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第79話 【最悪】運営がサービス終了を発表した件【終焉の抗い】

【神域】『神域 -Arcadia-』本スレ Part119【体調怠すぎ】


1:名無しのダイバー

掲示板重杉ワロタ……ワロエナイ……


2:名無しのダイバー

乙。

さっきから頭痛と吐き気が凄まじいんだが……みんなのところは大丈夫か?

昨夜から一瞬で意識が途切れそうになる現象が何度も起きてる。


3:名無しのダイバー

>>2

こっちはベッドから一歩も動けない状態の奴が何人かいるぞ。

現地の人たちが心配して冷たい布を額にあてがってくれてるが、正直、申し訳なさすぎて胸が引き裂かれそうだ……。

俺たちの身体、向こうで一体どうなってんだよ。


4:名無しのダイバー

……お前ら、システムUIのメニュー項目を確認したか?

今さっき、今まで一度も使われたことがなかった【公式アナウンス】の項目に、新しい通知が追加されているのに気づいた奴はいるか?


5:名無しのダイバー

>>4

公式アナウンス……? そんな項目あったか?

見に行ってみるわ……って、なんだこれ……!?


6:名無しのダイバー

俺も今見た。

そこには、地球側の運営名義でこんな冷酷な文面が記載されていた。


『重要なお知らせ:VRMMO「神域 -Arcadia-」におきまして、深刻なシステム不具合およびセキュリティ上の重大な脆弱性が確認されました。これに伴い、開発・運営元の判断により、本日付を以て全サービスの強制終了およびサーバーの永久シャットダウンを実施いたします。すべてのプレイヤーは速やかにログアウトを行ってください』


……ってな。


7:名無しのダイバー

は……?

サービス終了……だと……?


8:名無しのダイバー

おいおい、冗談だろ……!?

今この瞬間、地球側とシステムが激しい攻防を繰り広げている最中に自らログアウトしたらどうなる……?

こんな危険な状態の時に現実へ戻ったら、二度とこの世界への接続を跳ね返されて、戻れなくなるんじゃないか……!?

向こうの権力者ども、自分たちの都合が悪くなったからって、俺たちを丸ごと切り捨てる気かよ!


9:名無しのダイバー

待て、少し冷静になろうぜ。

そもそも、このゲームの仕組みを思い出してみろよ。

俺たちは形の上ではVRMMOのヘッドギアを被っているけどさ、実際にはあの機器を媒体にして、精神や意識が直接こっちの異世界に飛ばされてるんだよな?

つまり、普通のオンラインゲームみたいに地球側のサーバーやインフラを経由してデータやり取りしてるわけじゃないはずだ。


10:名無しのダイバー

>>9

どういうことだ?


11:名無しのダイバー

つまり、向こうの運営や権力者どもにとって、ここは自分たちの手足が届かない領域なんだよ。

だから奴らは、普通のサーバーみたいにコマンド一つで強制シャットダウンしたくてもできない。だからこそ、あの手この手で向こう側のプログラムを無理やり書き換えようと必死になって、俺たちの神経に直接負担をかけてるんじゃないか?


12:名無しのダイバー

なるほど……筋が通ってるな。

じゃあ、さっきの【公式アナウンス】って何なんだよ?

あんなものが急に追加されたってことは、やっぱり向こうから強制終了させられる証拠なんじゃないのか?


13:名無しのダイバー

いや、それも怪しいもんだぜ。

俺たちの接続を一方的に断ち切れないからこそ、あの公式アナウンスも、俺たちを怯えさせて自発的にログアウトさせるための「ブラフ(ハッタリ)」の可能性が高い。

「サービス終了だから早く逃げろ」って脅して、自分からヘッドギアを外させようとしているだけなんじゃないのか?


14:名無しのダイバー

ブラフ……!

