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幼児から始めるゆるゆる無双学園生活  作者: 蒼野湊
第2章 学園への道と最初の仲間たち

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第22話 フェルナードの市場で買い物(そして黒衣の少女)


 翌朝。

 俺たちは宿「イルミナ」を出て、

 フェルナードの朝市へ向かった。


ティオ「うおおお!! 朝から活気すげぇ!」

ミーナ「ひ、人がいっぱい……」

ルカ「果物の匂いする〜!」

シオン「眩しい……光反射多い……」


(光属性Aの弱点そこなの?)


 フェルナードは交易の要所。

 旅人も多く、朝から店がずらりと並んで賑やかだ。


・新鮮な果物

・旅人向けの装備品

・魔石アクセサリー

・香辛料

・道中食料の干し肉


(ここで学園までの旅に必要な物を揃えたい)


 


■ まずは旅の食料と装備


俺「みんな、今日は必要な物を買うよ。

 まずは保存食と水袋、それから……簡単な武具もね」


ルカ「武具!!」

ティオ「おれ、剣ほしい!」

ミーナ「わ、私は杖……?」

シオン「ぼくは魔力板でいい……」


(いやみんな早い)


 


● 装備品屋《ハーフムーン工房》


店主「坊主たち、冒険者かい? それとも学園組か?」


俺「学園への旅の途中です」


店主「ほう、なら軽装でいいな。子どもは防御優先だ」


(この店主……分かってる)


・ティオ → 軽量の木剣(1シル)

・ルカ → 小型バックラー(2シル)

・ミーナ → 初級杖(3シル)

・シオン → 魔力安定板(3シル)


残り1シルで旅のパン3つ購入。


(今日の資金は残り少ないけど、必要な装備は揃ったな)


ティオ「ユウト〜!! 見て! 木剣かっこいい!!」


ミーナ「この杖……や、優しい魔力を感じる……」


ルカ「バシバシ殴れそう!」


シオン「……ぼく、安定板あれば……夜も光らないかも」


(それは大事)


 


■ 次に向かったのは――魔石屋


 通りの奥に“魔石専門店”があった。


《魔晶店アウロラ》

・魔石売買

・魔石の相場掲示板あり


店主「魔石の査定かい?それとも購入?」


俺「今日は情報が聞きたいです」


店主「いいねぇ。フェルナードは情報が命だ。

 最近の魔石相場は少し……荒れてるんだよ」


(荒れてる……?)


掲示板にはこう書かれていた。


魔石相場フェルナード

・小魔石 → 5シル(安定)

・中魔石 → 14 → 12シルへ下落

・光魔石系 → 高値維持(需要高)


(スラッグ粘石が少し落ちてる……?

 理由は……)


店主「聞いた話じゃ、学園都市アステルの近くで

 “魔石大量流通ルート”ができたらしい」


(大量流通……?

 なんか嫌な予感がするな)


 


■ ミーナが店の外で声を上げた


ミーナ「あっ……! ユウト……!」


(どうした?)


 外を見ると、

 フェルナードの路地に――


黒いローブを纏った少女

が立っていた。


フードで顔がほとんど見えない。

ただ、ひとつだけ目につく。


(……魔力の質が……異様に澄んでる)


属性は――

闇でも火でも風でもない。

“複合属性”の気配。


少女はじっとこちらを見ていた。


ティオ「ユウト……誰?」

ルカ「なんか怪しい……」

シオン「……魔力、きれいすぎる……なんだろ……」


少女はゆっくりと手を上げ、

俺たちに向かって一言。


少女「……“アジャスト”の適性者……?」


(え?!

 俺の“調整”を知ってるの!?)


少女「あなたに……会いに来たの」


(え、こっち来るの!?)


ミーナ「ひ、ひぃ……!」


少女はフードの影から、

澄んだ瞳をのぞかせた。


「――ユウト。

 あなたの魔力は、“鍵”よ」


(鍵……?

 なんだそれ!?

 俺、なんでそんな重要ワードを!?)


少女は続けた。


「……学園で、また会いましょう」


その一言を残し、

人混みへ消えていった。


 


■ 残された俺たち


ティオ「なんだあれ!? どこの子だよ!?」

ルカ「絶対ただ者じゃない!!」

ミーナ「こ、こわい……けど……きれいだった……」

シオン「……あの魔力……普通じゃない。

 天才とかそういうレベルじゃない……」


(いや、普通じゃなかった。

 あの“複合属性の質”……学園上位どころか、

 王都級の魔力かもしれない)


 そして――

 俺の成長ログが反応した。


◆ 特別ログ ◆

《黒衣の少女:観測》

《タグ:学園上位者 / 特級複合属性》

《再会地点:アステル学園》

《ユウトとの関連:未解析 / 鍵》


(いや“未解析/鍵”ってなんだよ!!

 やばい匂いしかしない!!)


 


■ 旅の出発準備完了


俺「……よし。

 フェルナードでの用事は全部済んだ」


ティオ「ようし!次の街まで走るぞ!!」


ミーナ「が、頑張る……!」


ルカ「魔石いっぱい集めようね!!」


シオン「……ユウト。

 ぼく……あの黒い子の魔力……怖い……」


俺「大丈夫。

 何があっても、俺たちで乗り越えるよ」


シオン「……うん」


(学園――なにか大きなことが待ってる気がする)


 荷物を背負い、

 俺たちはフェルナードを出発した。

本話もお読みいただき、ありがとうございました!


少しでも続きが気になる、と感じていただけましたら、

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これからもどうぞよろしくお願いします!

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