廃美術館
(最近霊感が増してきていた。原因に心当たりがないが、二度見をすると霊は姿を消してしまう。幻覚かもしれない。それでも、時々僕の視界に霊の姿が映るようになったのは確かだ。)
そんな状況を告げることができないまま、僕は大学の友人が企画した夏合宿での肝試しの誘いを許諾してしまった。
物語は宿から廃美術館に向かう途中の会話から始まる。
そんな状況を告げることができないまま、僕は大学の友人が企画した夏合宿での肝試しの誘いを許諾してしまった。
物語は宿から廃美術館に向かう途中の会話から始まる。
不器用
2019/03/05 22:52
(改)