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第三話 【誓いの閃光(ひかり)】

お待たせ致しました。どうぞご覧ください。

そしてどうかお盆明けからの展開もご期待ください。

では 【天のイグナクト 第三話 誓いの閃光】 開幕です。

第三話


【誓いの閃光(ひかり)



機体の光球が全体へ拡がる。

各所を変性させ人のそれへと形を変えていく。分離した僚機はそれぞれ左右の腕と結合。

今ここにイグナクトはその銀の柱の全テクノロジーの継承を終え真の姿を現した。


『これがあなたの力なの…』


『いや、これは我々の力だ!』




顕現したイグナクトは両の腕に宿した僚機、翼の角度を肘より上方へ可動、背中に当たる位置に配された本体主翼であった翼をより急峻な角度へと可動させる。


『到達までの時間は!』


真鎖人が叫ぶ。

瞬時にメインモニターにカウント表示が配置。数字は244秒、中央に大きく示され1秒後には画面右下へやや縮小表示へ移行する。


『あと4分!急がないと!』


三人はイグナクトのクライン・ディテクト(klein・Detect)と呼ばれるシステムで各々の意識をリアルタイムで浅く共有することができる。扱える情報は様々だが概ね表層意識下で感じている【喜怒哀楽】を感情の方向性として共有することが可能となる。イグナクトのセンサーが検知している情報を可視化するためにはモニター表示が必要だが、そこからイグナクトが受ける脅威に関しての危険度を三人はこのシステムで知覚共有している。


『少しでもグラードル機を減らし退路を作らないと。』


迫りくる母艦/大型飛翔体は周囲に展開するグラードル機を巻き込むことに躊躇することはない。

そもそもが意識などというものが微塵もない。

彼らにあるのは自身たちが欲する資源を回収する、そのための障害や脅威は破壊してでも取り除く、そういった機械的な基底プログラムのみ。それは彼らが資源発掘の目的をベースに暴走進化した産物だということを如実に指し示している。


グラードルが文明を


どの時点から、

どのような経緯で、


その資源採掘のための障害と認識していったのかは不明だが確実に言えることが一つある。



それは現状完全に人類文明をその排除対象とし、銀の柱ごと破壊する舵切りを確定させたということ。



迫りくるグラードル機を前に真鎖人は右手に握りしめたハンドデバイスを押し込みながら前にスライドさせた。

急峻な角度を維持したイグナクトの各翼が赤色の光を纏い各部のスリットからなんらかの化学反応を伴うヒートヘイズを発生させる。


モニターには各部出力表示の項目。



挿絵(By みてみん)



稼働状態を示す項目が【ZONE-1】表示に移行。

数字が増加、7を超え【ZONE-MAXIMUM】となった瞬間、イグナクトは凄まじい加速でグラードル機の群れの中心へ放たれた。


『イグナクト! 迎撃兵装を! ライトニングボルト隊の援護をっ!』


機体各部から誘導兵装と思わしき射出体を展開するイグナクト。同時に翼端には小さな赤い光が灯りそこから複数の火箭(ひや)が放たれる。

破砕する矢と貫く矢の混成攻撃。


『デトネイターディテクト! バーストッ!!』


イグナクトより放たれた無数の火球。

その中核には約2ミリの小さなモリブデンを主体とした合金核がある。この合金が周囲の大気中の酸素をプラズマとしてまとい表面を超高温/炎のシールドとする。表層に数千度の炎をまとい接触するモノはプラズマで屠る。核そのモノも常時プラズマと化し微少に分子消失しながら周辺のグラードル機めがけて殺到する。


