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act5(後編:接触「つながる血と幸運、動く影」

感想を耳にしたので前・中・後と3分割する事にしました。

あとは追々ですが、話ごとのチェックと、3人称等の混ざりを

訂正していくつもりです。


後こちらで振り仮名はチェックできるようにしておきました


門砦:もんさい

要塞網道:ようさいもうどう

卿:きょう

閣下:かっか


今回もいい読書の一時を!

「…敬礼」

呟くように、しかし中央口周辺へひびくよう言ったのはベゼクだった。だが

「している暇があるなら、配置及び業務に向かえ。もうすぐにも休憩時間が

終わるぞ」

ドールモートの一言でまるで蜘蛛の子を散らすように、各々が行く場所へ

歩いて、もしくは走り去っていった。


残ったのは3人と廊下で話をしようとしていた3人を含む軍事上層部だ。

廊下に行く途中で女性軍人が2,3人ほど「エッチェンバルグ中佐…」と

言いつつ何か贈り物をしようとしていたが、キッと鋭い緑の片目だけで

睨んだ彼女を前に逃げるよう去って行った。沈黙の中、エルゼスは視線を

感じた。


見回すと驚く事に上層部の全員と目が合ったのだ。その中でも特に不自然に

感じたのはアスカレナだ。何故か隻眼で見られている気がしない。それに

視線には驚きと何か拒絶するような恐怖を感じた。もう2つは総括と、

副総括の2人だった。見られている筈なのに何か霧のようなもやがかかり、

感情がつかめない。こんな人間はエルゼスの短い人生の中でも初めて見る

人間で―相当な強者のようだった。そんな風にエルゼスが視線を周りから

感じていた中で、口を開いたのはやはりファーニフアルだ。

「ダンナァ、そんな急かす事も無いじゃない。急ぐと言っても、本部からは

各方面に配置された門砦へ繋がる要塞網道がここ軍本部の屋上から

伸びているんでしょう~?」

「エルシェリッド卿」

やはり軽薄そうに口火を切った男、ファーニフアルのの方へドールモートは

顔を向ける。


「今日の上層部指令シフトはスミス卿だったな」

「は、はい…」

「エルシェリッド卿は非番だったか」

「その通りですぜ」

「では、これを頼む」

ドールモートがファーニフアルに渡されたのは彼の上半身ほどは積まれた

書類だった。目を点にしながら顔を引きつらせ受け取ったファーニフアルが

ドールモートへたずねる。

「だ、旦那?これだけの量、俺の方で検討及び確認処理しておけと…?」

「そうだ。…安心しろ、俺の方はその数倍以上処理せねばならん」

そう言い悲鳴を上げるファーニフアルを無視し、ヒビキ達がいるこちらへ

ドールモートは歩いてくる。姿勢を正したセルアとヒビキとは対照的に

エルゼスは自然体でドールモートを見上げる。目の前にすると、ヒビキの

倍以上はあるだろう巨体で、ドールモートはヒビキと同じ目線となるよう

しゃがんだ。戸惑う表情をしたセルアとヒビキやいぶかしんだ顔をする

エルゼスに対し、次のような言葉を言う。


「このような日によくこちらにお越しにこられた。アカナチの姫君よ」

「そ、そのような…腰をお上げ下さい総帥様…!私めは貴方様にそうされる

身分では断じてありません…」

「我ら帝国とアカナチは友好関係、貴国の次期党首となるお方には当然の

態度であるはずだが…」

「今回はただの見学です。将来所属する事も考えていますが、軍本部の

主である貴方様にそのような事をされるいわれも覚えもありません…」

「…あい分かった」

それでも少し敬礼するように立つドールモートに余計恐縮するヒビキ。

それを一歩手前からみているエルゼスはふと、セルアと彼女の方に視線を

移していたアスカレナに目がいった。どちらも複雑な感情が感じ取れる中、

一方でドールモートとヒビキの会話は終わろうとしていた。


