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推理と魔法とビニール傘と。  作者: まっそー
13/17

第12話

更新が大変(もの凄く)遅くなりました。

ごめんなさい。

~とあるトレーニングルームにて~

「一機目が破壊されました。派遣させて一時間足らずです」

右の頬に大きな傷のある2メートル弱の男の前で、細身な男が跪き震えた声でそう言った。

「そうか…」

何キロかわからないが、とても大きなバーバルを上げ下げして筋トレをしている男は滝のような汗を流しつつも、その受け答えからは辛そうな感じはしない。

そしてそのバーベルを床に置いた。バーベルはガシャンと音を鳴らして床に横たわる。その音からしても重量が相当のものだったと察しれる。

「それだけか?」

バスタオルで汗を拭きながらその男がどこか呆れたように言う。報告に来た細身の男は怯えた声ではいと答えた。

「わかった、報告ご苦労。下がっていいぞ」

大男はそう言ってトレーニングルーム端にあるドア ~扉にはシャワー室と書いてある~ に向かって行った。どこか笑っているようにも見えた。


~アルティーナ王国13番地軍事施設内第一会議室~

数日後

会議の内容は彼らを驚かすには十分すぎる内容だった。

数十年前おきた隣国セレナント帝国との大戦からずっと平和だったこのアルティーナ王国に不信は人物が紛れ込んでいるという内容で、現段階で政府や軍が把握しているは少なく強いて言うならその不審者は数日前から目撃されていて、フードを深く被ったロングコードを着ているらしい。何かをキョロキョロと探しある程度時間が経つと路地裏に消えていくと言われている。

「発言よろしいでしょうか」

手を挙げたのはニック。いつもは無気力でふざけているのに今日に限って軍服をしっかり着ている。正直似合ってはいない、がそれでもニックが軍服を纏うのはこの会議が緊急で重要で早急に片づけなければならない案件だからだ。

「いいだろう、ニック」

会議室の長く大きい机の一番奥に堂々と座っている白髪の老人。十分長い白髪より長い髭はもみあげと繋がり髪の毛と髭の境目をわからなくしている。この老人はアルティーナ王国の軍を率いる人、簡単にいうと軍で一番偉い人である。数十年前おきたセレナント帝国との大戦で偉大なる活躍をした者に渡される称号『Quell the war(クウェル ザ ウォー)』を手に入れた人で、この称号は今まで殉職してしまった人に贈られていた。それを生きているうちに手にした者がこの老人『アレクサンドラ・ボードン』総司令である。

「目撃者から送られたその写真、写っているのは問題の不審者ですよね?」

ニックは焦りながらも丁寧に、情報が間違わないよう ~だが、どこか間違いであって欲しい様な表情で~ 質問をした。

「いかにも、その不審者である」

アレクサンドラ総司令はニックが何を考えているかが解っている様な表情と返答だった。そしてそのニックが続けて質問をする。

「では、その不審者のコートの右肩の部分ですね、その貼られているワッペンはセレナント帝国のエンブレムで間違いないですよね…?」

そう、いくら平和な国アルティーナとて不審者は今までにもいた。窃盗犯や誘拐犯など。それだけだったら彼らアルティーナ軍人なんて驚かないし、そんな事だったら警察が処理をする。

だが、今回のケースは警察なんかじゃ処理できない。彼ら軍人が動揺するレベル、例えばセレナント帝国が攻めてきたとか。そういった内容なのである、今回の会議は。

「いかにも、セレナント帝国のエンブレムで間違いないだろう」

アレクサンドラ総司令のその一言で会議室がより一層騒めいた。無理もない。数年前のあの日、いや数年前のちょうど今日。記念すべき終戦の日。結ばれた両国平和協定。その協定がこの画像一つで脅かされているのだ。

「これはセレナント帝国からの宣戦布告と受け取ってよろしいのでしょうか?」

ニックが力んでクシャクシャになった手元の資料 ~その不審者の写真~ に大粒な冷や汗を一滴垂らした。

「いや、くだらないイタズラの可能性もある。その不審者に大きな動きが無い限り、我々も迂闊に動かない方がいいだろう。今は様子見としよう」

アレクサンドラ総司令の顔にも若干の焦りが見えた。

前書きでも謝罪した通り、更新が遅れすみませんでした。

理由をいいます。モンハン楽しい。ゆるキャン△最高。以上。

これからは頑張ります(三度目くらい)

最低でも週2で更新し(たいと思ってい)ます。

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