呼び出されたのは...
できるだけ甘い雰囲気を〜
「へっ?」
地面が光ったと思ったら、視界が戻ってくるとそこはまさにファンタジーの教会然とした場所だった...いや、わけがわからない。とりあえず時を止めて考えてみることにする...
《世界の停止》
周りの時が止まり、一切合切が動かなくなった。...さて、何が起こっているのだろうか?まぁ、この3ヶ月で分からないことがあれば知識ノ蔵を開けばいいというのはわかっているんだが..まず周りの状況を、正面左側にはまさに聖職者!!と言った格好の青年が...そしてその隣、私の正面にいるのは...こちらに手をかざした状態の、身長は150cm後半ほど。年の頃は10代前半といったところか...金髪碧眼·少し垂れ気味のクリっとした大きな目、人形のように整った顔立ちにその胸には年に似合わぬ胸部装甲が...とてつもなく可愛い私の好みどストライクの守りたくなるような女の子がたっていた......
知識ノ蔵の情報を見て見たら、この場はこの世界での成人の儀式の場であると...そしてこの世界では成人になると、生涯を寄り添う相棒の魔物を召喚するんだそうな...なるほど、私はこの目の前の超絶美少女のパートナーとして召喚されてしまったわけだ...ふふっ、マジか!!すごいテンション上がってきた〜!!こんな美少女のパートナーって...合法的に四六時中一緒に入れるわけだ...ふふふッ素晴らしいなァこの世界は!!
《世界は進む》
魔法の解除ワードと共に周囲の景色が動き出した。...そして私は、目の前の超絶美少女の傍に近寄り膝をつき、彼女の手をとり...
「ふふっ...貴女が私のご主人様かな?」
とびっきりの笑顔と自分の中のいい声で、そう確認するのだった...さりげなく手の甲にキスをして...
◆
それから私と私のご主人様、改めてリリィちゃんはお互いに自己紹介をした。
「初めましてッ!!わ、私ッリリィって言います!」
「ふふっ、初めまして、私は...そういえば私の名前ってないんでした...是非、ご主人様につけて頂きたいのですが...ダメ..ですか?」
「ぜッ、全然ダメじゃないですよ!!...そうですねぇ〜じゃあ...ベルサイユ...てどうですか!!」
「ベルサイユ...どのような意味が込められているのでしょう?」
「赤黒の薔薇にベルサイユのばらというものがあるのですが...赤黒の薔薇の花言葉は、決して滅びることの無い愛·永遠の愛というものなんです!!貴女の瞳は綺麗な黒赤色だからッそのぉ〜」
「ふふっ..そんな意味が...とても嬉しいです。ありがとうございますね、ご主人様」
リリィちゃんが一生懸命考えたであろう名前に、つい笑みが零れてしまう...というか、その込められた意味を真正面から受け取ってもいいのだろうか?ならとてつもなく嬉しいんだが...それよりも...
「ご主人様、この馬車はどこに向かっているんですか?」
「それはこの国、カフタート王国の中心地 カフタート城に向かっているんですよ」
「お城?」
お城?...どうしてそんな所に...いや、もうなんとなく理解しているんだが...現実逃避気味にリリィちゃんのステータスを鑑定してみようかな...
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名前:リリィ·カフタート
性別:♀
年齢:10
種族:人族
状態:緊張
Lv.13
HP:250/250
MP:610/610
STR:C
VIT:D
INT:B
MIND:B
AGI:D
DEX:C
LUC:EX
属性:火 風 土 無
【スキル】
剣術Lv.2 火魔法Lv.4 風魔法Lv.3 土魔法Lv.3 無魔法Lv.5
【種族スキル】
繁殖力強化 知恵強化 器用強化
【ユニークスキル】
華炎魔法 天運
【称号】
カフタート王国第3王女·生粋の百合·白百合の姫騎士·天運
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繁殖力強化:繁殖力が上がる
知恵強化:知恵が向上する INTに補正
器用強化:器用さが上がる DEXに補正
華炎魔法:炎を華の形に変化させてあらゆる性質を持たせる魔法スキル 威力が高い
天運:天に愛された運を持つ LUCがカンスト
カフタート王国第3王女:カフタート王国の第3王女であることによる称号 気品を漂わせる 周りに畏怖を与える
生粋の百合:根っからのレズビアン 6歳の時にはそうなっていた
白百合の姫騎士:姫でありながら騎士であることによる称号
天運:天から至上の運を与えられたものに与えられる称号
王女...なるほど、それはお城に行くわけだ。にしても強い...もちろん人類基準ではの話だが...通常ユニークスキルを1つ持っている人でも稀なのにふたつも持っているなんて...天が何物も与えたんだろう...この美少女なら納得である。...てか10歳ですか...10歳でこの胸部とは...
コホンッ!!どうやらリリィちゃんは緊張しているようだ。なんとか緊張を解いてあげたいけれど...
「ねぇ、ベルサイユ...ベルって呼んでもいいかな?」
「はい、ご主人様のお好きなようにお呼びください」
「じゃあこれからはベルって呼ぶねッ♪ それでベル、ベルの能力とか種族ってどんなの?見た目が人族でも召喚されたってことは魔物なんだろうし...」
「そうですねぇ...ではご主人様には包み隠さず私の全てを見ていただきましょう...ふふっ♪」
そう言って少しからかうと、リリィちゃんは顔をタコのように真っ赤にする。...冗談はその辺にして、ステータスを一切隠蔽せずにご主人様に見せる。主従の契約がかかっているのだから命令すれば見ることが出来るというのに...それをお願いとするとは...どうやら私は至上の主に召喚されたようだ...だって考えても見ろ?権力があり、容姿完璧、性格も天使のように優しいようだ。それにこの世界のいい男、いい女の基準の一つである強さも持っている...まさに完璧!!...
などと内心でお祭りをしている間にご主人様がステータスを見終わったようだ...ポカーンとしている..カワイイ!!
花言葉を調べて見ました。 永遠の愛とかこの小説にピッタリですね!!って、すごいテンション上がりました。




