File51.5 痺れと鉄刀
東京都西部、野賀関町。そこに、チーム暴札No.2。菅崎鉱一が降り立っていた。
「さて、今回はギャング団ヴェスパの構成員の殺害か。ミスすんなよ、棚原」
「はい。完璧な遂行をさせていただきます!」
菅崎の隣にいるのは、菅崎がリーダーをしている半グレ集団『ババエース』のNo.2、棚原暁雄。鉄で出来た刀、鉄刀を使うことから『鉄刀の棚原』とも呼ばれている。
「さて、ここか」
二人はヴェスパがヤサにしている廃ビルに着き、中に入る。
「失礼しまーーす!」
「俺達殺しに来ましたぁ!」
「ナ、ナンダ!」
そこにやってきたのは、ヴェスパの構成員五人。
「チィィ!コロセェ!」
アフロヘアーの男、マッテオが指示を出す。
「シネェ!」
一人が拳銃を取り出すも、それはもう遅かった。
「遅ぇなぁ」
菅崎は警棒を取り出し、そいつの口の中に突っ込んだ。
「ファガッ!」
「さて、電気マッサージでも喰らいな!」
警棒のボタンを押すと、喰らった男はもがき苦しみ始めた。
「アバ、アババババ!」
菅崎の異名は『電気狂いの菅崎』。電気が流れる警棒を使うのだ。
「ほいっと」
菅崎が警棒を口から出すと、その構成員は倒れた。
「俺の警棒は電圧をカチあげている。一瞬で昇天さ」
「クソガァ!」
また別の構成員が棚原を狙う。
「シニヤガレェェ!」
「テメェが死ねやぁ!」
「ゲビッ!」
だが、棚原は鉄刀でソイツの脳を割った。
構成員二人が死んだことにより、残りの者達が怯える。
「カルロ!エジェオ!」
「イッシュンデフタリヲ…」
「さぁ、あと三人。誰からいく?」
すると、マッテオが菅崎に話しかける。
「マ、マテ!」
「ん?」
「オレタチ、オマエノソシキニハイルカラ!」
「入るから何だ」
「コ、コロサナイデクレ!」
マッテオら三人は、武器を捨てる。
「そうか。分かった」
すると、菅崎は拳銃を持つと、マッテオ以外の二人を撃った。
「ギャフッ」
「ゲボッ」
「ア、アァ…」
マッテオは絶望した。何故なら、何をしても自分が死ぬことが確定したから。
「じゃあ、リーダーのお前は電気マッサージを受けてもらいましょうかね」
菅崎が電気を通さない特殊な手袋を両手にはめ、すぐにマッテオの後ろに回る。
「ナッ!」
警棒でマッテオの首を掴む。
「スイッチオン」
そして、電気が流れる。
「ギバガァァァ!」
マッテオは死亡した。
「さて、後処理頼む」
「はい」
菅崎は棚原を置いてその場を去った。




