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醒眼族の異世界学園覚醒譚  作者: 天御夜 釉
第1部、第2章 美少女2人に挟まれて、幸せだけれども少し…刺激が強すぎる生活を送っております。
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転生者

PV14,823アクセス、 ユニーク2,854人

誠にありがとうございます!

これからもよろしくお願いします!

「…ふぅ。」


 3時間ぐらいだろうか。

 10試合して8勝してきました。

 『都市国家ポラリス』の賞金は、1勝1000イデアと高かったから。

 ガッポリ儲けることができた。


「お疲れさまー!」


 リンセルが駆け寄ってくる。

 可愛い。

 疲れが一気に取れた気がした。


「今からデート行こ?」

「…マジで?」


 耳を疑う。

 否、疑わざるを得なかった。

 で、デート?


「うん、行こう? 私が半分出すから!」

「なんか申し訳ないな…。…行くか?」


 うん、とリンセルは俺の手を取る。

 …後ろに積み上げられた男の山を見て、鼻で笑ってしまった。

 俺に対して喧嘩を売った、同レベルの連中だ。


 ちなみに、ここでは参加者数が多いためにランク分けされている。

 今はDだけど…。

 15勝でCに上がれる。

 Cで20勝すればBに上がれる。

 Bで30勝すればAだ。

 そしてAで50勝すればS。

 Sを100勝すればSSだけど…。

 どれも5回連続で負けると落ちます。

 SからAとか、悲惨だと思うね…。


「行こう行こう!」


 ね? って言われたらねえ…。















「何処行きたいんだ?」

「んー、何処でも良いよ?」


 …恋人の話ではないかとは思う。

 でも、まだ付き合っては居ないはずだ。

 …付き合っても良いような気がするが。

 うん、明日はアンセルを構おう。


「じゃあ、適当に歩くか。」

「うん! …あのね…?」


 リンセルがいきなりしおらしくなった。

 可愛かった。

 うお。

 嫁にしたい。

 …いやダメだ、アンセルも構ってやらないと。


「今日…朝ね…。凄くうれしかったよ?」

「…そうか。」


 可愛いなあもう!

 …喧嘩しないでくれよ頼むから。

 …ラノベみたいに、簡単にハーレムは作れないようです。




------------------【ウスギリ視点】


「…そこに座りなさい、ウスギリ。」

「…はい。」


 俺…、ウスギリ=ゲンは頷いて高そうなソファに腰掛ける。

 ここは【クレアシモニー学園】の学園長室。

 そして、目の前にいるのは。

 ルギアル・ルート・ルーベル…学園長だ。


「ラン・ロキアス君とはどうですか?」

「そうですね。…精神が不安定です。…アンセリツティア嬢とリンセルスフィア嬢の間なので。」


 学園長は、俺をみて目を細めた。


「ウスギリ、貴方なら彼を任せられます。」

「それはどういう…?」


 意味なのか、俺には分からなかった。

 ランとは、良い友人でありたいとは思う。


「…彼は、この世界の住民ではありませんでした・・・。」

「でした?」

「はい。…おそらく、異世界からの転生者でしょう。」


 耳を疑った。

 転生者。

 聞きなれない言葉だよ、全く持って。


「でも、何で…?」

「分かるか、ですか?」


 学園長は、含み笑いをした。


「彼が【卓越者ゼニス】で、この世界に知識がない…つまり、記憶喪失を装っている・・・・・からですよ。」


 …恐ろしいことを聞いたな。

 …でも、俺は態度を変えるつもりはないけどね。


「…わかりました。…彼のことは任せてください。」

「ええ。」


 そういって、俺は席を立つ。

 気持ちは、正直言って微妙だった。

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