第8話
今まで更新できずに申し訳ありませんでした。
ここで長々とかくのもアレなので後書きにて。
「なぁ、お前そんなネックレス付けてたか?」
「あぁん?気安く話しかけないでくれる?」
ただ気になったから気兼ねなく話しかけたら気安く話しかけるなと言われた。
不憫な男、ハルトマンである。そして辛辣なエリカ。
普通なら気が詰まって話しかけないがハルトマンは気を悪くするエリカに気を落とすことなく、答えを聞かないと気が済まないのかまた質問をする。気が知れない。
「はぁ、ハルトマンとは本当に気が合わないわね。そんなに気になるなら答えてあげる。タイチョーに貰ったのよ、いいでしょう?」
「タイチョーってニックさんか?ニックさん彼女がいないからってこんな女に手を出すなんて気が気でないぜ」
「気に食わない言い方ね。あなたこそもう何年も彼女が出来たことないじゃない。ハゲたのはそのストレスのせい?」
「ぶふ!随分と酷い言いようだなエリカ」
話を聞いていたニックが吹き出した。
ハゲじゃなくてスキンヘッドだと呟いているハルトマンを無視してニックは話を続けた。
「そのネックレスは確かに僕がプレゼントした物だ。だが、ちゃんと理由があってだな」
いつの日かルークを追いかけるのに付き合わせたお詫びとしてエリカはニックに対してなにかプレゼントしてとお願いしたそうだ。大まかなお願いだ。
一通り説明したニックがパンと手を叩いて隊員に呼びかける。
「さてさて、試合始まりますよ。気を引き締めていきますよ!」
少し大きめな声で統率をとるニック。
「は~い」
「ういっす」
「……」
バラバラの返事に気が抜けるニック。
「うぅん…。気の入れ方は各々に任せる」
「始めるぞ!両隊、準備はいいな!」
ゲルマンディ軍曹は訓練所に轟く声で叫んだ。
「うちはおっけーですよー」
「第三小隊、準備完了です」
同じ軍隊のはずなのに返事がまるで真逆である。
「それでは!試合開始ぃ!」
地響きでも起こる勢いで叫んだゲルマンディ軍曹の声で試合が始まった。
前書きでも言った通り、更新出来ずに申し訳ありませんでした。
確かにちょっとリアルのほうが忙しかったってのもありましたが最大の理由を言います。
パスワード忘れてログインできませんでした(てへぺろ)
これからは暇があれば極力書いていくので応援のほうよろしくお願いします。
ちなみに今回はほんのちょっとの遊び心で「気」という漢字を気持ち多めにしてるんですが気づきましたか?くだらないですね、ごめんないさいw