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六花立花巫女日記 外伝  作者: あんころもち
42.氷解
433/952

『トゥリア』悔恨⑫



 勝利を確信した時こそ、慎重に――リッカさまの、言葉です。


荒れろ(【ファヴス】)!! (=【ヴォル】)絡め取れ(・【イナナダヴァフ】)!!(・オルイグナス)

「リッカさまっ!!」

「動くんじゃねぇっつってんだろがッ!!」

「っ……」


 私がリッカさまを呼ぶ声は、悲鳴のようだった事でしょう。新たに詠唱され、マクゼルトの周囲に渦巻いていた”風”が弾け……リッカさまが乱回転しながら、空中に吹き飛ばされたのです。魔法を準備している事は露呈しませんでしたが……マクゼルトの意識が、こちらに戻ってきてしまいました。


(ですが今回は、これで……良いのです)


 マクゼルトは私を怒鳴る為に、打ち上げたリッカさまではなく私を見ています。私は、リッカさまから視線を外す事は……ありません。


(コイツは……打ち上げた対象を行動不能にさせる……ッ!!)


 動けなくなる効果が、あの暴風にはあるようです。平衡感覚が奪われ、そのまま地面に落下するだけでも死に至るでしょう。しかし――マクゼルトはそのような止めを求めていません。確実に、止めを打ち込みます。


「終わり――だッ!!」


 予想通り打ち込まれた拳と、勝利を()()したマクゼルトの醜悪な笑みが――止まりました。


「――ッ」

「シッ!!」


 身動きが出来なくなる、乱回転と”拘束”効果。これが、”悪意”に染まった”風”の真骨頂だったのでしょう。ですが、リッカさまは――マクゼルトが伸ばしてきた腕目掛けて、刀を振ろうとしています。


『”何か”残してるのは分かってた。だったら……対応出来る――!!』


 自由が利かなくなる寸前……リッカさまは自身の体内に発勁を行い、魔法を吹き飛ばしたのです。自身への発勁……内臓への損傷は確実でしょう。しかし、リッカさまの斬撃に翳りはありません。


(やっぱてめぇの方が――)


 死を覚悟して、尚――マクゼルトは嗤い、手を伸ばしています。マクゼルトの絶命を、誰もが()()した瞬間――リッカさまだけは、別の未来を想像していました。


「――っ」

「何……?」


 第六感から発せられた警鐘を受け、リッカさまがマクゼルトへの止めを中断し……私の方に向かって、駆け出しています。何があるのか、分かりません。状況を見れば止めを優先する場面でした。何かやるにしてもマクゼルトを倒してからでも、と考えるでしょう。ですが、私が――リッカさまを疑う事なんて、ないのです。


「アリス……さんっ!」

「――私の敵(【ファイド・)に潜み(ファシュテ】)し悪(=【マリス)の魔(・マギ)法を―(・ハゥアプ】)―斬り離す(・オルイグナス)!!」


 リッカさまに求められるまま――私は、シーアさんとレイメイさんを解放するための魔法を使いました。檻を閉ざす力は残っていたはずですが、マクゼルトは行動しません。死を覚悟した事で敗北を認めたとでも言うのでしょうか。


(いえ――これは、マクゼルトにとっても想定外だったのでしょう)

「っ……リッカ、さま……」


 シーアさん達を解放させた事に、間違いはありません。マクゼルトの魔法は”拒絶”出来ました。ただ……地面から突如として現れた鎖が……私を絞め殺す為に、縮まろうとしています。いえ、これは――絞め殺すどころでは、ありませんね。”盾”が、間に合いませんでした。


(これは……もう……ごめんなさい、リッカさま――)


 名前を呼んだ私の、諦めを感じ取ったのでしょう。リッカさまの表情が絶望に、染まりました。この距離は、間に合いません。


(置いて逝く事を……お許しください……)

「ァアアアアァァァっ!!」

「……っ!?」


 リッカさまの速度でも間に合わない距離だったはずです。なのに、地面を強く蹴ったリッカさまは爆発的な力で加速し……鎖を掴み、止めようとしています。掌が傷つく事も厭わず、止めようとしていますが……鎖は、止まりません。


『いやだ……こんなところで、別れる、なんて……っ!!』


 そんな鎖に――リッカさまは我武者羅に、刀を、振り下ろしました。


「リツカお姉――」

「っ私の領域を守る(【シルテ=ドム】)強き盾よ(・オルイグナス)!!」


 この鎖はただの鎖ではありません。マクゼルトの腕みたいに、準備がなければ斬れない鎖でした。それが、簡単に斬れたという驚きはありますが――私は……助かったようです。リッカさまを置いて逝く事なく、助かったのなら……私のやるべき事を、するべきでしょう。


