花火のはずが水鉄砲で撃ち合いに?
ガチャ...(家の扉を開けた音)
ふぅ...あちい〜
全くなんで日本の夏はこんなにも暑いんだ!
これじゃあ溶けちゃうよ〜!
あついって言わないでくれる?
私まで暑くなるじゃない
カシャ...パカ...
えーー?だってしょうがないじゃ...
んえぇぇ!?
ちょ!何日傘なんか差してるの!
ずるいじゃん!私も入れてよ!!
うるさい、近づくな余計暑くなるだろ。
それに私は日焼けしてるんだ、その対策をするのは当たり前だろ。
(傘に侵入して来ようとする青葉を遮りながら言う)
あーん
そんなこと言ったら反論できないじゃん
まったく...
プシュッ...ビシャビシャビシャ...
ポトポト(水滴が落ちる)
・・・紅葉さん?
何かしら?
暑いって言ってたでしょ?
だから私が水をかけてあげたの
ありがたく思いなさい?
・・・なるほどね...
公園着いたら絶対泣かす...(やる気満々)
いいわよ
かかってきなさい、相手になるわ(こっちも)
(そんなこんな行く道中色々ありまして)
到着〜!!
さてさて...紅葉?(紅葉が後ろにいると思ってる話しかける青葉)
トコトコトコ...キュッ...キュッ...ジャボボボ...(人知れず水道で水を補充する紅葉)
先に水鉄砲やるか花火やるかどっちにする〜?(紅葉の方を見る青葉)
プシュ...プシュ...(試し打ち)
カチャ...ブシュゥゥゥ!!(青葉に狙いを定めて打つ紅葉)
ゔおう!!(驚いた青葉)
も、紅葉卑怯だぞお前!
ブシュ...ブシュ...(その間にも遠慮なく打ち続ける紅葉)
あ、あ、ちょ紅葉さん少し待って...
ちょっと!?顔ばっか狙うのやめて...グフッ(顔にクリーンヒットする青葉)
(反撃する術もなく一方的にボコられる青葉)
ブシュ...スカ...スカ...(水が無くなった)
!!
来た!!(それを見逃さなかった青葉)
紅葉〜?お前の水鉄砲はもう弾切れのようだな!
今の隙に水を補充させてもら.....!?!?
カチャ...(紅葉の手にはもう1つの水鉄砲が)
青葉?最後に言い残すことはあるかしら?
(青葉に照準を合わせながら言う紅葉)
そ、そうっすねぇ...(弱い声で話す青葉)
て、手加減とかって...してくれたりします?
ふっ...(ものすごい笑顔の紅葉)
あっ...(全てを悟った青葉)
それじゃ...死んでちょうだい♡
ブッシュゥゥゥゥ!!(青葉に向けて放つ紅葉)
ぐ、ぐぇ...
もう死んでるブボボボボ...
も、もうやめてーー!!!
(白旗を上げた青葉)
(ベンチに腰をかける2人)
ふぅ...楽しかったわね...(濡れてない紅葉)
そ、そうっすねぇ...(全身びしょびしょの青葉)
空...もう暗いわね...
そうだねぇ...はしゃぎすぎたねぇ...
.....そろそろやりましょうか。
おお〜待ってました♪̊̈♪̆̈
(浮かれてる青葉)
ガサゴソ...
とりあえず線香花火は最後よね...
そうだねぇ〜
置いて離れる系はよく分からないから手元で光るやつでやりましょうか...
んーー...パチパチ光る!!...吹き出し花火...(色々見比べる紅葉)
.......よく分からないから適当につけてやろう(諦めた)
なんだよ適当って〜(笑う青葉)
それじゃあ.....(大事な事に気づく紅葉)
.....青葉...
んー?どったのー?
火って...どうやって付けよう...
あっ.....(完全に忘れていた2人)
.....コンビニでライターでも買ってこようか...
すぐ近くにあるし...
そもそもよく考えたら未成年だけでやっていいものなの...?
.......(見つめ合う2人)
ティロリロリロリン〜(コンビニに入った2人)
っしゃっせ〜
ピッピッ...(レジを打つ音)
温めますか〜?
お願いします。
わかりましたー
ビッピッ...チーン(レンジの音)
ガサゴソ...(袋に入れて)
あ、箸2善で
わかりやした〜
ありがとうござっました〜
ティロリロリロリン(コンビニから出た音)
トコトコトコ...(歩いてさっきのベンチまで戻ってきた2人)
結局...たこ焼きだけ買って
ライターを買う勇気も火遊びする勇気もなく...
.....なによ
文句があるならいいなさいよ
別に文句なんてないさ〜
ただ、紅葉のドジっ子な姿が見れて満足しただけよ〜
ガサゴソ...
いや〜あの紅葉がこんなおっちょこちょいするなんてな〜
明日は大雪かも.....パクッ.....
.......?!?!
あっふぅーーーいい!!!!
ハフハフ...!?
な、なにふゅるのもみひぃ〜!!(一応怒ってる)
ふーふーふー...パク...
うん、ちゃんと冷まさないと火傷するわね。
お前ー!!私を実験台にしたな!
このやろう!!
ふーふー...ほら怒ってないで食べなさいよ
(たこ焼きを食べさせようとする紅葉)
え.....うん...
パク.....モグモグ...
私が食べさせたんだけど...美味しい?
.....熱くてよく分からないよ...ばか...
(たこ焼きを完食した2人)
ミーンミンミンミン(セミの音)
もうすぐ夏も終わりかね...?
どうかしらね...まだまだ暑いのは続くんじゃないかしら?
そっか〜...それは嫌だねぇ...
そうね...もう少し過ごしやすくなってほしいわね。
(空を見上げる2人)
星...綺麗だね...
そうね.....
ただそれより、貴方にそんな感性があったのに驚いたわ
ちょっとー!?
今いい所だったんですけど!?
(無視する紅葉)
あ、無視ですか
そうですか。(無視に慣れた青葉)
.......帰りましょうか...
そうだね〜でも花火のリベンジは絶対しようね!!
ふん!!(やる気満々の青葉)
貴方は変わらないわね...(優しい声で言う)
んえ〜?
それどういう意味〜?
ガサゴソ...(荷物持って)
さて、帰りましょうか。(急に素に戻る)
えー?
ちょっと〜?
さっきのはどういう意味〜?
もー置いてかないでよ〜!!
(家に帰る2人だが玄関には.....)
カチャ.....ただいま〜
おっかー.....って貴方何その格好?
(紅葉母からは傘と水鉄砲と手持ち花火が露出する袋を持った娘の姿が)




