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霊能力者のレイちゃんは、ダメ、無能、役に立たない?  作者: ピラフドリア


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第E2話 『散歩』

霊能力者のレイちゃんは、ダメ、無能、役に立たない? 番外編




著者:ピラフドリア




第E2話

『散歩』





「レイさ〜ん、早くきてくださいよ〜」




「待ってよ。あんたは浮いてるから良いけど、この坂結構キツいのよ!」




 私とリエは依頼がないため散歩をしていた。




 事務所の近くにある急坂。ここは自転車に慣れてる人でも押して歩くことの多い坂だ。




「はぁはぁ、やっと追いついた……」




 やっと坂を登り終えて私は頂上で待っていたリエと合流した。




「レイさん、あれ見てください」




 リエが何かを指差す。私はリエの指を追って視線を動かすと、そこには富士山が見えていた。




「こんなところから富士山なんて見えたんだ」




「大きな山ですね〜」




「そうね。日本一大きい山だからね」




「ねぇレイさん。いつか行ってみたいです」




 リエは目を輝かせている。




「そうね。いつか……行ってみましょうか」




「行くとしたらタカヒロさんとミーちゃんと楓さんも一緒ですね!」




「猫は……大丈夫なのかな?」




 富士山を見終えて、私達は散歩を再開する。




 しばらく道なりに進むと、公園が見えてきた。事務所の近くにある公園とは違い、遊具は少ないが近くに森林があり、虫網を持った子供達が走り回っている。




「誰かいますね」




 公園の前を通ると、公園の広場に誰かがいるのをリエが発見した。




「フハハハ!! 今日こそは貴様らを地獄に落としてやるぞ。ゴーゴーレンジャー!!!!」




 軍服を着た髭面の男が向かい合う四人の人達に向かって威勢よく叫ぶ。




「さぁやってしまえ、車型怪人カーデビルよ!!」




「覚悟しろ、ゴーゴーレンジャー!!!!」




 下半身が子供用の車のおもちゃでできた怪人が、襲い掛かろうとする。

 しかし、一瞬で四人にボコられた。




「カーデビル!?」




 倒れたカーデビルに小豆色のヒーローは小豆を投げ続ける。




「痛い、痛い、やめて! 降参です。降参ですから、小豆を投げないでーーー!!!!」




 数の暴力で勝つヒーロー。私達はそんな悪と正義の戦いを見ないフリをして通り過ぎた。




「あれはなんだったんでしょうね」




「あれは社会の闇よ。見ない方が良い」




 散歩を再開した私達。しばらく進むと大通りに出て、そこからは大通りに沿って道を進む。




「この道を進めば駅の方ですか?」




「そうね。ついでにスーパーに寄って夜ご飯買って帰りましょうか」




「駅近だとヤマネですか……。あそこのお惣菜水っぽいんですよね」




「じゃあ、コロッケは商店街で買って帰る? あそこのコロッケ、リエ好きでしょ」




「あ! 商店街の入り口の揚げ物屋さんですか! あそこのコロッケ大好きです!! そうしましょう!!」




「決まりね」









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