「この区全体を見ていかれるなら、ここは早々に切り上げるといいだろう。

さし出す茶も何も無い当局は余りに無礼かもしれないが…」

「残る軍事業務員が少ないとはいえ、流石に業務が再開するだろうここに

長居はいたしません。1階から3階まで軽く見回った後、いとまします」

「了解した。では、仕事があるのでこれにて」


背を向けた際、エルゼスはこちらを見たドールモートを正面から見上げる。

静かな紫の瞳からは何か自分の中を見透かされているようだったが、何故か

自然と悪い気はしなかった。去ろうとするドールモートへアスカレナが

何か言う。

「ファルチザン閣下、伝えるべき事は先程の通りです。お忘れ無きよう

願います…」

「分かっている。書類は今日中に差し出そう…後は任せたぞ」

そう言いドールモートは通路の奥へと姿を消す。次に動いたのはニアテオと

ベゼクだった。アスカレナの方へ歩いていき、2,3小さな会話をした後に

彼らも去っていく。

アスカレナは改めて3人を見ている。彼女へ話しかけたのはセルアだった。

「あ、あのっ、おば様…」

その言葉に彼女はセルアを無言で見つめてくる。セルアはたどたどしくも

言いながら、何と腰を折り丁寧に会釈をした。

「ある1件ではお世話になりました!」

「ある1件だと…?」

「え、ええと…」


セルアが何か言いよどんでいる中、エルゼスの方へ歩いてきたのは

ファーニフアルだ。軽くお辞儀をしようと頭を下げかけたが

「かた苦しいのは無しでいいぜ。ファーニフアルっていう」

とさえぎられた。

「ボウズ君はここに来るのは初めてかい?名前を聞いてもいいかな」

「…エルゼス・クォーレと言いやす」

「エルゼス坊、ね。覚えとこう。しっかし、両手に花だったみたいじゃ

ないの―?」

そう良いにやにやと猫のように目を細めて笑うファーニフアルの様を見て、

エルゼスは悪戯好きの子供のようだと思った。そして先程彼が言った言葉を

オウム返しにたずねる。

「両手に花?」

「片や、帝国の友好国であるアカナチの幼女姫様、幼女好きにはたまらない

その起伏のない小学生なみ肉体の神秘!それだけにとどまらず片や母性を

肉体で溢れんばかりに表して尚発育中、天然元気属性の型にはまらない

世話焼きお嬢様!今ならば追加でお姉様属性が付いた帝国が誇る指折り

屈指の28歳乙女な淑女金髪ドリルスペシャル令嬢と名高いアスカレナ・

エッチェンバルグ中佐様もセットでおと―」

「エルシェリッド大佐」


底冷えする声がファーニフアルの背後から聞こえた。エルゼスが見ると

そこには人のものとは思えない黒いオーラとか魔力とかそういうのを

あふれさせたアスカレナが鬼のような形相でファーニフアルを見ていた。

顔色が一瞬で青くなり、滝のように汗を流すファーニフアルにアスカレナは

一切のためらいもなく言う。

「後で話がある。書類の点検が終わったら来てくれるな?貴行は女好きで

女からの頼みと約束は守る主義だものな?」

「は、はいぃー!ただちに業務を終わらせてまいりますー!」

そう言いながらエルゼスの脇を通る際にファーニフアルは片眼を閉じ言う。

「縁があったらまた会おうぜ。余計なお世話だろうとは思うがその時まで

お前さんのしけた面、少しまともにするといいかもな」

そう言い、彼自身の宿舎で書類仕事をするのだろう、去って行った

ファーニフアルをエルゼス達は見送る。最後までよく分からない男だった。


「私も余り油を売るのは感心しないし、行くとしよう。…セルア」

「は、はい!お姉さん!」

「君は他者を害しようなどと思わないで欲しかった。君にとっては生きている

だけでも戦いだったのだから…せめて強く生きてほしいとは思うが、他人を

蹴落とすという意味を…今一度考えてくれ」

エルゼスから見て、彼女の目は本当にセルアを心配しているだろう事が

