表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
[書籍化]もふつよ魔獣さん達といっぱい遊んで事件解決!! 〜ぼくのお家は魔獣園!!〜  作者: ありぽん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
91/118

90.とっても似ている? ううん、やっぱり似ていないファッションショー?

 僕、思い出したよ!! テレビで見たんだよ!! 僕の大好きな大好きな、前のパパとママと一緒に。


 えとえと、ママが綺麗なお洋服が見たいって言って、パパがちょうど中継してるぞって。パパがテレビを付けてチャンネルを変えたらそこに。綺麗でカッコいいお兄さん達とお姉さん達が、キラキラのお洋服を着ていました。


 それでそのお兄さんお姉さん達が、細くて長い道を、どんどん奥の方へ進んでいって。それでカーテンの後ろに隠れちゃったんだ。

 僕ねお兄さん達は何をしているの? ってママに聞いたの。そうしたらこれから楽しい行進が見られるわよって。楽しいって聞いて、僕はドキドキ、お兄さんお姉さん達が出てくるのを待ったの。


 そうしたら少しして、細長い道だけが明るいまま、他の電気が全部消えちゃったんだ。それから音楽が流れ始めて。次の瞬間、奥のカーテンがバッ!! って開くと。1人のお兄さんが道に出てきて、スッスッスッ!! っ歩き始めました。

 そしてそのお兄さんが細い道の半分まで歩いてくると、今度はカーテンの所からお姉さんが出てきて、お兄さんと同じ。スッスッスッて歩き始めてね。


 よく分からないかまま、お兄さんとお姉さんを見ていたら。最初のお兄さんが細い道の1番端っこまできて、急にとまりました。


 それで上に着ていたお洋服を脱いで、その脱いだお洋服を片手で持ったまま、片方の肩にかけて。それから今の1番大きなヒットベアーさんやキックモンキーさんみたいに、反対の手は腰の所に。そしてその場で1回、くるっと回ったんだよ。

 それからニコッと笑って、もう1回、反対方向にクルッと回った後、来た細い道をカーテンの方へ向かって戻り始めたの。


 そうしてお兄さんが戻って行くと、お兄さんの次に歩いて来ていたお姉さんが、今度は細い道の1番端っこに。それでふわふわのスカートの端っこを、少しだけ片手で持ってくるっと回ると、スカートがふわっと広がって。そのあとニコッと笑うと、またカーテンの方へ。


 よく見たら、別にの兄さんお姉さん達が、どんどん順番に歩いてきていました。それで端っこまでくると、今度のお兄さんは、上のお洋服の片方だけペラッと捲って、ニコッと笑うと、すぐにかカーテンの方へ。


 またまた別のお姉さんが端っこに立つと、今度はスカートを両方の手でちょっとだけ持ち上げて、そのまま何回かヒラヒラさせて。それでまたニコッと笑うと、またまたカーテンの方へ。


 次々に出てくるお兄さんお姉さん達。みんな違うお洋服を着ていて、そのお洋服は全部が、とっても綺麗で格好いいお洋服だったよ。そして端っこまでくると、みんな違うポーズをしたんだ。


 そんな、綺麗でかっこいいお兄さんお姉さん達が、歩いている細い道。その周りにはたくさんの人が集まっていました。細い道を歩くたんびに、端っこで止まってポーズをするたんびに。みんなが大きな拍手するんだ。


 全部がキラキラしていて、ドキドキして。それからなんか分からないけど、見ているととっても楽しくて。お兄さんお姉さん達、周りで集まって見ている人達みんながニコニコ。僕もパパも一緒にニコニコ。ママが1番ニコニコしていました。


 それでママにもう1度、このキラキラで楽しい行進はなぁに? って聞いたら。ファッションショーって教えてくれたの。新しく作ったお洋服やお帽子やお靴、それからアクセサリーを、みんなに見てもらうための行進なんだって。


 キラキラ綺麗でかっこいい物を、ドキドキ、ニコニコしながら。みんなで一緒に見た方が、楽しいでしょう? そうママは言ってたよ。

 そしたらパパが、この後の買い物は大変だけどなって。その後ママにパパは睨まれていました。何でパパはママに睨まれていたのかな?


 でも、あの時僕もママもパパもニコニコで、とっても楽しかったなぁ。今、パパもママも新しいお家で、ニコニコしてるかな? みんなニコニコだと良いなぁ。


 それで思い出したファッションショー。1番大きなヒットベアーさんとキックモンキーさんが今やっているのは、ファッションショーにそっくりだったんだよ。

 えと、真っ直ぐに歩いて、端っこはないけど、途中でとまってポーズをしたり、歩く時もポーズをしながら歩いたり。


 後は周りには、若いヒットベアーさん達とキックモンキーさん達だけだけど。みんなが集まって、ワイワイ騒ぎながら、とっても楽しそうにしていて。うん!! ファッションショーに似ているよ!! 違うこともいっぱいだけど。


 まずお洋服は着ていないでしょう。それからテレビのお兄さんお姉さん達は、スッスッスッ! って、まっすぐ素早く歩いてきていたけど。2匹をはクネクネゆっくり歩いているし。


 後はお兄さんお姉さん達は、止まってポーズをする時は、サッ!! と素早く。それから綺麗にカッコいいポーズをしていたけど。2匹のポーズは変なポーズなの。

 腰の所を触ったりするのは同じなのに、なんか違うんだよ。それにお兄さんお姉さん達は、パンチもキックも途中でやらないし。


 他にはお兄さんお姉さん達は、ずっとニコニコだったけど、2匹はニヤニヤ。時々力強く、周りを睨んだり、睨んだままニヤニヤしたり。うん、やっぱり違う所もいっぱい。あっ、でもでも、今のは……。


『おい、子供達が固まっているぞ。ミルなんて不審者を見るような目で見ているし。やはりアフル達には、早かったんじゃないか?』


『そうだな、やはり刺激が強すぎたかもしれん。大体これは元々、ヒットベアーやキックモンキーの大人にしか、関係しないものだからな。他から見れば、何をしているんだ、という感じだろう』


『我はもう少し美しい動きの方が好みだ』

 

『あの連中には、あの2匹の動きが、お前のそれと同じ感覚なのだろう。我にも分からなんが』


『これ以上アルフ達が、あの動きに毒されないよう、やはりやめさせよう。可愛いアルフがもしもあんな姿を気に入ってしまったら大変だ。しかもそのまま家族になるなどと言い出したら』


『そうだな。よし、俺が向こうへ』


「くすくす、くすくす」


『!!』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