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さようならロン。また会う日まで。  作者: 湖灯


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ロンの病気②

 次の日散歩に出るとロンは下痢をした。


 飼い始めて四年になるけれど下痢は初めてだった。


 一応ウェットティッシュで何回も拭き取って、ペットボトルに入れた水をながしてから消臭スプレーをかけたけど、きっと誰かが見ていたなら嫌な気をされるんだろうなと恐縮しながらもテキパキと処理をして帰った。


 散歩のあとは、いつも通り体を拭いてやりブラッシングして、それからご飯。

 いつも大喜びで食べるのに今日はお腹を壊しているからか食べようとしない。


 頭を下げたまま伏せをする“つまんないポーズ”。

 まあ、体調の悪いときはゆっくりお休み。


 夜の10時ごろにようやく食べてくれたと思ったら、しばらくすると吐いてしまった。

 下痢も珍しいのに、それとあわせて吐いてしまうなんて、ただの体調不良では済ませられないと思った。


 兄に頼んで獣医さんのところに電話してもらうとすぐに連れて来るように言ってもらえたので、兄の車にロンを乗せて急いで向かった。


 車の中で膝に乗せたロンの頭をさすりながら、美樹さんのことを考えていた。


 何が原因かまだ分からないけれど、ロンにもしも何かあったら私たちを見て留学を決意した美樹さんに申し訳が立たない。


 ロンまで遠くにいかすわけにはいかない。

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