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スターチス  作者: 愛姫
14/30

そろそろ考える時間です?

紅葉〜?日焼け少しは良くなったかな?


まぁ...そうね

あれから毎日薬を塗ったから良くなったわね。


そっかそっか〜

毎日塗った私に感謝しなさいよね〜


貴方は私の体に触れるから協力してただけでしょ...


紅葉〜?下来れるかぁ?

(1階から呼ぶ紅葉母)


ん?呼ばれたわね。


そうだね...なんで呼ばれたんだろ?


カチャ...ミシッ...ダン...ダン...(部屋から出て階段を降りる紅葉)


ガラガラガラ...なに?お母さん


おう紅葉〜少し話したい事があるんだ。

椅子にでも座って聞いてくれや。


う、うん...(少し変な空気を感じ取る紅葉)


ほむ〜?なにやら重大なお話の空気を感じますなぁ

(青葉も中に浮きながらそれを感じ取る)


カタン...(椅子に座る2人)


さて、紅葉...


ゴクリ...(緊張する紅葉)


最近楽しいか?


.....え?(思ってた事と全く違う事を言われてびっくりする紅葉)

.....(少し間を置いて)

まぁ...楽しいかな...


そっか〜なら良かった...

(優しい声で話し始める紅葉母)

青葉ちゃんが亡くなってから数ヶ月...部屋にずーと閉じこもって

1人で何日も泣いてたり、顔合わせてもいつも死んでるような表情してたから

ずーと心配してたんだ。だけど私じゃ青葉ちゃんの代わりにはなれないし

1番辛いのは紅葉だからその傷が少しでも癒えるのを祈ってた。

だけどね...最近貴方が外に出るようになってとても楽しそうな顔してるから...

まるで青葉ちゃんがいた時みたいに...だから、その調子でこれからも元気にしてろよ!!

それだけだ!部屋に戻っていいぞ〜私はタバコ吸うから〜



うん...分かった...(しぶしぶ言われた通りに部屋に戻る紅葉)


ガチャン...(部屋に戻ってきた紅葉)


お母さん...何が話したかったんだろ?(疑問)


ずこーーー(コケる青葉)

も、紅葉ぃ!?(びっくりしてる)

あんた話聞いてました!?

娘を心配してたお母さんの気持ちを伝えてくれたんだよ!?


いや、それは分かるんだけど

お母さん多分別の用件があったんじゃないかなって


ああ〜なるほど〜

まぁそれは正解だねぇ〜


何?青葉知ってるの?


まぁねぇ〜紅葉が寝てる時紅葉ママが話してるの聞いたからねぇ〜

まぁそれを聞かなくても分かるけど


何よ、言いなさいよ


んー?紅葉もほんとは分かってるんでしょ?

紅葉ママが伝えたかったこと


.......(無言の紅葉)


まぁ本人が1番気にしてる事だからね。

そりゃ気づかない訳がないよね。

そう...《《学校》》の事を話したかったんだよ。

朝学校の先生から電話かかってきてて紅葉そろそろ来ないとやばいって...

私が死んだのが6月の終わり頃

そこから夏休みが来るまでの約1ヶ月休んでるから...

その事を紅葉ママが伝えようとしてたんだよ...

だけど紅葉が最近笑顔になって少しずつ前みたいに元気になってて嬉しかったんだよ。

けど、学校の事伝えたらそれが重りになってまた部屋に閉じこもっちゃうと思って言えなかった。


そっか.....(言葉につまる紅葉)


まぁ...少し考えてみて...

ぶっちゃけ私が死んだせいで紅葉がこうなっちゃったんだし

私に言われたくないと思うけど...

紅葉は...生きてて...私はもう死んでるから...


青葉...貴方のせいじゃないわ

だからそこまで自分を貶めるのはやめなさい。

これは私の問題...今まで貴方に頼って生きてきたからこうなっただけ

.....少し私も考えてみるわ...

だから部屋から出て言ってくれないかしら...


わかった...何かあったら呼んでね...

(部屋をすり抜け出ていく青葉)


.......バタン.....(崩れ落ちる紅葉)

うぅ...ああぁ...なんで...なんで私はこんなにも弱いんだ.....

(泣き崩れる紅葉)



.......(部屋の前で紅葉の鳴き声を聞いている青葉)


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