アンの異能 2
あ、あれ?なんか俺の腕真っ赤なんだけど?めっちゃ痛いんだけど?え?え?ま、まさかのアンって馬鹿力系女子なの?そんな風には見えないんだけど。
「ご、ごめんなさい!い、痛かったですか?」
アンが俺に対し謝るの。うーん。痛くないよ?本当だよ?ただ腕が真っ赤で驚いただけよ俺。
「だ、大丈夫だ。しっかし驚いたよアンさん。まさか馬鹿力系女子とは」
「馬鹿力系女子とはなんですか?今のは私の異能での攻撃ですよ?」
え?嘘だろ?こんな腕真っ赤にするほどのパンチをできるアンさんがつかえないだど?チームメイトの奴ら頭おかしいんじゃねぇか?もはやリーダー候補だろ。アンさんは
「ち、ちなみに、い、言っておき、ま、ますけど私の、い、異能は、今日、から、ち、ちゃんとつ、使えるように、なったん、ですよ?」
「え?何それ?特殊な異能なの?とある日にしかつかえないとかそんな感じ?」
「そ、そんな感じ、です。では、つ、続きをやらせていた、だきます!」
アンさんはまた俺に殴りかかり、俺はアンさんの攻撃を避ける。確かにアンさんの異能攻撃は当たれば痛いが当たらなければなんら痛くない。それに実戦経験が少ないのか動きが遅い。でもそれも仕方ないか。胸がかなりでかくて動きづらそうだし。現に俺に殴る際めっちゃ揺れてる。目の前の揺れているものを見ているとアンさんは顔を赤らめって
「も、もう。シ、ショウくん、の、エ、エッチ。で、でも、ショウ、君なら、見て、ても、いいよ」
え!見てていいの!何それ!なんてご褒美?
「だ、だってみて、いてくれ、たら、私の、こ、攻撃、あ、あたるかも、しれないから」
・・・ちくしょう!勘違いさせるなよ!ご褒美だと思ったのによ!そんな理由だなんて!
「アンさん。男をからかうのはよくないよ」
「で、でも、せ、先生が、使えるものは、な、なんでも使え、と。こ、これが私の、つ、つかえるもの、です」
俺を接近戦をしながらアンさんが言うと俺は
「そうか。ならいいだろ。俺もアンさんのそれは使えるものとして使っているものだと思う」
「そ、それで、かまいません。や、やぁ!」
アンさんは俺に殴りかかり俺はアンさんの攻撃を避けまくる。
しっかしなんだ?さっきよりパンチの速度が上がっているんだが気のせいだろうか?それになんだかアンさんの表情も変わりつつある?なんか、喜んでね?
アンさんは俺に殴りかかって接近戦をしながらなぜかすごい嬉しそうな顔で俺に殴りかかっていた。
「う、うへへ。ショウくんショウくんショウくん」




