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少年少女探偵団  作者: 山中建一
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スポーツ万能テストはいつも三桁の平凡な中学生、桜本 修斗が平凡じゃなくなるかも…!?

僕は授業が終わると真っ先に家へと向かう。僕は中学二年生、桜本修斗。平凡な中学生だ。僕はクラブや塾にも行ってないし、行く気もない。だからいつも外へ行ったり暇つぶしをしている。

とはいっても僕も来年で中学三年生。外に行って遊ぶのもなんだか子供っぽいし、最近暇なのだ。

そこで今流行ってる(自分の中で)のは、街をぶらぶら歩いて外の世界を見わたすことだ。学校の誰にも言っていないのだが、この前まで僕は部屋に閉じこもってpcゲームや授業の復習などをしていたのだ。

いつものように家に帰り、さっそく着替えてヘッドホンをつける。これがいつものスタイルだ。…う〜ん、今日も春風が気持ちいい。

いつもの道を歩いていると、なんだか違和感を感じたので足を止めた。その方向を見ると、いつもはみかけないカフェがあった。

【カフェIN】?こんなのあったっけか?と思いながらも僕はその店へ入ってみることにした。中は意外と綺麗で店員さんが笑顔で「いらっしゃいませ。」と言い、頭を下げた。

僕は反射的に頭を下げると一番奥の席へと足を運んだ。

窓を見るとクラブや居残りで学校にいた生徒たちが友達としゃべりながら道を歩いている。

僕は適当にメニューの中から選ぶと、店の中をぐるりと見回した。よく見れば見るほど中は綺麗で、ステンドグラスが太陽の光で輝いている。その店には客がほとんどいなかった。いるのはクマのぬいぐるみをだいた四、五歳くらいの女の子だけだ。

親はトイレか何かかな?と思い、先ほど運ばれてきたミルクティーをストローで大事に飲む。ところが三十分くらい経っても女の子の親は出てこない。おかしいなと思うと同時に僕の足が勝手に動き、気がつけば女の子の前に立っていた。僕は気まずくなって思わず、

「お母さんやお父さんは?」

と聞いてしまった。すると女の子は、

「お兄ちゃん、気をつけてね。」

と言って店を出てしまった。

なんだったんだろうと思いながら会計を済ませていると、店員さんが

「あの女の子はここの店長さんの娘なんですよ。だから気にしないでくださいね。」

と言って笑顔で「ありがとうございました。」と言われ店を出さされた。

僕はそのあと疑問がありながらも徐々に意識が薄れていき、しだいにはベットの上で眠っていた…。


僕ははっと目を覚ました。慌てて時計を見る。七時半、良かった、まだ間に合う。僕はトーストをかじりながら宿題をやっていた。そして家を出る。家を出ると友達が「おっす〜、桜本。」とか、「おっはよお!」

とかの声でいっぱいだった。

学校に着き、席に座る。ぼ〜っと窓の外を眺めていると、

「おはよう、修斗。」

と上から声がした。顔を上げるとそこに立っていたのは学校でも仲が良い木村和也だった。和也は昔からの幼馴染でもあり親友で、僕はAクラス、和也はBクラスなのだが、いつもAクラスに来ている。

「何か考え事でもあんのか?いつもと違うぜ?」

「え?まあ、くだらないことなんだけどさあ…。」

と言って昨日あった出来事を話した。

「なるほど…、でも俺的には別に考えなくてもいいんじゃねぇの?だって店は最近で来たと思ってればいいし、女の子は店長の娘なんだろ?なら、話が早いじゃねぇか。女の子は退屈で店に来たんだろ。」

と、簡単に話をまとめられてしまった。本当にそれでいいのかな…?

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