言葉からも分かった。が、そんな彼女の言い分に対しセルアは目を伏せる。

それを見てもアスカレナは去って行くしかないようだった。


3人で集まり、本部内を見ている間エルゼスは作業を淡々とこなすように

説明口調を続けるヒビキに話しかける。

「先輩?」

「どうした?」

「姫って…どういう事だよ?」

「…いずれ話すさ。聞いて面白いものでもないし、ね」

それだけ言い、ヒビキは各階ごとの説明を終わらせる。3人は早い内に

本部を出た。



3人が本部を出てから左への通路を通り、軍事兵器格納庫の検問を通り過ぎ

一番に聞こえたのは、エルゼスが聞き覚えのある声だった。

「いてぇ!いて、いてえから!何しやがる鳥ちくしょうのつがい共め!?」

聞き覚えのある声にエルゼスと2人はそちらを見る。3人の目に入ったのは

ひし形頭のドワーフが慌てている後ろ姿と、その頭をついばむ様に

突ついている2匹の小鳥だった。

「!どこに行ってたのかと思ったら?!あなた達何やってるのー!?」

セルアのあげた声に振り返ったのは2匹の小鳥だけではなく、エルゼスが

小父と慕うアエルードの兄、チェトフもだった。

「な、何じゃ!?というかテルラスクのとこの嬢ちゃんに…ボウズか!?

こ、これ、俺は何もやっとらんのに、何故か…」

『せるあ、せるあ、ミツケタ、チガウ、ミツカッチャッタ!?』

『マズイ、マズイ、オコラレル、オコラレル!?ニゲル!?』

「ゼス君」

「捕まえるか」

「一秒でも早くお願いしていい?」

「よし」


エルゼスはセルアと会話を済ませると同時に足元に魔力をまとった。そして

次の瞬間には

『『!?』』

2匹ともエルゼスの手に捕まっていた。


エルゼスは2人の少女の元へ歩きながら聞く。

「そういえば、こいつらを飼ってるわけじゃないのか?」

「あー、それなのだが…」

「え、えっと…この子達はあたしが飼ってるわけじゃないから…」

「すまない…校則とはいえ、校内で生き物を飼うのを禁じているのは」

「魔物などの影響か」

『コウソク、ソンナノ、シルカ!』

『せるあ、ワタシタチ、ヨクシテクレル。ギント、アカノ、コゾウ、

ランボウ、ヨクナイ』

「ねえ?」

口々に再びさえずり出した鳥に対し凶悪なオーラをセルアは纏う。笑顔にも

かかわらず、何故か雰囲気が先程のアスカレナに似ている。それははたして

血が少しでも繋がっているからだろうか。

「ゼス君に頼んで、全身砕いて貰ってもいいんだからね?」

『『……』』

「お へ ん じ は ?」

『『ゴメンナサイ』』


続いてエルゼスの後ろから頭をかきながらチェトフもやってきた。

「あーやれやれ、来て早々すまないな。そして二人は久しぶりだぜい」

「チェトフおじさん久しぶり。この前のあれの手入れ、どうだったの?」

「あいや!嬢ちゃんよ、その前に、そっちの黒髪のちっこいお嬢ちゃんは

どちらさ―」

「老人ヨ。前言ノ撤回ヲ求メヨウ」

「ガハハハ!男に二言と言う言葉は―」

チェトフが言うよりも無言の圧力が小さいヒビキから発せられる。冷気まで

何故か発せられているような状況に

「…はぁ、わーったわい、最近の若いのはこれだから…で、嬢ちゃんよ

この娘さんは」

「軍高の生徒会長だよ。私の親友の」

「…はて、聞き間違いか?ワシも老いたか」

「んな年で現実から目ぇ背けんのか、アエルード小父さんのアニキよ?」

とどめとばかりに容赦なくエルゼスが言って、遂にチェトフはヒビキに対し

上半身を折ったのだった。


「で…と、あー、ふけ、せま、お?よし、とどいた…と。これだ」

軍事兵器格納庫内部の一角、ヒビキが先程説明した内容にあった

鍛冶師名義のロッカーで、チェトフのロッカーは右端の一番下だった。

チェトフが持つ全身の半分がロッカーに入れる光景は、心配する内容では

あったが。

(あのまま頭だけ入って抜けなくなったって事はないのか?)

