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実技授業3

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「ふぅぅぅ」

魔族と対峙したアイスはその風貌に驚いていた。どのような人型が出てくるかは幾らか予想していたが自分と似た姿というのはやはりその中でも最悪の予想であった


「鏡映族でしたか、最悪です」

確か、師匠の図鑑に載ってた。自分に敵対する人そのものの姿をして混乱させ殺す魔族。これは一人で正解でしたね、二人以上いた間違えて攻撃されることもありますから

アイスは心を落ち着かせると杖を握って戦端を開く呪文を唱える

「ランツェ!」


アイスが唱えると魔法陣が数個出現して光の槍を魔族に向けて放った

「$&#<”!」

魔族が何かを唱えると普通の円形でなく六角形の魔法陣でできた防御魔法がでてきた


何でしょうあれ?六角形の魔法陣なんて見たことないし、師匠からも聞いたことないですし

見たことのない魔法陣にアイスは警戒しながらもいつも通りに手数で押しこもうとする


「魔族でも、いつも通りにやれれば………」

自分に言い聞かせてアイスは相当の量の光弾を魔族に叩き込む

「!#<*‘?」

それに対して明らかに人間の言語ではないと聞いた瞬間分かる言葉で魔族は防御と攻撃を同時に繰り出す


「確実に、狙って、速く」

アメリアから教わった基本であるこの三つを何度も呟いてアイスは自分を落ち着かせようとする

防御魔法が同時展開できないなら、攻撃を当てる。これで幾らかは逃れられますけど、その内喰らいますからね


周囲に使えそうなものがないか木々を見渡すと、木に実っているものが使えそうであることにアイスは気付いて攻撃の押し合いの光弾に紛れ込ませてその少し離れた木に光弾を当てる

ボスゥ

空気が抜けるような音が響き渡ると周りには落ちた木の実から白い綿が四散して二人の視界を遮る


「よしっ!」

狙い通りに視界を無くすことに成功したアイスは的外れになり始めた攻撃を避けて上に飛ぶ


鏡映族は擬態しなければ本体はほぼ霊体、巻き込んだ石と枝をぶつけてそれを解いて霊体系が最も苦手な風魔法でやり切る。我ながら完璧です

「魔界の支配者の一人である太古の神よ。神代より誇る天を操る力の一部を我に与え、その御業を為すことを赦した給。そして我は敵なる愚者に裁きを下して贄として下に奉る」

探知魔法と綿の中にほんの少し見える影を頼りにし、アイスは今自らが撃てる最大火力あるアメリアが大昔に開発した風魔法を放とうと呪文を唱える


「シュトゥルムヴィントドラッヘ‼‼」

アイスが叫ぶと地面から巨大な竜巻が起き、収束したその先が魔族に向かって槍の様に進む

「|~*@?<#‼‼」

それをようやく観測した魔族も絶叫するようにして魔法を発動する




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