表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
[書籍化]もふつよ魔獣さん達といっぱい遊んで事件解決!! 〜ぼくのお家は魔獣園!!〜  作者: ありぽん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

118/118

110 また現れた変異種、そして共闘(ツイスト視点)

『皆、避難したか!!』


『ああっ!! 先に偵察に行ったブルーノが、向こうが安全なのを確認したからな。闇魔法で全員移動させた!! それとお土産部隊も、全員移動したぞ!!』


『よし、攻撃部隊は!?』


『こっちも大丈夫だ!! すぐに攻撃できる!!』


『おい、ツイスト!!』


『何だ? 何か問題か!?』


『お前も先に向こうへ行け!!』


『ダメだ、こちらを確実に押さえなければ。この進行方向、このまま真っ直ぐに進まれたら、確実にアルフの所へ行ってしまう』


『確かにそうだが。もしもの事を考えて、お前だけでも子供達と一緒に……』


『ツイスト!!』


『今度は何だ!!』


『向こうの群れから、アイツが来た!!』


『まったく、こんな忙しい時に』


『まぁ、そう言うなよ。別にあいつらと一緒に、お前達と戦おうって言うんじゃないんだから』


 そう言いながら俺の所へ尋ねてきたのは、俺達の群れよりも先に、岩森と呼ばれる場所からアルフの元へ向かっていたはずの群れのリーダー、スガルガーだった。


『まさかお前達に追いつかれるとはな』


『ふん、まさかお前達が、こんな所であんな奴らに足止めをされているとはな』


『言うわりには、お前も先に子供達を逃したようだが? それに、いつも少しのことじゃ落ち着いているお前が、緊張しているようにも見えるが?』


『……それで、何の用だ?』


『まぁ、ふざけるのはここまでにするか。アレをどう思う?』


『今までに見たことがない。変異種だとは思うが、新種の可能性もある』


『アフルの方の話しは?』


『今までに見たことがない、ワイバーンの変異種に攻撃されたと』


『最近オレ達の所やお前達の所、他の場所でも現れた、いるはずのない魔獣達の襲撃。その中にも見たことがない変異種がいただろう。それを踏まえると、アレも変異種の可能性の方が高い。それにさっきの攻撃を見ただろう? 明らかに奴らの力はおかしい』


『ああ。もともと奴らは、そこまで利口じゃないからな。ほとんど何も考えずに、突っ込んでくることの方が多いのに、連携の攻撃をしてくる時点でおかしい。それに加え、あの力だからな』


 俺達の目の前には今、200体程のゴブリンの群れがいる。俺達がここへ着いた時には、スガルガー達の群れの戦闘部隊が、奴らと戦っていたところで。俺達がきてすぐに、ゴブリンは少しだけ引き、今は睨み合っているところだ。


 まさかゴブリンに、これほど警戒する事になるとは。本来俺達は、ゴブリンなど大して気にしない。まぁ、面倒ではあるが、奴らに負けることなどあり得ないからな。しかし、今ここにいるゴブリンは……。


 明らかに様子がおかしかった。そう、アルフの元へ現れた、あの見たことがない変異種のワイバーンのように。

 体の色はいつもよりも、さらに暗い緑色をしており。攻撃力も何十倍に上がっていて、何匹も怪我人が出てしまった。


 そのため、俺はすぐに子どもたちを逃がしたのだ。これから、これまで見た攻撃だけでなく、まだ俺たちの知らない攻撃をしてくる可能性もある。ここにいては、いつ子どもたちに犠牲が出るか分からなかったからな。


『アレは、ここで止めないとダメなやつだよなぁ』


『ああ、このままアルフの元へ、向かう可能性もあるからな』


『そこでだ、お前に提案がある。お前達の戦力半分と、オレ達の方の子供達と戦力半分を連れて、お前は先のアルフの方へ向かうのはどうだ?』


『何?』


『子供達を逃しそびれてな。これは完璧にオレのミスだ、言い訳などない。だからな、子供達を逃したいんだ』


 スガルガーはこちらに、ほぼ一瞬で別の場所へ移動できる魔獣がいる事を知っている。その魔獣に子供達を逃して欲しいと。

 そしてその子供達を守るために、知らない魔獣ばかりでは、子供達が落ち着かないだろうから。守る事ができる、自分の群れの戦闘部隊を共に行かせる。


 また俺達の方からも、戦闘部隊を半分ここに残し、残りの戦闘部隊と俺は、子供達と先に行け、と言ったのだ。


『普通の魔獣ならば、戦闘部隊だけでも大丈夫だ。しかし、もしも移動した場所で、またあんな変な魔獣が現れたら? 誰か群れを率いる事のできるリーダーが必要だからな。だからここは、先に奴らと戦っていた俺に指揮を任せて、お前は先の進め』


 なるほど、スガルガーの言う事も一理ある。向こうで変異種が現れれば……。皆やられてしまう可能性が高い。


『それに少しでも早く、アルフの元へ行った方が良いだろう。またアフルが狙われたら、それこそ大問題だ』


『ツイスト様、私もその方がよろしいかと』


『だな、少しでもお前は、先に進でおいた方が良い』


 集まっていた仲間にもそう言われ、俺は数分考えた後、先に進む事にした。


『なぁに。大体奴らのことは分かったからな。すぐに倒してお前達に追いつくさ。それまで俺の所の子供達を頼む』


『分かった。移動できる者を残していく。戦いが終わったら、その者と共に移動を』


『ああ』


『よし、今から戦闘部隊を半分に分ける!!』


 俺はすぐに戦闘部隊を、力が均等になるように分け。スガルガーの戦闘部隊と合流すると、俺hすぐに移動する事に。


『それでは先に行く』


『ツイスト様、お気をつけて』


『じゃあ、後でな』


 こうして俺達は先にアルフの元へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