第E11話 『怪人がやって来た』
霊能力者のレイちゃんは、ダメ、無能、役に立たない? 番外編
著者:ピラフドリア
第E11話
『怪人がやって来た』
「ふふふふ、今日こそ、憎きゴーゴーレンジャーを倒す時……」
軍服の人物は両手を広げ、奥にいる怪人を紹介する。
「出よ、怪人ナマケロー!! こいつの瞳を見たものは、怠けたい気持ちになって動けなくなるのだ!! その隙にゴーゴーレンジャーを倒すのだ!!」
戦闘員達が敬礼をして賛美する。
「これならば、あのゴーゴーレンジャーを無力化できますな!!」
「この愛くるしい瞳が恐るべき力を持っているとは、ゴーゴーレンジャーも思わないはずです」
この後、ナマケローの瞳を見てしまった悪の組織の人達は、戦いに行くのを怠けてしまった。
第E11.2話
『怪人がやって来た2』
「ふふふふ、前回はサボってしまったが今回は大丈夫だ。さぁ、今回の怪人よ、出でよ!!」
軍服の人物が新たな怪人を紹介する。
「怪人オムスビーだ!! こいつの光線を受けたものは、何もないところでも転んでしまうのだ!!」
怪人を見た戦闘員達は拍手をする。
「これでゴーゴーレンジャーに恥をかかせるのですね!!」
「全員のマスクが真っ赤に染まって、恥ずかしがっている未来が見えますよ!!」
この後、戦闘の時にオムスビーは石に躓き、光線を味方の戦闘員に当ててしまうのであった。
第E11.3話
『幽霊の虫退治』
「リエ〜!! リエ来てーー!!!!」
私はお風呂から出て、ホクホクした身体で廊下に顔を出してリエを呼ぶ。
「どうしたんですか?」
すると、リエはうとうとしながらもやって来てくれた。
私は洗面所のガラスに張り付いた虫に目線を向ける。
「虫よ、虫!! 退治して!!」
「虫が出たからって毎回私を呼ばないでくださいよ〜」
リエはめんどくさがりながらも洗面所の隣にあるトイレからトイレットペーパーを持ってきて、虫を包み込む。そして虫を包んだ紙を持ってトイレに流した。
「はぁ……ありがとうリエ!」
「虫退治なら私じゃなくてミーちゃん呼んでくださいよ。猫だから退治してくれますよ」
「嫌よ。虫食べたの見たらミーちゃんが可愛くなくなっちゃうじゃない!!」
「そうですか?」
リエが文句ありげに目を細める中、話を聞いていた黒猫がやってくる。
「俺も嫌だぞ。というか、この身体には元人間である俺の魂が入ってること忘れるなよ、虫なんて食べたら、俺吐くぞ!!」
うん、タカヒロさんも嫌だよね。というか、私が同じ立場だったら絶対に嫌だ。
「はぁ、なんで私が虫退治係に…………」
リエはめんどくさそうにため息を吐いた。