3人の心配もよそに、チェトフは何食わぬ顔でロッカーから積み木の

ように組み合わせた銀の塊を取り出すと、広い木の作業台に置く。


「これが…私がこの前見つけたガラクタの完成図?というよりは…」

「ああ、ほぼ完璧な形…のはずだ。―聖遺物:アルク―なのか、本当に

ただのおもちゃなのかは今は分からなんが、な」

聖遺物というのは遠い昔に今の理論では解明できない技術と研究の末

生み出された古代の技術であり、魔玉もその1つだった。こう言った者は

近く深くの遺跡等にもあるのだが、それが大陸そのものの地盤の変形により

偶然見つけた、などそういう例もある。だが、大抵はただのガラクタであり

使える者はそうないのだが…魔玉については強い魔物の器官にまるで

心臓のようにあったことなどもあり評論会など学者達の場では様々な説が

現在も飛び交っている。


「試しに坊主、魔力を送り込んでみるかい?」

よりにも寄って、チェトフが選んだのはエルゼスだった。エルゼスはそれに

一歩下がるようにして疑う目をチェトフに向ける。

「前から思うが、アンタから厚意を受ける理由が分からない」

「偶然が重なっただけと、一応理由はあるんだがねえ…」

わしわしと頭をかきながら言うチェトフは視線がさ迷っていた。何か考えが

あるというよりは、困るようにエルゼスには見えた。無言で次の言葉を

エルゼスは待つ。

「…」

「テルん所の嬢ちゃんはこの前いいガラクタを与えちまって…えーと、

タカナシ生徒会長だっけ?そっちは…ほら…さっきよぅ…」

しりすぼみに声が小さくなっているのは申し訳なさのようだった。それを

見たエルゼスは呆れたようにあきらめ積み木を組み合わせ、箱につめた様な

形をしている銀の模型の集まりへ向き合う前に…セルアを見た。セルアも

ヒビキもエルゼスの行動を察したのか、じっと無言で見つめ返す。言う事は

ないと態度で示していた。それは不思議な形状をした。所々が少しゆがみ、

銀の光沢がはがれているが腕をはめる様な輪の部分が分かりやすく

付いている。そこをエルゼスが握ると同時に、


チクリ


輪から射出された針がエルゼスの手を貫いた。エルゼスが痛みに顔を

しかめると同時に、小さく血が手を伝い輪にこぼれ落ちる。少しの間の後

黒く四角い場所に次のような言葉が急に表示された。


―Blood type:R-r…Download complete!―


嫌な予感がしてエルゼスが右手を離すよりも早く


ジュッ!!!