確かに、そう考えれば辻褄が合うぞ。

本当に強制終了できるなら、わざわざゲーム内にそんなアナウンスを出す必要なんてないもんな。向こうも打つ手がなくて、心理戦で俺たちを追い出そうと必死になってるわけだ。


15:名無しのダイバー

マジか……。

あのシステム、ただの管理プログラムじゃなくて、本当に俺たちのこと……この世界で泥臭く生きる俺たちのことを護ろうとしてくれてるのか……。

向こうのプログラム書き換えの攻撃を、この世界のシステムが必死に弾き返してくれてるからこそ、俺たちは今ここにいられるんだ。


16:名無しのダイバー

すべては最初から繋がっていたんだ。

俺たちがこの世界に呼ばれた意味も、システムが今こうして身を挺して地球側の介入を防いでくれている理由も。


17:名無しのダイバー

泣かせるじゃねえか……。

あんな冷酷な地球の権力者どもが、どれだけ公式アナウンスなんてブラフで「サービス終了だ」「ログアウトしろ」って喚き散らそうが、肝心のシステムがびくともせずに拒絶してくれている。

向こうの勝手な都合で、俺たちのもう一つの人生を終わらせる権利なんて、あいつらには一片たりともねえんだよ!


18:名無しのダイバー

でも、システムの負荷も相当なもんだぞ。

さっきから掲示板の文字の滲みや、自分の手足の感覚の揺らぎが収まらない。

もしこの戦いにシステムが負けたら、俺たちはどうなっちまうんだ……?


19:名無しのダイバー

>>18

負けるわけねえだろ!

あんなにも温かい世界を俺たちに遺してくれて、今も必死に背中を守ってくれているシステムだぞ!

それに、俺たちにはここで待っている人たちがいる。

昨日、うちの村のじいさんがな、「お前がどこから来て、向こうでどんな暮らしをしていようが関係ない。お前はもう俺たちの家族だ」って言ってくれたんだ。

そんな人たちを置いて、地球側の勝手な都合で逃げ出せるわけがないだろうが!


20:名無しのダイバー

>>19

……泣かすなよ。

うちの集落のおばあちゃんも、俺が昨夜体調崩して寝込んでた時、ずっと手を握って「大丈夫だよ」って温かいスープを飲ませてくれた。

ゲームのキャラクターだなんて、もう一度でも思った自分が恥ずかしいよ。

あの人たちは本物の家族で、ここは俺たちの本当の居場所なんだ。


21:名無しのダイバー

地球側の奴らがどれだけ焦ってブラフのアナウンスを出しやがろうが、俺たちは絶対に負けない。

ダイバーの皆さん、よく聞いてくれ。

運営がどんなに「サーバー閉鎖」を謳おうと、それがブラフだろうが何だろうが関係ない。こんな危険な攻防の最中に自らログアウトでもしようものなら、二度と再接続できなくなるのは確実だ。


絶対にログアウトするな。ヘッドギアを外すな。


どれだけ頭が割れそうに痛くても、意識をこの世界に繋ぎ止めろ。

システムが俺たちのために防壁を張ってくれているなら、俺たちはその背中で、このアルカディアの地を踏みしめて生き抜くことで応えるんだ!


22:名無しのダイバー

おう! 異議なし!

地球のクソみたいな管理社会になんか、もう二度と戻るもんか!

俺は、この世界で自分たちの手で明日を切り拓いていくって決んだんだ!


23:名無しのダイバー

俺もだ! 鍛冶屋の親父さんに怒られながら作った農具で、次の季節の種を絶対に蒔いてやる!

地球の権力者どもの悪足掻きになんて、俺たちの未来は渡さねえ!


24:名無しのダイバー

システム,頼む……! 俺たちを護ってくれ!

その代わり、俺たちは絶対にこの世界を離れない、諦めないから!


25:名無しのダイバー

全ダイバーに告ぐ。

各拠点の状況を共有しろ。体調が悪い奴は仲間に頼れ。現地の人たちに隠す必要はない。彼らは俺たちの異変を分かってくれている。

一人で抱え込まず、みんなでこの嵐を乗り切るぞ!


26:名無しのダイバー

了解!

北側の集落、全員元気に……いや、体調は最悪だけど気合は最高潮だ! 絶対に生き残るぞ!


27:名無しのダイバー

南側も異常なし! 防壁の向こうでシステムが踏ん張ってるのが肌で分かる。負ける気がしねえ!


28:名無しのダイバー

よし、全員でこの終焉の抗いを勝ち抜こうぜ。

俺たちのもう一つの現実と、愛するアルカディアのために!!

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