップルですね。」


「男の方はたいした術者ではないようです、プラチナは女の方にやられたのです。」


「ふーん?」


「男を倒したら女のほうが何かを召喚してそれが光ったらすでにやられていたそうです」


「一緒にアミィがいたんじゃない?見習いのために」


「ちょうど先に捕まえた男を引き渡しに行ってる間だったようで異変に気が付いて戻ったらすでに・・・」


「なるほどね、じゃあ捜索部隊を・・・」


「すでに、月影シャドームーンを派遣しております。」


「そうか・・・さすがだな、でH市の捜索を?」


「はい、あの街は魔素濃度が低いので捜索は容易でしょう、ですが隣の東H市やK市ですと・・・」


「あそこまで濃度が高いと広域探知はできないからね、逃げ込まれたらやっかいだ。」


「あそこはアミィのホームですから彼女に捜索させます、探知能力は特Aクラスですから。」


「そうしよう、とりあえずはこれでいいかな?他にも割かねばならんのでこれ以上は回せないしな。」


「そうですね、 失礼します。」


そして報告していた方がカチャリとドアを開けて出て行った、

後には静寂な空間が残る。


「あまり時間がないんだ・・・速くしないと・・・」

つぶやくような声が聞こえるのみだった。


よんでいただいてありがとうございます


次回は5月7日18時予定です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