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スタティオン  作者: quklop
”fautht” 若かりしあの頃の彼女と冷たい鉄格子
92/120

72"hacktyurlha"

佐上を探さなきゃな。

しかし、手がかりが何一つ無い。

とりあえず、アジトに向かった…のだが、

「うへぇ」

廃屋の前に止められた3台のパトカーらしきもの。

紺色の制服を身に纏った警備隊員たち。

彼等はこっちが不法侵入で訴えたくなるくらい乱暴に、アジトの中を引っ掻きまわして何かを探していた。


恐らく青田がアジトの位置を漏らしたのだろう。

裏切りものながら良い仕事っぷりだ。


「探せ! 女だ! 二人居る!」

非常に不味い状況になっているようだ。

だが、近づきたくてもこれでは近づけない。


ドラム缶の影で一体どうしたものかと悩んでいると、突然後ろから肩を掴まれた。

咄嗟の反応で振り向き様に裏拳を繰り出す。

しかし、拳は空を裂いただけで、何の感触も返さなかった。


「シーっ。

彼らにばれてしまいますよ、嘉賀さん」

そこにはとりたてて特徴の無い、強いて言えば特徴が無いことが特徴に挙げられる男がいた。


そのまさしく鈴木といった感じの平凡な顔立ちの男の名は…

「あ、もしかして忘れられてます?

鈴木です。

ほら、同じ会の」

やはり鈴木だった。


「それにしても大変なことになってしまいましたね。

青田さんには、昔私の絵を描いて頂いたり本当に良くして頂いておりました。

なのにどうしてあんなことに…。

あ、そうだ」

鈴木の目が、一瞬ただの鈴木ではありえないような光り方をした気がする。

いや、気のせいだろう、彼は鈴木なのだから。


「一つお芝居をしてみませんか?

あ、大丈夫ですよ、嘉賀さんにはとても簡単な役をして頂きますから」

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