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「ミケ、降りてくれないか」

「にゃーお」

「そっか、いやか。しょうがないなー」


ミケは最終的に肩に落ち着いた。小柄なミケの体温が、俺の首に伝わってくる。


「ありがとなっ!あったまるよ」

「にゃん」


この物置白い猫がいるらしい。だが、ミケ以外の猫は物置きにいなかった。扉は鉄製で、猫が開けるには重すぎる。猫の通れる穴は、ミケのように小柄でないと通れない。屋根に続く穴もあった。


「にゃにゃ」

「ん?ミケは屋根の上を見てくれるのか。じゃ、上は頼んだぞ」


俺はミケに、屋根の上をまかせることにした。ミケの逃げ足は早いから、何かあればすぐ、避難できるだろう。


「それじゃ、俺は物置きの裏に行くとするか」

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