 この鎖は私を殺す手段の一つでしかありません。この鎖を仕込んだ相手は……もう一手、用意していました。”悪意”が、降り注いできます。まるで……”悪意の雨”です。”領域”を広げ、リッカさまとシーアさんは包み込む事()出来ました。しかし……。


(レイメイさんは……届かなかっ――)


 範囲と強度を両立させる”領域”が、間に合いませんでした。この程度の”領域”でも防ぐことが出来る威力だった事に安堵しますが……それはこれが、威力を必要としない魔法だからです。魔法と言えるのかどうかすら分からないくらい、”悪意”に重きを置いています。当たるだけで死……良くて『感染』、です。


「――オォッ……!」

「!?」


 諦めかけたその時……レイメイさんが空から、”領域”に飛び込んできました。檻からの解放が、間に合っていたようです。


「――――シッ!!」


 剣を抜いたリッカさまが、無理やり”光”を纏わせ……振り向きざまに投擲しました。その表情は――見た事が無いくらいの憤怒に、染まっています。この状況を作り出したのは……マクゼルトでは、ありません。その憤怒が、向いているのは――。


「ッ」


 動く事なく、こちらの動向を窺っていたマクゼルトは、ぴくりとも動けませんでした。足の間を通り抜け、背後の影に突き刺さった剣が起こした音を聞いて、漸く剣を投げられたのだと認識したようです。


「一人くらいは()れると思ったのですがね」

「お前……」

(あの状況で巫女を優先するとは。()()()()()愚か――ですが、間に合わせた速度と判断力は驚嘆ですねぇ)


 剣に”光”を纏わせた理由は、すぐに分かりました。マクゼルトの影から……黒い、人の形をしたモノが出てきたのです。あの人が、鎖と”悪意の雨”を……使った犯人でしょう。


(余力など残っていないと思ったのですが――)

「何してやがる。俺の戦いに、水を差しやがって」

「あのままでは死んでいたでしょう。魔王様をそれを望んでいない」

「……」

「貴方にはまだやるべき事がある。分かっていますね」

「……クソが」

()()()()()()()()()()()()()、仕方ない。マクゼルトの無事を悦ぶとしましょうか)


 会話の内容からして、あれは幹部の一人です。マクゼルトを助ける為に、マクゼルトにすら知らせずに影に潜み……助ける為に、手を出したのでしょう。


(私を狙ったのは、助けるための……囮……?)


 私はまた、囮に使われたのでしょうか。リッカさまがこんなに……傷つきながらも追い詰めたのに、マクゼルトを倒す手助けをするどころか……邪魔を――。


「マクゼルトは返してもらいますよ」

「……それを、許すとでも?」


 もはや、傷が無い所を探す方が難しい程にぼろぼろなリッカさまが、尚も前に……進もうとしています。


「っ……」

「リッカさまっ」


 しかし、もう……限界、です。倒れそうになったリッカさまを、支えます。意志が、”抱擁強化”を伝ってリッカさまの体を動かそうとしていますが……もう、リッカさまの体は動けません。


(やるのなら、私が――)

「では、何れ」

「あ、ごっふーなにして――」

「ぇ……?」


 マクゼルトと黒い人が影に溶け込む瞬間、鈴を鳴らしたような……世界に一つだけの鈴を鳴らしたような声が、聞こえて……私は、止まってしまいました。私の目は大きく見開かれて、います。


(私が聴き間違えるはずのない、あの声の持ち主は…………)

「アリス、さん?」

「――い、いえ……感知は、私がします。どうか、そのまま……リッカ……」

 

 私がすべきことは、何だったのでしょう。


(リッカさまを……守る事です)


 ですが、この場においては――後一歩のところまで追い詰めたマクゼルトを、檻共々”アン・ギルィ・トァ・マシュ”で消し去るべきだったのではないでしょうか。黒い人影や、その後ろに聞こえた声の主も居ます。”アン・ギルィ・トァ・マシュ”だけで滅する事が出来なかったかもしれません。


(それでも……それ、でも……)


 私の腕の中で安堵して、頬が緩んでいるリッカさまを見たら……これで良かったのだと、思ってしまいました。私はまた……無力、です。



 周囲に敵が居ない事を確認し……リッカさまを膝枕して、”治癒”を始めます。先ずは、内臓から……。顔の前を拳圧が通っていきましたが……脳と心臓を守る為に、魔力砲を飛ばしたのでしょう。胃から下の方が、酷い怪我、です。


(大侵攻時のような事には、なっていませんが……その後の戦闘と、発勁によって……ところどころ、裂けて……)

「もっと……」


 ぽつりと、リッカさまが声を発しました。他よりも軽傷とはいえ、肺も傷ついています。声を出すのは、と思いましたが……リッカさまが私との会話を求めてくれるのは、嬉しいです。リッカさまの生を、感じさせてください。すぐに、治します。