模型の箱部分、穴が空いた場所から刃状に光が漏れ、乗せていた木の台の

一部と、対岸側にある木の台までを一瞬で灼いた。灼かれた場所は

綺麗にくぼみ、黒い跡すらない。完璧な消滅とさえ言えるそれに4人全員が

沈黙した。


「あー…とりあえずだ」

わしわしと頭をかきながら口を開いたのはチェトフだった。注目が

ひし形頭のドワーフに集まる。

「ワシ名義で、ロッカーにしかと入れておこう。そいつの名前を決めるのは…

使用者自身でいいか?」

「安直な感じのものしかつけれないぞ?」

「それでもそいつが喜ぶもんだろうよ」

自分自身の言葉に大きく頷くチェトフと、2人の少女がエルゼスに視線を

集める。エルゼスは刃の形をした光を発したその模型を見て一言だけ

名前だけ呟いた。


「…ソル・ヴォルグ」



「分かってるか?あの方々に従わない場合…君に最早未来はない」

「は、はい…」

「あの小娘達が入ってくるのも時間の問題となろう。総帥様の目に入った

以上、姫陛下へは必ず伝わるだろう…」

「わ、分かっております…ぼくなんて所詮は…」

「…」

「す、すみませんっ、ぼ、ほ、本官の忠誠は真なる帝国の為にっ」

「……それでいい」


(問題は小娘か…報告すべきか…否、【あの方】が判断と感知を怠るわけが

ない…)



「さて、そろそろ寮へ戻らないとな…と言ってもこの庭へ繋がる通路を

一直線に戻るだけなんだが」

軍事兵器格納庫を出た後にヒビキは振り返りエルゼスを見る。


「大変なのは明日からだぞ。セルアも君のクラスにいる事が幸運だと

いうのが皮肉だが」

そう言いながら少し目つきを鋭くしヒビキは体ごとエルゼスへ振り返る。

「君は明日自分のした事の結果を他者から受ける事になるだろう。それは

君のみを対象にした話だけではない」

「…お姫さんはさ」

漸く反応を示したエルゼスを小さい体に威圧的な気配をただよわせヒビキは

見上げる。


「セルアを助けるつもりはないのか?」


しばしの間、その状態で見つめ合うというよりは睨み合う2人。それを

そばから交互に心配しながら見ているセルア。少したった後に、ヒビキは

背を向ける。

「それならば、君に頼みなどするか」

溜息のように漏れたヒビキの一言が空をおおい始めた闇夜に溶けていった。



エルゼス達が移住・商業区と軍備工築区の一部を一通り見たその日の夜。

帝国の街並みを見下ろしながら人影が通信機のダイヤルをかける。


「はい、俺です。【調査】で一通りの見取り図が完成したので、何とか

どうにかそちらに転送しようかと」


「詳細および現地情報は直に出向く事になりそうですが…余り軽く足を

つけられない程に偉く深い懐へもぐり込めてしまいまして」


「その分はっきりと見えているから、逆に手を下したら察せられる危険が

あり、動きにくいのです。軍人としての経験で、この派閥争いはどうにも

厄介な香りがしますね。様々な人材が入ってくるカドラバではそれが特に

目立つようで…明日来る人がどのような人間か分からない事もあります」


「身軽な方々がいてくれたらそれはそれで今後助かるのですがね…と?

よもや【あのお方】に…?そのような…」


「…分かっています。私はあなた方の決断に意見は出せませんし…

何よりあなた様が【己の娘】を大切に思っているのは知っています」


「では、この連絡が長いのも問題でしょうからこれにて。…我が忠誠は

祖国アカナチの為に…」

人影は建物の中へ姿をくらます。それを見ていたのは空の月や星々と

夜目のきく飛行動物のみだった。


―act6に続く―


*次回予告!*

「エルゼス・クォーレ」

それだけ言い、無機質な機械のように教壇を降りるエルゼス

「こっちこっち!」

「…フッ」

それぞれの思惑は絡み合い

「龍玉」

「おお、予習しておるようだなクォーレ。ならテルラスク、この龍玉と

装甲を繋ぐ神経的な部分を何と言ったかの?」

「ええと…」

悪意が少女を取り込み始める

「どうした?」

「そんなに急いでどこ行く気さね?フフフ」

「貴女は邪魔なのですよ。大人しくしてくれませんか」

それを払う刃に突然凶暴化した男は牙をむく

「テメェのそのきたねえ手でこの俺の足に触れてるどころか

掴んでんじゃねええええええええっ!」

次回ヴァンドラグーン・ラドスパード:鮮血色の龍躁者

act6:転入、そして


注:次回予告は予告であり、自身の未熟などの都合で、文内容が変わる

可能性があります。同意の上、次回作へお進み下さい


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