旭柰の脳内にはイグナクトのセンサー/カメラ、その他あらゆる視覚情報から生成された高度な空間再現画像が共有される。


流れ込む敵機の三次元座標情報。

空間内の物体が全て光となり映し出される。

旭柰はその中から味方/ライトニングボルトの光の色を探知、それ以外の敵機ターゲットを意識下でイグナクトが拾い上げ敵/味方の判定を瞬時に完了させる。


『外さない!』


言葉通り旭柰が叫ぶそれは絶対にグラードル機を逃すことはない。

イグナクトに搭載されたSREIDエスレイドシステムが旭柰の視覚/網膜から色識別した対象敵機との距離を正確に割り出す。

旭柰の目には赤紫の光として映るグラードル。放たれた火球は旭柰が強く認識したその色へ導かれるような軌跡で命中する。


貫通に特化した矢は大気中の酸素をプラズマ化させ小型対象を貫く。

やや大型の対象へは敵機内部で弾体そのものをプラズマ化させ対象を内部から破壊。

それぞれがその特性で最大の効果を発揮する。

その選定をイグナクトが行う。

人類兵器の多くが干渉と同時に焼き払われてしまうグラードルの防壁をプラズマのシールドが相殺する。


グラードルのシールド干渉はイグナクトには通じない。



攻撃が敵機装甲を原子レベルでバラバラに粉砕しながら蒸散させ、その噴煙が地上からも確認できる。

管制塔からもイグナクトの姿は捉えられ戦況報告は南雲へ一本化された。戦闘空域で直にイグナクトを視認できている者達だけがこの凄まじい状況を理解できていた。



突然のイグナクト参戦。

ライトニングボルトのパイロットたちは眼前の脅威であるグラードル機を一掃していく様に驚喜しながも戦う意思を緩めない。


『ひょうっ!なんだあれは!さいっこうにイカすじゃねぇか!!』


全方向から襲い来る旋回の激烈なGに耐えながら視界端にイグナクトの超軌道を捉える轟。

南雲の友軍だとの認定以降、ライトニングボルト隊にはイグナクトは戦術データリンク上でも


■「AFFIL: FRND」(Affiliation: Friend / 所属:友軍)■ 


と表示されている。

圧倒的な機動力で戦場の火箭をかいくぐり敵機を一閃していく様は雷光のようにすら見える。

この様を見て南雲の指示が飛ぶ。


『各機、離脱のタイミングを図れ! 衝突がどれ程の衝撃になるか不明であることを意識して各々の手を尽くせ!!』


南雲の機体から発せられた指示は、味方各機の相対する状況への最適な離脱ポイントを示す。

指示を受け取った者達は自身の離脱のタイミングを図りながらギリギリまで戦闘空域で敵機を減らし、地上の避難時間を稼ごうとしていた。


この時点で一色区は管制に残った者達も撤収する他ない状態。

誰もが


【衝突を避けられない、】


その前提の動きに切り替えるしかないと感じていた。


――

絶望的な状況。

だが諦めていない者が一人だけいる。


『イグナクト!柱周囲の全ての映像情報を伝えて。』


すぐさまSREIDエスレイドシステムが旭柰へ周辺の視覚情報を伝達する。

管制塔、柱監視網の定点観測カメラ、空域を捉えるありとあらゆる映像情報がイグナクトに捉えられ集約、凄まじい量の密度となり直接旭柰の脳内へ流れ込む。

それらは一瞬で視覚としても空間座標としても旭柰に認識される。


旭柰はこの絶望的状況でも自身のできることを必死で模索している。



残り時間は約160秒。



第一陣グラードル機からの猛攻をなんとか凌いだライトニングボルト隊は退避行動を取り始めている。

避けられない衝突危機からの避難撤退、必然的に銀の柱周辺の空域に無人の野の如く大きな空白地帯が見え始めていた。

イグナクトが最後の空間情報を旭柰へと伝える


『旭柰!フィードバック、くるぞ。』


辺りの空域全体の空間情報。

柱を中心とした全周120㎞の広範情報が旭柰の脳内へ流れ込む。

それまでのイグナクトとの情報のやり取りでかかっていた負荷を大きく超える約50倍ほどの膨大な情報。何の耐性もない人間であれば視神経へ大きな苦痛を伴い、最悪、脳までその衝撃が及び絶命する可能性が出始める領域。

