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緋鋼皇国物語Ⅰ 第一期 第一部 七聖学院編  作者: ふみの世界樹
第七章 襲撃事件

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エピローグ

 後日談。


【ヴァン・ラドーレ】

 髪の色は二度と元には戻らなかった。

 七聖学院卒業を待たずに、自主退学した。

 

【ハリエット・ヤクトブレオ】

 あの事件以後、以前のように笑わなくなった。

 学院卒業後、皇立統合学術園(ティーア)の高等学部に入学。


【ハリス・ヤクトブレオ】

 姉と共に、皇立統合学術園(ティーア)の高等学部に入学。

 主席入学を果たし、注目の的となる。


【オーレリア・キルシュ】

 ロイと正式に結婚する。

 皇立統合学術園(ティーア)の中等学部に転校。


【ロイ・アッシュフィールド】

 オーレリアと共に皇立統合学術園(ティーア)の中等学部に入学。

 魔法人形工学(ゴーレム・クラフト)部を設立する。


【ローティ・ネモニクト】

 学院襲撃事件後、直ぐに自主退学する。


【レオナ・ロスシルト・ヴォン=ロートシュタール】

 永眠封印《エターナル・ソーン》は続いている。


【マナ・ラ・ピアス=フォン・キルシュ】

 皇立統合学術園(ティーア)の高等学部に飛び級入学。


【マギ・レ・ズリッド=キルシュ】

 皇立統合学術園(ティーア)の高等学部に飛び級入学。


【イネヴェア・リンドホルム】

 学院卒業後は実家に戻り、家業を継ぎながら婚活に勤しむ。


【フェルトン・ブラスシルド】

 学院卒業後は、遊んで暮らす。

 家名は捨ててはいないが、拘りは捨てた。


【ウォルター・ヒギンズ】

 卒業後、皇立統合学術園(ティーア)の高等学部に入学。


【マリアンナ・エメスフル】

 皇立統合学術園(ティーア)の高等学部に入学。

新設された新聞放送部に入部。


【ミシェル・シルヴァード】

 故郷に戻り、領主跡取りとして実務に入る。

 マリアンナを婚約者とする。


【エイン】

 卒業後、皇立統合学術園(ティーア)の高等学部に入学。


【アディ】

 卒業後は実家で花嫁修業に勤しんだ。


【クリス】

 卒業後に家出した。


【リーゼ】

 卒業後、エルマーと別れた。


【エルマー】

 リーゼと別れたショックで、軍隊に入った。


【ジークハルト】

 教職を引退し、隠居生活を行う。

 その二年後、年上の女性と結婚する。


【アンディアナ】

 ぷーちゃんの世話は辞任後も続けている。

 隠居生活をしていた元教員と結婚する。


【クィジル】

 二年の校長代理を務めた後、皇立統合学術園(ティーア)の教授に抜擢される。


【ゴーンズ・ウィリス】

 七聖学院の用務員を続ける。

 二年後にキャサリンと結婚し、学院校長に大抜擢される。

 一般教養の授業科目に皇國将棋(ピスコレ)を追加した。


【キャサリン】

 ゴーンズの妻となり、学院教頭を務める。


【アルフォンス・サザーランド】

 辞職し、何かを探す旅に出る。


【ツバメ・クジョウ】

 辞職し、アルフォンスの旅に同行する。

 エイデンへの返事は保留している。


【エイデン・アインホルン】

 辞職し、その旅に加わる。

 ツバメの返事を待っている。


【エドワード・クィルズ】

 緋鋼皇國海兵隊(ブラック・ファング)の大佐に昇進する。

 結婚は、ハリエットの卒業後とした。


【エリザベス・メンデス】

 昇進と共に、緋鋼皇國海兵隊(ブラック・ファング)から魔道兵団(クイーンズ・ハット)へ人事異動となる。


【したっぱ兄弟】

 今日も下町の片隅で、愉快に暮らしている。


【ヴァルク・ラドーレ】

 皇帝親衛騎士団(インペリアル・ナイツ)への勧誘を辞退する。

 仲間達とは別の旅に出る。


【ミコト・サトー】

 公的には七聖学院に存在しなかった者とされた。

 けれど、彼女を知る者達の記憶から、その名が消えることはなかった。


 眼鏡の似合う、気弱で、優しくて、時に大胆で、恋を語り、皆に勇気をくれた女の子。そして、最後にヴァンへ残した言葉は、希望となった。


 また、見つけてね。




 *  *  *



 厚い木製の両開き扉。


 その上には、三枚の鋼鉄製鳶盾(カイト・シールド)を組み合わせた紋章が掲げられていた。


 冒険者ギルド(アイアン・シルト)の紋章だ。


 入ってすぐ正面には受付窓口が並び、その奥で事務員たちが帳簿や依頼書を捌いている。壁際には大きな依頼板があり、木札や羊皮紙が所狭しと吊るされていた。


 討伐依頼。

 護衛依頼。

 迷宮探索。

 素材採集。

 失せ物探し。

 行方不明者捜索。


 そんな言葉が、古びた木札にいくつも並んでいた。


 受付嬢の一人が、奥の棚から青銅(ブロンズ)の証(プレート)を運んで来ると、カウンターの上に置かれた天鵞絨(ビロード)敷きの木皿に載せた。


「こちらが、あなたの冒険者証になります」


 少年が被っていたフードを外し、冒険者証を首に掛けた。


「ありがとう、お姉さん」


 白い髪、紺色の瞳。


 その少年の肩には、小さな黒猫がいた。

 

「みー」




緋鋼皇國(あけがねこうこく)物語 第一期



 第一部 「七聖学院編」



 完。






 第二部 「諸国流浪編」に続く……。

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