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異世界徘徊お爺ちゃん   作者: 雄大宮雄大
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お爺ちゃんとの日常

この話でお終いです。

 お久しぶりです☆私はご存知、美少女高校生。

 今日、学校から帰ってきたらお爺ちゃんから珍しい事を尋ねられた。どうやらテニスのルールが知りたいらしい。宿題もやりたくないし、困ることもないので快く引き受けることにした。

 それから紙にルールまとめた物を渡すついでに何に使うのか聞いてみる。

 どうやら、お爺ちゃんはいつものお友達とテニス大会をするそうだ。

まあ、公園でゲートボールとかの派生なのだろう怪我や熱中症には気をつけてね。

 道具はあるのかと聞いてみたら、普段何処で買ってるのかと聞いて来たので中学生の時に私が使ってた用品を丸々1セット渡しておいた。ボールは新品だ。

 複数人でやるのなら1つじゃ足りないかもしれないが、お友達とテニス大会を開くなら誰かしら持ってくるでしょう。

 お爺ちゃんっ子の私としてはお爺ちゃんの元気な姿と嬉しそうな姿を見れて大満足なのだ。



とある王国騎士団長の話


 私が前回クボ殿と別れてから、次に公園で出会ったのは2日後のことであった。

 前回の話通りにクボ殿はテニスなるスポーツのルールとそれに使用する道具を持って来て頂いた。

私は渡されたルールを読むこととした。なるほど理解した。


 これはクボ殿のお孫さんがやっていると言うだけあってなんと完成された競技なのであろうか。

 体の全身を使って物を振るう練習となり、またコートを動き続けることによる体力の増加。

 そしてなにより刃物で切り合うことによる怪我がない。

 我が国の競技とは国を守るため戦闘のための訓練としての意味を持つが新兵にはなりない部分が多すぎて訓練としての価値が低くなる問題があった。

 しかし、この競技を行えば基本となる体全体を使った動きや基本となる体力を養える。


 流石、クボ殿のお孫さんがやっているというだけのことはある。

 だが、クボ殿によると問題があるらしい。

 どうやら大会を開くほどラケットとボールという道具を揃えられなかったらしい。

 しかし私にとっては、それは大きな問題ではない。 本物があるのならそれを魔法なりなんなりで複製すれば良いのだ。

 私は自分の中に沸き上がる興奮を抑えきれずいつもならつい長話をしてしまう所を切り上げ、道具を拝借し王へと報告することとした。

「では!クボ殿申し訳ございませんが、私はこれにて大変感謝いたします。お礼の程はまた後日。大会へはぜひご参加ください」

 全く、あの人の英知には叶わない。

 この国の法律である老人を大切にするというものはやはり素晴らしいことであったのだ。

文字を書くことって結構楽しかったです。

この話はここでお終いですが、また何かを書くかもしれません。

次はもっと上手く書けるといいな。


ちなみに、お爺ちゃんは大会には参加しましたが勝てません。

年齢の問題です。でも楽しかったらしいです。

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