「徨(さまよ)う花たちよ」
「徨う花たちよ」
~スメタナ『交響詩わが祖国第二曲モルダウ』に乗せて~
遥かな時を 超えて来し
薄明の空を 抜けて来し
数多な町を 徨ひて
鬼出づる森を 討ち祓ひ
共に過ごした あの日々を
わたしは今も 唄ひ継ぐ
想ひ出に 涙見せじ 頬寄せむ……
「徨う花の物語」のテーマ曲です。有り得たかもしれないもう一つの地球、惑星ウィラルテに転生した高校生たちの生涯を描く大長編で、読者様にもリアルな異世界体験を共有していただくことを目指しています。
主人公たちは神事に使う花がモチーフで人柄も花言葉。語り手リカ・真榊璃花は榊(神を尊ぶ、揺るがない、控えめな美点)と瑠璃茉莉(いつも明るい、密かな情熱)。第2話の近況ノートで詳しく解説しています。
剣と魔法の世界で魔物の森に脅かされています。普人・森人・獣人・鉱人の四人類種が共存し、神・アペイロン(古典ギリシャ語「限りなし」)により使徒と呼ばれる英雄が遣わされてきた神話が語られています。
第90話で回収しましたが「徨う花」は主人公たちのパーティ名。「徨う花たちよ」は小説のテーマ曲ですが、劇中歌としては「身を捧げた使徒様を偲び詠った曲」。そして「いつ、誰が、誰を想って」唄うのか……。
スメタナ『交響詩わが祖国第二曲モルダウ』
(岩河三郎『モルダウ』など日本語歌詞あり)




