表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移生活術〜武器が使えないから素手でボコる〜  作者: ぬまんち
異世界サバイバル生活編
10/17

10、男は度胸、まっすぐ進めぇ!!!

累計ユニーク200人越え、ありがとうございます。

そのまま200人って事ではないとは思いますが、それだけの人が自分の小説を見てくれるって言うのはとても嬉しい事です。

これからも頑張ります。

せっかくなんで、出来たら今日もう一つアップしたいと思います。

4時頃の予定です。

誤字、脱字があれば教えていただけると嬉しいです。







洞窟から出ると、体長5mのママガーが子猫のサイズに見えるほど大きい三つ目の熊が、体を振り回して、噛みついているママガーを外そうともがいている。


まるで怪獣映画である。


周りの木々はそこらへんに生えている草のように踏みつぶされ、洞窟の入口に用意してあった岩や木は、おそらくあの熊に薙ぎ払われたのだろう。

数十m先にボロボロの状態で落ちていた。


大吉はあまりの事に圧倒され動けなかった。

その間にもママガーと熊は戦っている。


熊は必死にもがき、ようやくママガーを振り払った。

ママガーが噛みついていたところはえぐり取られ大量の血が流れ出ている。


ママガーはママガーで振り払われたとき爪でひっかかれたのか体には大きな爪痕が残り、大量の血が出ている。


熊が右手をママガーに向かって振り下ろした。

ママガーはさすがのスピードで避ける。

地震が起きたような振動があたりにはおこる。

さらに、熊は左手で掬うように地面と水平に爪をママガーに振るう。

それに対し、体を回転しながら飛び上がり熊の腕を足場にして顔まで駆け上がりママガーは爪で引き裂こうとする。

しかし、熊は右手でママガーを振り払い吹き飛ばす。

ママガーは飛ばされながら体をひねり着地する。


ほんの一瞬の瞬間にすさまじい攻防が繰り返される。

しかし、それが見えている大吉も修行の成果というか、成長は感じられる。

当然大吉には成長を感じている余裕などなくただただ2頭の戦いを見守るしかできない。


戦いは激しさを増し、どんどんスピードも上がってくる。

大吉は無意識に目に気を集中させ動きを追おうといていた。





「んっ、何やあれ。」


ママガーや熊の体にぼんやり赤い点が浮かんでいるように見えた。

お互いその部分に攻撃がかすっただけで少し動きが遅くなるように感じた。




「もしかしてあれは弱点なんか……」


大吉がそう呟いていた瞬間、ママガーが覚悟を決めたのか、全速力で熊の首めがけて飛びかかる。

それを待っていたのか、熊は天高く上げた右手をママガーに向けて思いっきり振り下ろした。

ママガーの飛びかかるスピードが速いか、それとも熊の振り下ろしのスピードが速いか。











ドゴォォォォォォォオオオオオオオン



ママガーの牙はあと数センチで熊の首筋に届いていただろう。

しかし、結果熊の右手がママガーを捉え地面にたたきつけた。


ママガーは血を吐き、ぴくぴく動いてはいるが気を失っているようだ。


熊はとどめを刺そうと左手の爪で突き刺そうと左手を振り上げた。


何も考えていなかった。


ただ、助けなければ………


その一心で大吉は足に気を集中させ熊の左手向かって飛び蹴り。

手の軌道を無理やり変えさせ、着地と同時に飛び上がり飛び後ろ回し蹴り。


5mほど後ろに下がらせることができた。


さすがに外の音が気になり出てきてしまったハクが、ママガーに駆け寄ってきた。

こうなったら、熊を近づけてはいけない。


大吉は熊に近づきながら、速さに目がついていけるように目に、そして攻撃パターンを増やすために腕にも気を集めた。


ママガーとの戦いで受けたダメージのせいか、体力が減ったせいか、熊のスピードはさっきより遅くなっていた。

そのおかげもあり、何とか攻撃を避け、受け流していく。


しかしさすがの体格のせいか攻撃を受け止める自信はなく、また、いくら攻撃しても後ろに下がらせることはできても効いてはいないように見える。


手などに気を集中しても修行のおかげで30分はもつようになったが、今回は足に腕、目と複数個所に気を集中しているためいつ気が切れるかがわからない。


なんとなく1つ案は浮かんだが、あまりに危険が高く博打のような案のため踏ん切りがつかない。


どうしようか悩み集中が乱れたせいか、熊の爪が右側から襲ってくることに気が付くのが遅れ右頬を爪がかすり、大吉の右頬には一筋の爪の跡ができておりそこから血が流れ出る。


大吉は、血が流れる熱を持った右頬を抑えながら一度飛びのき覚悟を決めた。




「行くしかないかぁ、男は度胸、まっすぐ進めぇ!!!」


丹田から気を体全体に開放する。

一気に体全体に大量の気があふれる。

以前実験した時にはほんの一瞬しか持たなかった全体に集中させるやり方も今ならもう少し5秒はもつ。

しかし、これをすると少しの間気をコントロールできなくなる。


これを外したら負け、しかし、今の状態なら普段気を集めた時より体全体の気を使って攻撃できるので数倍の力がでる。


狙いは眉間。

一番赤い点が濃い場所。

おそらく一番の弱点に違いない。

まっすぐ熊に向かって突っ走る。

熊が右手を振るってくるが、避けている時間がない。

左手を思いっきり振るい、熊の右手をはじく。

熊は驚きからか、動きが止まる。

その瞬間に飛び上がり、右手に集中する。


肘から指の先までまっすぐに伸ばし、一本の槍をイメージする。

さらに気を集め、気で腕をとがらせていくイメージ。


熊の眉間の位置まで上がってきた。

刺そうとすると吐き気がこみ上げる。

くそっ、こんな時に、と思うがもう後には引けない。





「吐き気なんか知るかぁぁぁぁぁああああ。」


思いっきり眉間に腕を突き刺す。

その結果勢いよく腕はささり、肘の所まで肉に埋もれている。

その部分から血があふれてくる。


大吉は気を失いそうになりながら必死にこらえる。

口の周りには吐しゃ物がついている。










………


………………




暗い路地裏で真っ白な服を着た男が笑っている。


こちらに気づき右手を出して何か言っているが何も起こらず一人驚いているようだ。


あんまり関わり合いになりたくないと路地裏から出ていこうとすると背中に熱い熱を感じた。


何かと振り返ると自分の背中にナイフが刺さっている。


足から力が消え、地面に突っ伏し、倒れている。


背中からはマグマのように熱い血があふれ出している。


自分を刺した男は蔑むような眼でこちらをみている…………





「はっ、あかん、気を失いかけとった。」


白昼夢とでもいうのだろうか、熊の眉間に腕をさしたまま意識が消えかけていた。

気が消えかけだ。


気が付いたら大きな手が目の前にあった。


最後の力を振り絞り、気を開放する。


眉間に突っ込んだままの手で中の肉を思いっきりつかむ………



グチュ













ドゴォォォォォォォオオオオオオオン







大吉の体を熊の右手は捉え、地面にたたきつけられた。


やっとの戦闘シーンで異世界っぽくなってきました。

ママガーが子猫ぐらいに見えるのだから、三つ目熊は体長20mはあるのでしょうか。

そんなのと戦ったら一瞬で殺されそう………

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=732135516&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