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え? マジで?

これは 他の投稿作品とは何の関係も無いです。

気付いたら 目の前に美少女がいる。

「なぁんてことねぇかなぁ〜?」

「先輩......頑張って彼女作りましょうよ........」

呆れながら 後輩 緑山 陣内 は言った。

「お前みたいな好きな子に告白ができる勇気は俺には無いよ。」

「いや、さっきのセリフを街中で堂々と言える方が勇気いりますよ.......多分。」

そう言い 頭をかきながら陣内は言う 俺達は高校3年生 今は学校の終わりにグループで寄ったカラオケからの帰り。

声が枯れた俺と陣内は先に帰らせてもらい 陣内の買い出しに付き合う事になった。

なんでも陣内は上京?(この言葉の使い方を知らないが使う作者)してこちらに来たらしく 独り身らしい。

なので今夜の夕飯を買いに来たんだと。

独り身のおかげか 陣内はまるで主婦のようにお得なネタを使用したり タイムセールにその素早い足腰を利用して取ってきたり と学校では見せない場面を大量に見せる。 思わず 俺も暑い視線で陣内に感動を送る。

《周りの主婦からの視線が陣内に刺さっている どうやら 「家に一人は欲しいなぁあの子❤️」なぁんて考えて見られてるんだろう。》

大量に買ったにしては値段は安く 大量の荷物を持って 俺は陣内の隣で歩く。

「すみません先輩 荷物なんて持って しかも家まで持って行って貰って.....」

「気にすんな 今日はお前を尊敬した日だ 祝福の1つとして受け取ってくれ。」

「? ありがとうございます。? まぁいいか。」

何に尊敬されたか知らない陣内の頭を無視して 俺は陣内と歩いた。

歩く 歩く 猫を見つけて写メを撮る。 歩く 歩く 歩く おじいさんに道を聞かれて案内する。 歩く 歩く 歩く 歩く 車が突っ込んできたのをギリギリで回避する。歩く 歩く 歩く 歩く 歩く 通り魔と鉢合わせて 逃げまくる.............

「なんか今日 怖い事が流れる様に起こって怖いんですけど!! 何でですか!?」

「俺が知るか!! なんで車が突っ込んで来るんだ!!」

「なんか フラグが立ってる気が.....」

「フラグ? ってどんな?」

俺が陣内に聞くと 陣内は答えた。

「前にラノベ(ライトノベルの略らしい)で読んだんですけど 主人公が事故にあって 転生して 異世界に召喚されて 気ままに生活するって奴です。」

その話に俺は興味を持って足を止める。

「そんな事があり得るのか? 本の話だろ?」

「でも こんだけ事故に遭うならフラグ回収されるんじゃ無いんですか?」

「...........そんなフラグ回収 作者さんでもびっくりだぞ?」

そう言うと俺は腕を組み言葉を付け加える。

「まぁ 学校に可愛い子はいないわ 家から追い出されるわ ヤンキーからは兄貴呼ばわりされるわで この世界も大変っちゃ大変だけどな。」

「仕方ないですよ こんな世界なんですから。 本当にフラグ回収して欲しいくらいですよ。」

「「はぁ」」

そんな事を言い合う二人に.........







一台のトラックが突っ込んで来たのは言うまでも無い。

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