「もっと……格好良く、戦いたかった、な……」

「十分……十分、格好良かったです……リッカさま……っ」


 格好良くない戦いなんて、リッカさまはしていません。リッカさまの、命の輝きは……しっかりと届いていました。抱き締め、させてください。継ぎ目のない敵の攻撃を掻い潜り……刹那の隙を見逃さず斬撃を放つお姿は、本当に格好良かったです……っ。


『あぁ……良かった……。今度は、守れた……』


 あの時も、リッカさまは私を守ってくれました。ですが、私はまた……守れません、でした。


『勝利で飾れなかったのは、残念だけど……』


 私は……檻と敵を同時に”拒絶”する、”アン・ギルィ・トァ・マシュ”を使うべきだったのでしょう。しかしあの時点で、私は……影の中の男に気付けていませんでした。最後まで私から意識を逸らさなかったマクゼルトが厄介だったという事は、言い訳でしかないでしょう。救うか倒す……私は、両立出来ません。


「……」

「どうしたんでス」

「お前ぇも悔しそうじゃねぇか」

「自分も悔しいって認めるんですネ」

「……何も出来んかったからな」

「あのお馬鹿を村に帰したじゃないですカ」

「慰めにもなんねぇよ」


 マクゼルトの狙いが、リッカさまだったから……人質で済みました。二人が死んでいたかもしれないと、考えたら……無事だった事は、幸運だったのです。


「リツカお姉さんハ、大丈夫なんですカ?」

「傷は治せました。後は……消耗した魔力が戻るのを、待つだけです」

「消耗した、か」

「……けほっ」


 魔力砲による魔力消耗と、血液による体力消耗……二重の生命力流出は、深刻な段階に入っています。消耗した魔力が戻るだけとは、言いましたが……大侵攻時の私と、同じです。回復に、時間がかかります。


(少し、違和感が、ありますが……)

「ごり押しにも程があんだろ……」

「レイメイさんなら……もっと楽に、出来ますよ」

「何……?」

「そのまま、”風”の練習をして、ください」


 マクゼルトの魔法も、拳圧も……言ってしまえば、風です。相殺するのなら、”風”をぶつけるだけで十分でしょう。リッカさまが予ねてから言っていたのは……この事、だったのですね。


 拳圧が無ければ楽に対応出来ると、リッカさまが証明しました。もちろん、達人級の動きと読みが必要ですが……レイメイさんなら、マクゼルトと戦えるかもしれないと……少しだけ希望が持てたと思います。


「レイメイさんと、マクゼルトが、同じ魔法を使ってたのは、幸運」

「そう、ですね……。”風”同士ならば、相殺も容易のはずです……」


 工夫次第では、相殺までせずとも……風を当てる方向を調整する事で、小さい力で逸らせるかもしれません。


「マクゼルトよりも、立場が上みたいな幹部が、居るみたいだから……私はそっちと戦わないと……」

「リッカさま……今は、休息を優先させてください……」

「う、うん……」


 視覚情報は、脳への負担が大きいです。休息時は目を閉じておいた方が良いでしょう。影の敵は……狡猾です。此度はマクゼルトの回収を優先してくれましたが、次戦うとしたらリッカさまである事は……確実、でしょう。


(私がその時、リッカさまと共に戦えるのか、分かりませんが…………)


 弱気になって……”想い”が強くなるはずが、ありません。一緒に戦うという気持ちだけは、変わらず、持たなければいけないでしょう。気持ちで負ける事だけは、許されません。これがこちらの世界での、戦いです。


「サボリさんがマクゼルトを倒さないといけないって事でス」

「あぁ……元々、そのつもりだ」

「正直言って良いですカ」

「何だ」

「勝てまス?」

「……」


 対処は出来るようになると、確信に近い物は得られました。しかし……それと同時に、不安もあります。


「リッカさまの攻撃で、斬れませんでした」

「魔法を纏ってからは全部必殺でしたよネ」

「全身全霊をかけ、相手の力を利用してやっと、鎧を突破出来ていました」

「生身でも恐ろしく硬そうでしたけド」

「骨が、鋼鉄の様でした」


 骨は鋼鉄……筋肉を硬直させても鉄のようでした。鉄を裂いた先に鉄があるようなものです。リッカさまでも、両断するのに全力中の全力が必要になりました。ただでさえ斬り辛いのに、”風”……”風の鎧”とでも言うべきでしょうか。あれを周囲に吹かせてからは、リッカさまでも工夫しなければ突破出来ませんでした。


(”風の鎧”はレイメイさんの”風”次第では突破出来るでしょうけど……)

