00 はじまりの始まり
初投稿です。
おかしなところがあっても温かい目で見てほしいです。
このお話はあらすじのようなものです。
ここは崖の上にある大きな古城。
背後には月の光を受けて輝く海があり、不気味ながらも美しい世界が演出されている。
いつもは人一人おらず、中にいるのは蜘蛛と鼠、あとホコリだけの古城だが今日は違った。
古城の中では絢爛な衣装を纏った美しい『花』たちが、眩い光の中舞っていた。
大きなシャンデリアが宝石のような輝きを放ち、『花』たちのドレスに反射する。
光り輝くドレスもまた、周囲を美しく照らす。
『花』たちもそれに呼応するかのようにひらり、ひらりと舞う。
ある種、最も美しくて完璧な世界がそこにはあった。
―それを蔑むような眼で見るものが一人。
顔全体を覆う白い仮面をつけているので性別は判別できないが、体格からしておそらく男だろう。
「馬鹿らしい。」
彼はモニターの光だけが部屋を形作るような暗い暗い部屋で豪奢な椅子に座り、ひとり呟く。
モニターに映される眩い世界と彼のいる薄暗い部屋はまさに対照的でその差がひどく空虚に思えた。
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はじめましての皆様方ははじめまして、それ以外の淑女紳士諸君はこんにちは!
はるばるこの会場までご足労頂き、誠に感謝しております。
ここはこの世で最もえらーい王様の伴侶、つまりはお妃さまを決める場所!
こん選別はこのような会場になっております!
以前は数世紀前からある闘技場、その前は古代の庭園で開催されたこの選別。
今回はなんと!王国成立前、旧王国の時代からある、とある大貴族の城が舞台!
このお城には罠や不可解がいーっぱい!聞くだけで血気盛んな紳士淑女諸君はたちはワクワクするでしょう?
ここで闘う美麗な花たちはぜひとも、この城のすべてを活用して自分自身を魅せてほしいな。
健闘を祈るよ!
前口上はここまで!
この闘いが美しく、鮮明な思い出になることをを祈って!
さあ、美しい花たちによる舞闘会の始まりだ!
あるものは自分のために
あるものは愛のために
あるものは平和のために
あるものは約束を果たすために
また、
あるものは平穏を渇望み
あるものは世界を呪い
あるものはすべてを憂い
あるものは運命に抗う
目的は違えど皆等しく欲を抱いてこの闘いに臨む。
果たして誰が勝利を掴むのだろうか。
乙女たちの感情が交錯する闘いが今始まろうとしていた。
さあ、咲き誇れ!
読んでくださり誠にありがとうございます。
筆者は多忙ゆえ更新頻度が遅いと思いますが、よろしければ続きも読んでいただけると光栄です。
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