表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/221

閑話2 独白 はつゆき その2

連続投稿です、

はつゆきさんって恐ろしい娘!

正人をベッドに寝かせる、その前に破れた衣服を脱がせた、

表面の傷はすでに治癒しているが、

体の内部へのダメージとショックで意識はまだ戻らない、

汚れたままではいけないので、

魔法できれいにしていく、


治癒も終わったし、あとはどうすればいいのだろうか?

データーリンクを経由して情報を検索する、

「人肌で暖めると良い」

なるほど、早速実行する、

衣服を脱ぎ魔法で体を清めて正人の右隣に滑り込む。

腕を取り体を密着させる、

なるほど暖かい、こういうのを「ほわほわ」すると言うのか?

言葉で知ってるのと実際に体験するのは違うものだな・・・


すると正人がうわごとを言った、「はつゆき・・・逃げろ・・・」

どうやらまだ夢の中では戦いを続けてるようだ。


でも、その言葉を認識した次の刹那、「私」の中で熱くなるものを感じた。

なんだろう?この気持ちは、なんだろう、この苦しくなるような感情は?

答えを求めて情報を集めていく、検索結果が返ってくる、

それを整理して、出来上がった答えは、軽い戸惑いをあたえた。


「好き、正人が好き、愛している」


人が作った「物」である「私」が「人」を愛するなんて。

再度、情報を精査する・・・答えは変わらない。


気が付くと何か顔の温度が上がっていた、これが「火照ってる」ってやつ?

落ち着こう、落ち着いて考えよう、


「私は正人が好き、愛してる。」


認めよう、そう思ったら、何か重いものがすっと体から消えた気がした。

あれ、何で私泣いてるの?

気が付けば両の目から涙がこぼれていた。

でもそれは歓喜の涙、たどり着いた答えに打ち震えた心が流した涙。

そして、気づいた、「私には心がある」ということに。


気づいてしまうと、後の展開は速かった。

いままで、自分は作られた物として正人と接してきた、

それは一歩引いた状態、後ろめたい気持ち、

今は違う、引け目なんか感じない。

「正人が欲しい!」


その手段を検索していく、情報ネットから、過去のライブラリから。


そしてそれを実行に移すのだ。


正人を手に入れるために・・・

よんでいただいてありがとうございます


※次回投稿を5月5日18時に変更します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