表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スタティオン  作者: quklop
”fautht” 若かりしあの頃の彼女と冷たい鉄格子
71/120

51 ”yahuckai-nyiemrlikozaghx”

俺は何がしたいんだろう?


俺はこの世界がそろそろ終わることを知っている。

終わることを止める方法なんて知らない。

俺の周りの小さな世界を救う方法はあったらしいが、それももう失敗してしまった。


俺は生き残って次の世界へと行くのかもしれない。

だが、今俺がいるこの世界には何も残すことは出来ない。

この世界から何かを持っていくことも、きっと出来やしないだろう。


だったら、刹那的に生きざるを得ない。

今が楽しけりゃそれでいい。

そんなふうに残りの数日間を生きるのが、最も効率の良い正しい生き方のはずだ。


俺は、今、楽しいのだろうか?

わからない。

何が大切で、何をしてはいけなくて、何はどうしてなんなんだろう?


「眠れないのかい?」

ゾッと背筋に悪寒が走る。

「耳元で喋るな、気持ち悪い」

「お褒めいただき、どうもありがとう。

それにしても、妖怪眠り小僧の名が泣くね」


妖怪眠り小僧。

俺がまだ大学に在籍していた頃のあだ名のうちの一つだ。


バイトして、帰って、ブログを更新して、ネトゲして、学校行って、学校で寝て、帰らずにそのままバイトして、由紀乃の家に寄って、帰って誰もいない家の中で適当に飯を食らって、そしてまたバイトをする。

あの頃はそんな生活を送っていた。


なんだかんだで、あれも楽しかったのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