23/87
第二十三話 ボーイズトーク
女子会が進行中のお昼過ぎ、部活を終えた遼は一成と平を呼び出し学園近くの公園にきていた。
「なんか今日女子会やってるみたいだね」
「詩織がそんなこと言ってたな」
「へぇーガールズトークで盛り上がってるんだろうね」
三人はアイスを食べながら並んでブランコに座っている。
「俺達も男子会する?」
「なんだそれは……」
「ボーイズトークってとこか」
……
…………
………………
「なあ一成。お前詩織ちゃんと」
「教えん」
「いいじゃんそこは腹割って話そうぜ」
……
…………
………………
「夏休みなんだし何かやりたいな」
「例えば?」
「ナンパか!?」
……
…………
………………
「例えば、ね、新しい挑戦?」
「免許取りに行くか?」
「お、それいいね!」
免許か。今年だと中型二輪つまりバイクの免許が取れるのか。ちょうど三人とも誕生日が過ぎ十六歳になっていた。
「でもバイクって危なくないか?」
「危ない運転するのか?」
「篠崎、それはよくないぜ」
危険運転や暴走行為は犯罪です。みんなもやったらダメだよ。
「じゃあ免許取りに行きますか!」
「俺は予備校の夏期講座があるからパス」
「俺も部活で遅くなること多いからパス」
……
…………
………………
「帰るか」
「そうだな」
「これがボーイズトークか」
三人はそれぞれ帰宅するために公園を後にした。




