表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/820

ロンの事故③

ロンの事故の後、兄が今回の件に対して家族会議を提案した。

 内容は、新しい家族が加わったことに対して家族が今までの様に暮らしていて良いものかと言うことだった。

 ロンは獣医さんの家で育てられていて基本的な躾をされ賢いように見えるが、どんなに賢い犬でも知能は人間の四歳程度しかないということ。

 その四歳の行動力の盛んな家族をキチンと見守って行かなければ今回のような事故はまたいつ起こるか分からない。

 結果的には、私の不注意でロンがリードから離れて事故につながったけど兄も父も、これまでの散歩のときにロンが急に何かに興味を惹かれ強く引くことは知っていて、それをよく私に伝えていなかったことや、ロンには朝の散歩が必要なのに兄も父もその日は朝の散歩の時間に居なかったことが反省された。

 今後、なるべく兄か父のどちらかが朝夕の散歩の時間を調整し、そのどちらもいないときは私と母の二人で散歩に行くことになった。

 家族会議中、ロンは賢そうに黙って聞いていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
 本当に大切に大切にして貰えて、ロンくん倖せですね。  なんだか私まで嬉しくなりました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