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暴露屋∼社会的に殺す情報屋∼  作者: 蔵品大樹
第一部 藤絵戦争
48/139

File27 マーク・リッチ

 俺は九鬼泰照。暴露をモットーに頑張っていく情報屋だ。

 今回の依頼者は、とある青年。名を花江剛志(はなえつよし)と名乗った。

 「自分を裏切った、ゲス野郎に制裁を…」

 そう語る花江は、怒りを抑えていた。




 花江の働くコンビニでは、新人の男が働いていた。

 その男は、日本に住むアメリカ人である、マーク・リッチ。

 花江は、マークに仕事を教えていた。

 最初はただのアルバイト仲間。しかし、一緒に働くに連れて、仲良くなっていた。

 二人の趣味である音楽が奇跡的に合い、二人はいつも好きなバンドや曲の事について、語り合っていた。

 しかし、その友情が偽物ということを、花江は知ることになる。




 ある日、花江が家に帰った時のこと。

 鍵を開け、中に入る。そして、リビングに入った。その時、花江は衝撃的な物を見ることになる。

 なんと、自分の家が荒らされていたのだ。

 コツコツと貯めていた金は無く、引き出しの中にしまってあった印鑑も無くなっていた。

 花江はすぐに警察に通報し、捜査が開始された。

 次の日、自分の働くコンビニに行くと、そこにマークは居なかった。

 店長にマークの事を言うと、店長曰く、『マークは仕事を辞めた』ということ。

 昨日はマークは自分より早くバイトを上がっていた。その時、花江の中で疑惑が生まれた。

 花江は直ぐにマークに電話をかけた。しかし、マークは出ない。花江は、マークに裏切られたと、感じた。そして、その場から崩れ落ちた。

 花江は知り合いの探偵を使い、マークを調べてもらった。そこで、衝撃の真実を知ることになる。

 マークは盗人集団『ラライト』の一人であった事が判明した。

 ラライトのやり口は、メンバーの一人が、対象と仲良くなる。そして、その隙を突き、物を盗むのだ。

 怒りが湧いた花江に、探偵は暴露屋を紹介したのだとか。




 「どうか…奴を地獄に落としてください…」

 「わかりました。では、奴を社会的に抹殺します」

 俺はマークの事について調べ上げた。

 マーク・リッチ。20歳。先程も言った通り、盗人集団、『ラライト』の一員であり、今は山奥のアジトで仲間と一緒にいるのだとか。

 俺は警察にこの事を知らせ、マーク達は全員逮捕される事になった。

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