↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暴露屋∼社会的に殺す情報屋∼  作者: 蔵品大樹
第一部 藤絵戦争
PR
24/139

File16.5 情報屋と半グレと最終兵器

 俺は九鬼泰照。強い男と戦う事になった情報屋だ。

 俺は先週、チーム絵札の幹部であり無限絵札のリーダー、早乙女孝男から決戦を申し込まれた。場所は先週遊佐と戦った場所。来るのは俺は一人。

 俺は例の空き地に来た。すると、既に緑のスーツを着た男がいた。

 「やぁ、情報屋。死ぬまで戦おうや」

 「早乙女。お前は必ず倒す」

 俺は懐からメリケンサックを取り出し、それを指にはめた。

 「ほう…メリケンサックね。じゃあ、俺はコイツだ」

 早乙女も懐から何かを出した。それは、サイレンサー付きのピストルだった。

 「さぁ、静かに死になさい」

 早乙女が発砲する。しかし、俺はすぐに横に避けた。

 「それは予想済みだ」

 だが、早乙女は避けた方向に撃ってくる。しかし、それも横に避けたが、早乙女が言い放つ。

 「お前、予想能力足りてない?」

 また早乙女が避けた方向に撃ってきた。流石にそれは予想出来ず、肩に弾が掠った。

 「キッ………」

 「来いよ、来いよ来いよ!」

 俺は早乙女の挑発に乗らず、そのまま顔を防ぐ構えをした。

 「その構えなら、腕を…撃てばいい」

 今度は三発、腕に向かって撃ってきた。

 これは避けられる。そう思っていた。

 横に避けた瞬間、早乙女が刃物を持って突撃した。

 「腕を切ってやる!」

 なんと持っていたのはククリナイフ。奴は横薙ぎで腕を切ろうとした。

 だが、上半身を反らして、なんとか腕は切られずに済んだ。しかし、早乙女は腹を蹴り、俺に馬乗りになったのだ。

 「ホラ、ホラ、ホラ、ホラホラホラホラホラァ!」

 「ぐぅっ」

 早乙女の地獄のようなマウントパンチが顔に押し寄せてくる。

 「これで最後だ!」

 早乙女が最後の一発を殴ろうとした瞬間。

 「ウラァッ」

 俺はカウンターを早乙女の左頬に放った。無論、メリケンサックをはめているので、頬骨は砕け散っただろう。

 「く…は…」

 早乙女が横に倒れ、俺はこのタイミングを見逃さなかった。しかし、口笛と共に、何かの足音がした。

 「!?」

 そして、それは空き地に来た。それは、見たことがある男だった。

 「アンタは…」

 「よう。情報屋さん」

 その男は、一年前に収監された筈の、武蔵野会の最終兵器、常岡竜政だったからだ。

 「な、何故アンタが」

 「まぁ、こないだ出所したんだよ」

 「それで、ここに用か?」

 「いや、たまたまここに来たら、早乙女とアンタがいた。それだけだ」

 「常岡さん…チッ…良かったな。命拾いして」

 「命拾いだぁ?殺し合いはなぁ、どっちかが死ぬまでやるんだよ」

 常岡が早乙女の右頬に全力のパンチを放った。

 「ギビッ」

 骨が折れる音がした。まさか、この男は、チーム絵札の幹部より強いというのか?常岡が倒れた早乙女を俵担ぎで持つ。

 「コイツが迷惑を掛けたな。じゃ、またな」

 そして、二人は闇夜に消えた。

 (常岡…また嫌な奴が出てきたもんだ…)

 俺は夜を照らす月を見た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] うーーーーーーん、……敵組織なんだけど……けど! 常岡さん、強くてカッコいい!!(; ゜Д゜)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。