その観点からイグナクトとの生体コアとして【耐性】を獲得したとはいえ、衝撃は今までよりもはるかに大きいぞ、そういったイグナクトの構えてくれとの言葉。

だがイグナクトとのリンクを深めつつある旭柰の神経回路はこれを受け止め脳内で確実に視覚化している。

イグナクトの想いへの共感、彼女自身のこの地を護りたいという強い意思、この激戦の最中、その想いは輝きを増していく。


受け取った情報、その中で旭柰が重要視した物がすぐさまモニターに表示される。


グラードルの残党で撤退の妨げになる対象の一斉可視化。それを確認した真鎖人は手近の対象を直接撃破へ動く。


『邪魔はさせない!』


真鎖人は感じ取っていた。

旭柰(あさな)が諦めていない、この危機的状況でも何かを探している、絶望の空気漂う中であろうと突破への可能性を求め足掻いていることを。

イグナクトの両の腕に備えられた僚機の翼、それを刃としプラズマ粒子を纏わせ強靭な剣戟と化す。近接用の装備を縦横に振るいつつ遠方の敵機への迎撃兵装を発射。


『任せて!』


それらを旭柰は効率よく目線で対象敵機へ誘導、撃破していく。


旭柰は共有意識下で得ていた兵装の扱いを感覚としても把握、確実に自分のものとしていた。

この短時間で彼女は既にこれらの扱い、イグナクトの支援の及ぶ範囲まで知覚している。

SREIDエスレイドシステムと彼女の親和性、それが互いの【-共感-】を軸に極限まで高まりつつある。



真鎖人は旭柰のこのイグナクトとの連携を覚醒と捉えている。

それに比例し自身の思索に余裕ができていることに気が付く。

同時に周辺国防軍などが捉えている飛翔体のリアルタイム映像や関連する他情報をモニターへ配する。

彼女が危険、脅威と捉えているモノを三者が同じ深度で共有する。

真鎖人はそこから最も重要と判断した物をモニターデバイスにも投影した。


イグナクトとの邂逅時に接したテクノロジー、この阿吽の呼吸を体現するシステム【クライン・ディテクト】、二人はイグナクトと感覚連携できるこのシステムへ信頼を寄せていいのだと確信を得た。


『ありがとうイグナクト。私でも戦える。』


危機に対して抗える、そして打破する可能性を示してくれたイグナクト。

そのことへの感謝の言葉。


多くの人を率いている、その人たちを護らなければならない、でも力が足りない、避難誘導を指揮し、そんな事態に直面していた旭柰。この思いを深層で抱き続けていた彼女にはどうしても伝えなくてはならない大切な言葉だった。


『旭柰、私は君のその護りたいという心へ託せる力がある。それに賭けてみる。』


突然のイグナクトの提案。


旭柰は一瞬困惑するが直後にイグナクトの心に触れた。


【命への希望】


イグナクトの根底にあるその想いに触れた旭柰にはイグナクトの覚悟が理解できた。

自身が抱いていた諦めてはいけないという意思、それが強い決意へと変わる。


『わかったわ、イグナクト、私は私のできることを尽くします。』


彼女のその想いの強さにイグナクトは確信を得る。


『強く心に描くんだ。自身のこの状況を打破する決意、それを想いとして心に示してほしい。私がその想いを【-(ちから)-】に変える。』


イグナクトの言葉に旭柰(あさな)の意識が同調していく。


【-共感-】を超え、イグナクトと旭柰の想いが一つになる。


護りたい人、 仲間、 愛する家族、 そして父から託されたこの地、 銀の柱へ息づく全て!


彼女の抱く【護りたい】という想いが心の中で集約し大きな光となる。


その輝きがイグナクトの左腕の僚機を変性させてゆく。



-シュッ!シォォォォォオオッーーー!!!



光は刃となり空気を圧縮するように音を立てる。


それは槍のような長柄に三俣(みつまた)の刃を備えた銛状の武装へと顕現する。


構え一閃。


空を切り裂く刃が前方に迫っていたグラードル機数機を一瞬にして切り裂く。

鋭利な刃物で分断、上下に真っ二つに切り裂かれたそれらは、直後にガラスの如く砕け散る。


『これが・・・私の力・・・』


自身の想いで具現化したその様を認識する旭柰。


『ソル・トライデント、君の想いが形となったものだ。』


旭柰は自身の心から発したその姿にある情景を重ねる。

幼き日、父と過ごした過去の記憶、今も部屋に飾られている幼き日の父との写真、その時の記憶から一つの解に辿り着く。


自らの記憶の中にソル・トライデントの力となる -それ- を見い出し、護りたい者達へと(つな)がる記憶の点と点を結ぶ。

紡がれた記憶は彼女の中で大きな(コア)をなす。


イグナクトのメインモニター、正面に敵母艦/飛翔体を捉える。

衝突、接触までのカウントは45秒。


『私が…必ず護る!』


旭柰が左手のコンソールを強く握りしめる。

彼女の全身にイグナクトを創造した者達の想いが流れ込む。


イグナクトの創造主たちの 『それ』 が旭柰に託すように囁く...


