戦の楽しみ方
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「痛っ。やっぱり、全部捌くのは、無理か」
アイスは上から落ちてくる氷柱の雨を防ぎながらも、少しずつ掠り傷を受けていた
「だったら、これで」
アイスは全身に防御魔法を張り、体制を立て直すと大きな魔法陣を二重に展開する
「師匠直伝、炎の竜巻です!」
アイスはアメリアから教わった風と炎の魔法を組み合わせ、炎でできた竜巻をレゼンに向けて放つ
「クソ熱い、何これ!」
レゼンは我慢できずに地面に降りたってロングソードを召喚する
「まだ僕も未熟ですね。上が一杯いるみたいです」
「当然だね。その実力の差、見せてあげるよ」
下に剣を構え、レゼンはアイスに攻撃を仕掛ける
「結局、これですか!」
アイスはベルゼブブの矛を召喚して走り出す
ぶつかり合った金属の音と激しい火花にアイスはこれまでに無かった高揚を覚え、それまでの戦いへの恐怖を忘れる
「師匠の言ってたやりとりって、このことだったんですね。言ってた通りですね………とても楽しいです‼‼」
アイスはベルゼブブの矛から何かを感じ、それに身を任せてレゼンの剣を弾き続ける
「貴方、やっぱ憑いてるよね?しかもこの感じ、貴方もこっち側かな?」
「えぇ、憑いてますよ。でも、こちら側っていうのは分かりませんね」
「楽しんでるでしょ?この状況を!この生命の、魂の奪い合いを!」
「えぇ、そうですね。とても、楽しいです!」
アイスは興奮し、力いっぱいに矛を振りぬいた
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