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人生終了
「終わった…。」
長年疑問も持たず惰性で続けていたフリーター生活に終止符を打たれた。
以前から話には出てきていたが所詮噂だろうと決めつけていたのだが、遂に私が勤めていたコンビニが閉店したのである。
私は勿論他店へ移動させてもらえると思ったのだが、結局学生がやっても同じようなことしかしていなかったことと、年齢も嵩を増してきていることを理由に解雇された。
年齢もつい先日誕生日を迎え三十路になっている。
この年齢になるとコンビニの夜勤バイトとしての経験しかない私には再就職先を探すのは厳しいだろう。
将来に希望などはとうに持ってはおらず過去には想像もしていなかった自分がホームレスになるであろうと言うことが現実味を帯びてきている。
「いや、もう一つ手段があるか。」
恐らく最も愚かであろう手段が。
幸いにも近くにはその手のことで有名になっているスポットがある。
良くも悪くも思ったらすぐに行動しなければ気が済まない性分も手伝い、車のキーを乱暴に手に取り愛用している軽自動車に乗り込んだ。