【『生きて...』】


眼前に映る絶望の光景、一縷の望みを抱き崩壊する自分達の星を後にした彼ら、宇宙に誕生した全ての生命への希望としてイグナクトに託してきた想い。

そしてなによりもこれ以上この悲劇を繰り返してはならない、必ずグラードルを砕き文明を、命を、生きとし生ける全ての輝きを護り通す、その決意…


旭柰の心に宿った先刻の(コア)、それを眩いばかりの光が満たす。

その光は金色の円環()となりイグナクトのコアと呼応する!


『イグナクト!私の全てをかけて、あれを止めてみせる!』


強い決意と共に発するその言葉は魂の叫びとなる。

イグナクトの全身を、幾何学模様、ジオメトリックの光の筋が駆け巡る。


『了解した! ソル・トライデント!イグニッションアウトッ!』


三俣(みつまた)槍形状の ソル・トライデント がイグナクトの左腕と共に金色の輝きを放つ。

光の筋がその三俣の先端それぞれに集約、左右刃を上下に展開、中央を前方へ長く突き抜けるような形へ進化させる。

両端へ開いた刃はそれぞれの先端が()を描くように後方へ弓なりの曲線を描く。

左右へと開いたその先端の光は互いを結び一本の弦を引いた。


瞬く間にソル・トライデント/槍は光纏(ひかりまと)う強弓へとその形状を変成させる。


中央先端が一際まぶしく金色から白銀へ、形を球形から鏃状ぞくじょう、矢じりのそれへと変貌させた。

先刻ライトニングボルト形態のイグナクトが放っていた閃光弾、その中核と同じコアを持つモノが矢の先端に据えられている。

だがライトニングボルトが放っていたそれとは圧倒的に大きさ、質量が違う。

放つ輝きなどは比べるべくもない。


『いくぞ旭柰!!』


イグナクトと旭柰、二人の想いの奔流が長大なデータの波となり真鎖人にも流れ込む。自身右手のコンソールからはその流れが大きな波動となり出力されていくのを知覚できた。

この大きな力を矢の先端へ留めるべく真鎖人は二人の想いに気持ちを重ねる。

旭柰の正面には迫りくる敵母艦/飛翔体がターゲットサイト越しにその姿をのぞかせる。

もはや一刻の猶予(ゆうよ)もない。


絶対に外さない!


その想いがイグナクトにも伝わり弓状に変化したそれの弦を強く引き絞る。

中央に据えられた矢の輝きは一層強く瞬き先端へ集約する。




『ソル・トライデント! エクステンドシュートッ!!!』 二人の叫びが呼応する!




放たれた白銀の矢は金色の粒子を後方に飛散、時折赤の迸りを(きら)めかせた。

高速で飛翔する敵母艦の先端に接触した矢は、瞬時にこの飛翔体全体へその赤の粒子を刻み込む。

母艦表層へ触れた矢の先端は、その(まと)いしプラズマの力で周囲の装甲結合を分子レベルで引き裂くいていく。

そして一瞬で船体、その後方へと突き抜けた。


-ヒュン!-


一瞬遅れ小さく音が届く。

次の瞬間、矢の突き抜けた個所から目も眩む閃光が走った。


-ゴッ!ガガガガガガッ!!! バァァァーーッ!!!!


強烈な轟音が視認できる空域全てに響き渡る。

母艦を貫いた矢が(まと)っていた光は稲妻となり、先程その全体へ刻んだ赤い粒子を辿り船体のあちこちに亀裂を生じさせた。

亀裂からはその赤い光がまるで太陽のプロミネンスの如く噴き荒れる。

それを追うように無数の雷光が迸る。


人類がかつて見たこともない物質崩壊プロセスを辿り、母艦は自身推進の力を維持できず、その進行軸を前方直進から下降へ向けた。


船体はもはやその形すら維持できずあちこちで分断。

全体を構成する合金はその限界強度を突破し、曲がるよりも、折れるよりも、瞬間的に全体へ伝わった衝撃により限界圧を超え砕け散っていく。

別れたそれらもガラスのようにバラバラに飛散、残りも爆散を繰り返し柱北西の海へと姿を消した。

そう、沈んだのではなく、形を保てず粉々の破片が海中へ没した、文字通り姿を消したのである。


その場に居合わせた者達はこの情景を固唾(かたず)を飲んで見守る。


先ほどまでの戦闘の轟音から一変、辺りを静寂が包む。


グラードルからの飛翔体...

