僕は君に振られ
趣味で書いてます
文章力無いのは阿保だからです。
それでも良ければどうぞ
( ゜д゜)ポカーンと残された間宮と今泉。先に口を開いたのは...
「ご、ごめんね?」
間宮だった。
「いやいや!間宮さんが何故謝るのですか!」
「ほら、響にさ告白したのに返事返してないからさ」
確かに。でもねぇ…
「いやでも、あの感じだと答えはNOですよ。きっと」
と言うと二人は黙る
...間宮さんと二人とか気まずい
「ねぇ」
「は、はい!」
「響の笑顔を見たって本当?」
と間宮は言う。
本当だ。あの、銀髪で長髪なのは西園寺さんだけだ。
「はい、そうですけど…?」
と言うと間宮は西園寺の行動に理解したような顔をした。
「今泉君」
「はい?」
「あの子のこと本当に好き?」
決まっている。もちろんYESだ。
「もちろんです、好きですよ!」
「そっか」
?なんだこの質問は。
「私が今泉君に協力して、響と付き合わせるようにしてあげるって言ったら乗ってくれる?」
今泉に真剣な顔で問う間宮
間宮さんが僕に協力?
「僕は西園寺さんが付き合ってくれるなら乗りたいです」
でもと言って今泉は続けて言う
「間宮さんはどうして西園寺さんとくっつけようとするのですか?」
すると、間宮は笑顔で
「響もさ、私だけじゃなくて他の人と仲良くして欲しかったのよね」
なるほど。確かに西園寺さんは間宮さんとしかほとんど絡んでないな
「でも、なんで僕なんですか?他なら、女子同士の方が仲良くしてくれそうですけど」
「いいえ、そうでもないのよ」
何故だ?確かにツンツンしてはいたが、女子同士で仲良くなれないわけが他にあるのか?
「このクラスの女子はあまり響を良いようには思ってなくてね」
「なぜです?」
...間宮は暗い顔で言いづらそうに言う
「響に絡みに行った人が話かけたそうなの。でも響は表情一つ変えずにそっぽを向いて相手にしなかったのよ。それが原因でクラスの殆どの女子は響を避けるようにしてるのよ...響は私がいるからそれでいいって言ってるけど、私は響の隣にいつもいれるとは思わないのよ。だから私がいない時に今泉君が響の心の拠り所になって欲しいの」
...西園寺さんらしい対応である。確かにそんなことされたらいい気分じゃない。でも、西園寺さんの隣いてあげたい気持ちもある。だから
「わかりました。協力お願いします」
そう言うと間宮の顔はパァアと顔が明るくなり笑顔を見せる
「ありがとう!じゃあこれから宜しくね!」
「はい、こちらこそ」
会話を終えた2人は校門に向かい、帰り道が一緒だったので一緒に帰ることにした。お互い電車通学で途中の駅まで一緒だった。どう、響を振り向かせるかの話をしながら電車に乗り、電車に揺られること4駅で間宮が降りる駅になりまた明日といい降りる際に間宮は顔を近づけ耳元で
「響を何があっても救ってね」
そう言って降りて行った。背筋がゾッとした。あの時の顔は本気の顔だった。そして心の中で、
『西園寺さんの近くに居て、力になりたい』っと
~今泉家~
家に帰り夕飯を食べ、お風呂に入り、ベットにうつ伏せになるように倒れた。
...今日は色々あったな。いつもより疲れたなぁ、でも西園寺さんにそんなことあったなんてな。でも、僕に西園寺さんの力になれるかな...いやなってみせる。そして、もう一度あの笑顔を見たい。間宮さんも協力してくれるって言ってくれたし、頑張ろう。
「あの告白やっぱり恥ずかしかったなぁ...」
とベットの上で顔を赤くし、ジタバタする。そしてジタバタしているうちに疲れ寝てしまった。
・・・
夢を見た。それは僕と西園寺さんが手をつなぎ楽しそうに会話する。夢から覚めたくなかった...が
「亮介!遅刻するわよ!」
と母さんの声で起きてしまった。
歯を磨き、顔を洗い、朝ご飯を食べ、着替え、学校の準備をする、そして駅へ。
ふと気づく、
今日からどんな顔で西園寺さんに顔合わせればいいんだ!?あっでもほとんど顔合わせないし大丈夫か?...学校行くの怖くなったなぁ。
そんなことを思いながら電車を待つ今泉だった。
特になし




