正妻戦争 第二の乱
何故か今更
ドルベ「女、お前はよく戦った(キリッ)」
がマイブームに……なお、作品にはパロディとして使えない模様
「掃除の時間よー!」
さてルシフェルさんの宣言で始まりました、第二次正妻戦争……
全部ルシフェルさんに任せましたけど大丈夫ですよね、多分……
ツンツン
「……?」
「ねぇイズモ君、まさかとは思うけど」
「そこ!」
「!?」
マコト君がボクに話しかけるのを妨害した辺り、きっと審判をやる気が……
「カチューシャが曲がっているわ! あなたなんて最低の5392以下の(自主規制)よ」
「…………」
「ちょっとストップ、マコト君。その……ブックス? で殴っちゃダメだから」
ボクが必死にマコト君をなだめている間にも、ルシフェルさんは言葉を続けた。
「服装の弛みは気の弛み、そして肌の弛みなのよ」
「…………ブリティッシュ、召か」
「ルシフェルさんはサラリと毒を吐くのをやめてくださいよ!」
……そろそろツッコミをやめて遊んじゃおうかな? そっと抜け出してみようかな? なんて。
そんな事が出来ればボクはこんな事に巻き込まれたりはしませんから……
「マコト、あなたは本館の書斎よ。そして……『ジェニー』、あなたはイズモの部屋の掃除をしなさい」
……そういえば、ある程度は掃除していましたけれど、流石に掃除が必要だったような……
2人が持ち場へと行った後、そっとルシフェルさんに耳打ちした。
「一応ありがとうございます。ボクの部屋を」
「…………よく考えたら私の部屋の方が良かったわ……」
「……? なんでですか?」
「……いえ、なんでもないわ、ただの独り言よ」
2時間後、とりあえず区切って掃除中に告げた制限時間になったため、2人に掃除をストップしてもらい、ルシフェルさんのジャッジーに入る。
まずは書斎……
一番小さな書斎とはいえ、小さな書店ぐらいにはある。
そんな部屋を1人で2時間……
「…………あれ、結構綺麗に……」
少し山積みになっている本はあるものの、かなり綺麗になっていた。
そんな部屋を見てルシフェルさんは部屋の窓へ近づき、窓枠に指を滑らせてこう言った。
「埃がまだ残っているわ」
「姑ですか、あなた?」
お約束なのかは分かりませんけど、そんな事をやりました。
本人がいなくて良かったです……おそらく噴火していたでしょうから……
そして次は『ジェニー』さんが担当したボクの部屋……
「掃除する前の方が片づいていた気がするんですけど……」
「全然ダメね、0点よ」
……これはマコト君の勝ちですかね?
2人をボクの部屋の前の廊下に呼び、ルシフェルさんは2人にこう告げた。
「0点同士で引き分けよ」
「……それっておかしくない? 僕ちゃんとやってたんだよ? なのに0点なんて」
「そうですよルシフェルさん! 『ジェニー』さんはともかく、マコト君が0点なのは……」
「窓枠に埃が残っていたわ。−100点」
「減点方式なのに採点が厳しすぎませんか!?」
そして点が残らなかったのは必然としか……
というわけで、二戦目も引き分けになりました……いつまで続くんですかね、これ?
マコト君とイズモ君の違い? 三君と遊馬先生みたいな……むしろ、偽善的な善人と善人的な……個人的には、どっちもいい子という事で