その脅威は 断末魔 の様な爆音を最後に完全に海中へ消失した。


『破壊…したのか…』


銀の柱、戦闘空域で撤退指示を出し、轟含む数機の直掩(ちょくえん)機と共に殿を務めていた南雲が信じられない様を前に言葉を漏らす。



『嘘だろ・・・なんか妙な光だとは思ったが…死に損なった挙句にスゲーもん見ちまったよ...』


轟の表情には目の前で起こったことの光景への瞠目(どうもく)がありありと見て取れた


最後まで戦闘空域に残った者達。

殿(しんがり)を務めるという事は、他を逃し飛翔体の衝突や柱の崩壊、延いては自身の死を伴うという事を意味する。

彼らは覚悟の元それらを理解していたため、この光景は完全に想像の範疇(はんちゅう)を超えている。

というよりも誰一人とてこのような結末は創造すらしていなかった。


死闘の果てに見た光景…


その場の者達の生存を認めた国防軍管制塔、柱を護り通した事実を理解した船上、避難中の住民、それら全てが一斉に勝利の歓声を挙げた。




――――――

母艦を粉砕した光の一撃。


その放たれた矢の閃光、貫いた際の衝撃音は沖合からも視認できるほどだった。

バリバリと砕ける音を立てながら崩壊していく船体、大小無数の破片が海へ散らばり落ちて逝く姿。

銀の柱より僅か11㌔の位置で敵母艦は完全にその姿を海中へと消滅させた。

この様は映像として捉えられ本土へも奇跡の勝利として伝えられた。


瞬く間に全世界へ拡散された人類が起こした奇跡の報。


宇宙からの脅威へ人類が初の勝利を挙げた戦い。


早朝より始まった激戦は頭上で陽光煌(ようこうきら)めく中、突然のイグナクトの覚醒参戦により辛くも人類の勝利に終わる。

挿絵(By みてみん)

だがこれはグラードルと人類、続く激闘、真の闘いの開幕に過ぎないことをイグナクトは理解していた…



次回


-天のイグナクト-


第四話

【政情と清浄】


2026年8月28日公開予定

※一度お盆休みを挟ませて頂きます。再開をお待ちいただければ幸いです。

ご覧頂きありがとうございます。

第三話、ただの開幕初陣決戦としたくないため無為にあれこれ考えてはボツを繰り返しておりました。

『天のイグナクト』は2023年末頃から私の頭の中にあったのですが、ほぼキャラクターが見えない(話の筋はあるのに人物見えない)パニック映画みたいな状態で展開してました。

どうしたものかと思い脳内没作品かな?と思い始めた2025年11月3日、突然物語が回りだしました。

ああいうのを


僥倖(ぎょうこう)


というのだと感じました。

手持ちの集めてた資料、足りないモノ(資料)はなんだ?

あたふたとあちこち動き周り、2026年5月後半にはつたない文章の塊として50万字以上を吐き出すように書き留めてました。

今思い返しても少々狂気じみてたと感じます。

今それらを整え、毎週更新しています。

来週一週間はお盆休みとして少し追加取材したいので行ってきます。


次回 四話 【政情と清浄】


2026年8月28日(金)夕方更新予定です。

政府側のキャラクターたちも出てくる『天のイグナクト』の地球世界が書かれる回です。

ここからイグナクトを巡って世界が躍動していきますのでご期待ください。


では今後も引き続き御付き合いのほどよろしくお願いします。


2026年8月14日(金) 冴祈統乾(さえきとうま)


■Xアカウント■

【下駄のイグナクト】

(取材/ロケ/備忘録※本格稼働はお盆明けとなります。)

https://x.com/getanoignact


■※■

『なぜなにイグナクト』

https://ncode.syosetu.com/n0144mo/

こちらは兵器設定や技術解説で随時話数連動の更新をしていきます。



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