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~片想い~  作者: 春風 飛翔
片想い
14/27

完璧なヤツなんていない

とりあえず、あれですね…


書けるところまで、いけたらイイなぁ。。。と…


よろしくです。


………


…って何動じてんだよ…・俺、


「あぶないとこだったぜ…凛がまさかそんなこと言えるなんてな…俺に思いもよらないこと言って、話を逸らそうってか?」


…・とは言ったものの、ちょっぴり本気にしてしまったなんて・・ははハ。


「あ~ぁ、悠くんにはやっぱり敵わないなぁ。いい作戦だとおもったのに…」


…いや、マヂで本当に、なぁ……?


まぁ、それはいいとして、だ。


「っで、本当は何なんだ?」


また、訊いてみる…


「~~~い、言わないとダメかな? …やっぱり…?」


いつもなら、俺に弱い凛はすぐに負けていろんなことを教えてくれるんだが、

今回は違った。


「そんなに言いたくないことなのか? もしくは俺には言っちゃいけないことか?」


「うーんとね…とても言いたくないことに分類されて、悠くんにも言っちゃいけないことだと思う・・」


…・おいおい、両方かよ・・

「なぁ、そのことって愛海や和樹も関係してる?」


俺のこの問いに、何も言わず凛は首を横に振った…


「わかったよ…なら、もう訊かない。 …んじゃ、さっさと飾り着けちゃおうぜ?」


凛は頷き、一緒に教室の装飾をした。…約10分後に夕美ちゃんと梓が教室に戻ってきて、俺たちを手伝ってくれた。二人が戻って来た時に、凛に聞かれないように、こっそりこう訊いた。


「だれかに会わなかった?」


二人とも、先生には2、3回会ったけど、他には知っている人とは会ってないと言っていた。


…なるほど、ということはつまり、


和樹は今、愛海と一緒にいるというのが考えられるわけだ・・


・・それも、学園内に…


二人が愛海の姿を見ていないということは、たまたま会わなかったのか…それとも愛海が見られないように隠れてきたのか・・


後者だった場合…俺も動かなくちゃいけない


…愛海が和樹に告白するようなら、今日…そして、もしかしたら今…もうしているのかもしれない…


和樹と愛海、そして俺…・長く一緒だったからよくわかる…


癖も性格も行動も…


にぶチンの和樹はどうして気付けないのか…全く…


愛海がお前のことを好きだってことに…

…ホント羨ましいぜ…


勉強ができたからって…スポーツができたからって…


…初恋のヒトに振り向いてもらえないのは、悔しい…


生まれつき何でもこなせる体質とセンスをもっているようで、今まで何一つ困ったことなんてなかった…。


すべて手に入れていた…・


…たった一つを除いて…・


…・そして、それを手にしたのは、和樹だった。


…和樹が愛海を好きなのは知っていた。…というのも俺と話す時、愛海の話になると態度や表情が変わるから、よくわかった。


…俺が愛海の気持ちに気付いたときから、俺は彼女を諦めようと思った…


二人が幸せになればいいと…そう一度は願った…


…・・だけど…・


…だけど……っ!






…そう簡単にはいかなかった…


…二人の気持ちは知っている、だけど…・


…それでも、愛海を手に入れたかった…



…………・・


……・・


…・・


…・・だったら――――――――――――――――




―――――――― 俺は…無理にでも ――――――――



………………


…………


………


……





………彼の表情が変わったのは、その頃だった。



よろしくです ノシ

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