「サボリさんは斬れるんでス?」

「それよりも、動きについていけるかどうか、ですね」


 まずは生きる事が出来るかどうか、です。何故レイメイさんに戦って貰いたいのかというと……魔王とマクゼルトが同時に出現した場合、私達は魔王で手一杯となります。幹部は他にも居ますが……せめて手の内が露呈しているマクゼルトは、レイメイさんが担当して欲しいのです。


「リツカお姉さんが本気でやっテ、それよりも速く見えましタ」

「実際、速かったと思います」


 踏み込めるようになってからは、リッカさまの方が速かったですが……震脚や回転を使えなかった段階では、後手に回らざるを得ませんでした。レイメイさんの斬撃も速くなってきていますが……攻撃に転じる事は出来ません。


「サボリさン。いけますカ?」

「……やるっきゃねぇだろ」


 出来るかどうかではなく、やるかやらないか……その意気が、大切なのでしょう。私にも、それが必要です。出来なかった事を悔やみ続けて……今回も、悔やんでいます。私の悔恨は雪ぐ事は出来ませんでしたけど、リッカさまがこうやって……会話、出来ています。私の声を、私の体温を、感じられているのです。


(それは、リッカさま自身が掴んだ結果ですが……)


 私の悔恨なんて、些細な、問題でしょう。リッカさまはちゃんと、生きています。


(ハーメンの時に書き記した誓いは、忘れていません)


 どんなに屈辱を重ねようとも、魔王に突き付けるまで……止まる事は、ありません。何度囮に、されようとも……見る事しか、出来なくとも……出来る事を、探し続けます。


「まァ、私も手伝いますヨ。リツカお姉さんの戦いを見て勉強出来ましたシ」

「……この際、一対一に拘ったりしねぇ。勝手にしろ」


 シーアさんも”風”を使えますから、相殺を手伝えます。そして”拘束”は大きな隙を生めるでしょう。四の五の言ってられない相手であると、今回の事でレイメイさんも認識を改めてくれたようです。レイメイさんはマクゼルトが戦う所を少しも、見ていませんでしたから……どこか楽観していたのかもしれません。


「とりあえズ、戻りましょウ。あの村の事も話さないといけませんシ」

「リッカさま、失礼します」


 治療は殆ど終わっていますが、もっとゆっくり診ておきたいです。何よりも、輸血しないと……血が流れすぎています。船に戻りましょう。お姫様抱っこ、失礼しますね。


「リッカさま……?」


 抱え上げてすぐに……リッカさまから力が抜け、腕がだらんと……しました。そんなはずはないと思いながらも、私の体から血の気が引いていきます。そんな私に気付き、シーアさんがリッカさまの腕を元の位置に戻してくれました。気を失っただけ、みたいです。


(気にしなくて、良かったのに……)


 私の想いも、リッカさまは分かっていたはずですが……今回は、一人で倒しきろうという意志がありました。


(あの時何も出来なかったのは……私の方、です……)


 それもすべては、大侵攻時……私達を残して意識を、手放してしまったからです。それを気にしていたから……リッカさまは一対一を望んでいました。リッカさまがそうしたかった理由が、私には分かります。私もそうだったのですから。


(私だけの、お姫様……。貴女さまの想い、確かに……私の心に、届きました)


 服だけでなく、顔や髪も血で塗れ……今尚、地面にぽたぽたと、滴っています。涙が、止まりません。それでも、心の底から微笑み……リッカさまに、頬擦りします。私に血が付く事を、貴女さまは気にしてしまうのでしょう。でも――私がそれを気にしない事も、分かってくれますから。このまま、慈しませて、ください。


(リッカさまのお陰で、皆無事――)

「……」

「巫女さン……?」


 村の方から集団がやって来ています。それだけならば、私は――このような、怒りの表情を浮かべないでしょう。シーアさんにまで届いてしまう怒気を、赦してください。今の私は、()()に敏感です。


(慰霊碑と思われる場所で、騒いだ事に怒っているのは、分かります。ですが――必要以上に憎悪を抱えているのは、何故なのでしょう。あの時逃げた村人が、勘違いのままに説明したのだと、思います)

「村民が、やってきます」

「……そうですカ。私達で対応しますかラ、先に戻っていてくださイ」

「しかし……」


 怒ったままの私が応対しても、軋轢を深くするだけかもしれません。ですが、”巫女”として説明責任を果たす必要があります。


「……さっキ、何も出来なかったんでス。これくらいさせてくださイ」

「古巣の始末は任せろや」


 有無を言わせず、シーアさんとレイメイさんが元来た道を戻ってしまいました。私が行くよりは、適任です。


(リッカさまの治療が最優先なのですから、ここは……)

「ありがとうございます……。船で、お待ちしております」

「はイ」


 会釈し、船まで急ぎます。勘違いした住民達には、何を言っても通じないでしょう。騒ぎになる前に、離れます。



ブクマ評価誤字報告ありがとうございます!

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